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お茶にまつわる言葉①

皆さんはお茶にまつわる言葉をきいたことがありますか?

お茶は日本人の文化に古くから根ざしています.そして,お茶にまつわる言葉は今でもなお,使われます.今回はお茶にまつわる言葉を4つ紹介します.


Ⅰお茶の子さいさい


お茶の子さいさいとは,お手軽で簡単なことです.「お茶の子」とは,お茶に添えて出される軽いお菓子のことで,おなかにたまることがないことから,簡単に片づけられる物事をいいます.ここにつく「さいさい」とははやし言葉です.はやし言葉とは特別意味のない無味な言葉です.例えば,みなさんご存じ,ソーラン節でいう「ソーランソーラン」という掛け声です.


Ⅱお茶を濁す


お茶を濁すとは,適当にその場を取り繕いごまかすことです.
語源は,茶道に詳しくない人が,抹茶に似た濁ったお茶を淹れて抹茶に見せかけたことからきています.


Ⅲ茶柱がたつ


茶柱がたつとは,茶碗の中でお茶の茎や茶軸が垂直に立つことで,非常に珍しいことから縁起物とされます.しかしながら,現在の選別方法と,精密な網の張られた急須では茎が茶碗に出ることがほとんどなく,茶柱を見かけることもほとんどなくなってしまいました.


Ⅳ日常茶飯事


日常茶飯事は,日常茶飯とも呼び,お茶やごはんのような,ごくありふれたことを言います.

ここまで,お茶にまつわる言葉を4つ紹介しました.お茶が身近にある環境であるがゆえにこのようにたくさんのお茶にまつわる言葉が生まれてきました.日本人とお茶はきっても切れない関係にあります.

と同時に,英語でもお茶に関することわざや格言が多く存在します.こちらも後々紹介します!

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