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多拠点生活を経験してよかったという話

こんにちは
文章で食べていくことを目指して練習中の歩人です!

今日は多拠点生活についてお話ししたいと思います。

多拠点生活とは

突然ですが、皆さんは多拠点生活という言葉をご存知でしょうか。
多拠点居住なんて言い方もあります。
noteで記事にされている方も多いので、ご存知の方も多いと思いますが、多拠点生活とは、定住せず旅するように住む場所を変える生活を指しています。

もちろん二拠点生活のように、定まった複数箇所を移動して住むライフスタイルもあります。
私が経験したのは住まいのサブスク「ADDress」と「LivingAnywhere Commons」を利用した多拠点生活です!

どちらのサービスも、日本全国にある拠点を月額制で利用できるサービスです。
拠点数に違いがあったり、ADDressは民家を利用したこじんまりした拠点が多く、LACは比較的大きな施設などが元になっていることが多いといった違いもあるので、多拠点生活に興味がある方は、自分に合ったサービスを見極めるのがいいかと思います。

大学生が多拠点生活をしてよかったこと

私が多拠点生活をしたのは大学4年生のとき。
多拠点居住をテーマに卒業論文を書いていたので、就職活動を終えた段階で実際に経験してみることにしました。

多拠点居住をしてみて、一番よかったと思うのは
人生観を相対化できたということ。

高校生になるくらいまで、ぼんやりとある程度決まった人生を歩むものだと思っていました。
大学を卒業し、一般企業に就職し、結婚し、家庭を作り、、、
といったところでしょうか。
もちろん他の生き方があるということはわかっていましたが、私の中で現実味がなく、別の世間の人の話だと思っていました。

大学生になり、大学での学びや海外留学の経験から、多様な価値観や人生観はより身近な存在になりましたが、どうしても自分ごとにはなっていませんでした。

そんな中で経験した多拠点生活。
年代も、職業も、育った環境も、目指しているものも違う、本当にいろんな人と出会って交流しました。

自分がしたい働き方を実現するための準備をしている人

バンライフで気ままに各地を転々としている人

ひとり身になり、人との縁を大事にしながら自分がしてみたかった新しいことにチャレンジしている人

ビジネスのきっかけを探している人

決まった複数の拠点を行き来している人

結婚はしていないけれど、二人でいろんな場所で生活をしているカップル

交流が多いサービスなので(もちろん無理にする必要はありません)、自然と今何をしているか、今後どうしたいか、これまでどんな人生を歩んできたかといった話をし、実際にその人が目の前にいることで、自分がそういう人生を歩むかもしれないという想像できました。
なにせ同じ空間に、隣にそう生きている人がいるのですから!

今に生きている多拠点生活の効果

多拠点生活を通して人生観を相対化することに成功した私。
先日の記事で、適応障害になったという話を書かせていただきましたが、そんな状況の今、多拠点生活をしておいて良かったと感じています。

それはなぜか。
会社員以外の仕事をしている自分を想像できるからです!
もちろん、不安がないわけではありません。
なにせまだ会社員を辞めたわけではないし、今すぐ辞めるかと言われるとそうではないからです(カメラを買って、一人暮らしを始めるまでは耐えようと思っています)。

でも、今の生活がすべてではないこと、私にも別の生き方ができるという根拠のない自信を、多拠点生活は植え付けてくれたような気がします笑

多拠点生活は、他人によって合う合わないもあるし、そもそも興味すらないという方も多いと思います。

ですが、もし、少しでも興味があって自分と環境が許すのであれば、体験する価値はあると思います。
ADDressもLACもライトに利用できるプランがありますので!(このサービスの回し者ではまったくありません笑 ただ大好きなだけです!)

今日は多拠点生活の話をさせていただきました。
今日も読んでくださりありがとうございます。

それではまた明日!

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