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個人的プレイリストのライナーノーツ

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とあるプレイリストにまとめた曲を、一曲ずつ触れていく。 ごく私的な記録。
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2022年5月の記事一覧

M6.青い天国

最初に好きになったバンドが雑誌GiGSで対談しているのを読んでOKAMOTO'Sを知った。

当時の自分は、好きな人(バンド)の関わったものは好きになる必要があると躍起になっていた。一聴してピンと来ずとも、ピンとくるまで聴いた。いくらでも。
(OKAMOTO'Sの場合は一聴して好きになったけど。)

初めて聴いたのはメジャーデビュー盤の『10's』。次いでセルフタイトルの『OKAMOTO'S』、リ

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M5.ええねん

ウルフルズは特に意識せずとも知っているポピュラーバンドだった。特に好んで聴いていたわけじゃないけれど、『ガッツだぜ‼︎』『バンザイ』だけ知っているという感じ。
そもそも、自分が能動的に音楽を聴き始めた時にはウルフルズは活動休止、バンドメンバーはそれぞれがバラバラに活動していた。フロントマンのトータス松本はソロ活動と役者活動を並行して行っている時期だった。

ロックンロールショーにトータスが出ていた

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M4.セロリ

山崎まさよし『セロリ』。
先に聴いたのはSMAPのカバーだった気がする。

山崎まさよしで最初に聴いたアルバムは『ONE KNIGHT STANDS』。武道館での音源を収めたライブ盤。やっぱりこの頃はライブ盤があればライブ盤から聴いている。
当然ながら、プレイリストに入れたのもこのアルバムバージョンの『セロリ』。

山崎まさよしを意識したきっかけは忌野清志郎と2人で演奏している映像を見たこと、その

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M3.歩いて帰ろう

M2.に引き続き、忌野清志郎を起点に2012,3年現在に引き返す形で聴き始めた斉藤和義。

最初に聴いたのは多分ポンキッキなんだけど、流石に記憶にはなく。(幼稚園にも入ってなかった)
意識して聴いたのは丁度2011,2年くらいだったと思う。2011年に反原発の歌を歌ったことや、2012年の紅白で『NUKE IS OVER』と書いたストラップのギターを提げていたことは覚えている。更に1年前の2010

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M2. マシマロ

ここからM.5までは順不同に同時期に聴いていた曲たち。

M.1のあたりをきっかけにRCサクセションや忌野清志郎、タイマーズを聴き始めていた私。
ちょうどその頃、忌野清志郎追悼イベントが多く開かれていた。例えば、日本武道館で開かれていた(後期は中野サンプラザ、ラストは野音)『忌野清志郎ロックンロールショー』など。2012年と2013年、少し空いて2017年のロックンロールショーは学校帰りに観に行っ

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M1.キモちE

ごく個人的なプレイリストの、ごく個人的なライナーノーツを、ごく個人的に。

1曲目より前にも色々と経緯はあるのだけど、そこはまたどこかで。

RCサクセション『キモちE』を知ったのは、フロントマン忌野清志郎の死後だった。
2009年にフジロックで催された忌野清志郎追悼ステージにて、好きなバンドマンがカバーしていたことをきっかけに知った。

それまでの自分は古い音楽(自分の生まれた年に対して)にも、

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