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赤坂の書店「双子のライオン堂」、コーヒー店「豆虎」ー休日さんぽ

東京・赤坂にある書店「双子のライオン堂」さんと、コーヒー店「豆虎」さんに行ってきました。

土曜日の休日、「ちょっと出かけたい気分だけどどこ行こう」と思ったとき、前から巡りたいと思っていた小規模な書店や古書店を訪れてみようと思いつきました。

yuki otaさんのこちらの記事を眺めていて、名前からして気になっていた「双子のライオン堂」さんに目に留まり、行ってみることに。

開店時間の15時ごろに到着。

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ブルーの分厚いドアは、開店時間になったら開かれるのかな?と思ったのですが、お客さんが開いていいそうです。

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ドアが本型になっている♪

「選書専門書店」とのことで、どんな本屋さんなんだろうと思っていました。

ドアを開くと、土間から靴を脱いで段差を上がり、スリッパに履き替える、アットホームな造りになっています。
入り口からは店員さんが見えなくて、「こんにちはー」と言いながらおそるおそる入りました。

すぐに目の前に本棚が広がっており、目移りしてしまいます。

色んなジャンルの本がありましたが、サリンジャー、プルースト、カフカなど、海外の文豪の本が目につきました。他に新書、絵本、韓国文学などなども。大手出版社の本もありますし、小規模出版ぽい本も目につきました。

古本屋さんの雰囲気がありながら、今の時代や空気を感じました。内装がきれいで落ち着けます。

在店中、お店の奥からラジオのように喋っている声が聞こえていて、なにか録音か配信をしているのかなと思っていました。そのうちに店員さんがお一方出てこられて、聞いてみたら読書会をされているとのこと(オンラインなのかな)。
店内には所々丸椅子が置かれており、荷物を置いていいと親切にご案内くださいました。じっくり本を選べて助かります。

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購入したのは、オノツバサさんの詩集、韓国文学の短編、タバブックスの雑誌「仕事文脈」。
一般書店ではあまり出会えなさそうな3冊を連れて帰りました。

後で調べてみると、こちらのお店は2003年にネット古書店としてスタートし、2013年に文京区白山で選書専門店として実店舗をオープンした後、2015年に港区赤坂に移転したそう。
作家や批評家をはじめとした方々が選書をしているそうです。

店主さんは『本の雑誌』で「版元パラダイス」という連載をお持ちとのこと。たまたま夫が3月号を持っていて、読むことができました。

その連載記事では、本屋さんを運営する出版社さんが紹介されていました。逆に本を出版する本屋さんも増えているとのこと。本屋さんに勤めてみたいので、なんだか夢が広がるなあ。
「双子のライオン堂」さんも『しししし』という文芸誌を出しているそうで、こちらも読んでみたい。

Instagramnoteはこちら。)

千代田線「赤坂」駅(徒歩5分)のほか、銀座線「赤坂見附」駅、銀座線・南北線「溜池山王」駅、日比谷線「六本木」駅も徒歩圏内のよう。

営業時間は、水・木・金・土曜日15:00~20:00、日曜日は不定期とのこと。最新情報は営業スケジュールにて。

オンラインショップもあり、こちらのセレクトも気になります。

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本屋さんを出た後、夫とお茶でもしようかということに。
カフェインレスドリンクのあるお店が良かったので、「赤坂 ノンカフェイン」で検索し、出てきた記事に載っていたお店に行ってみました。

「注文焙煎 豆虎 赤坂焙煎所」さん。

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たのしげな店構え。小ぶりな店内ながら、何席か座れるようになっていました。

わたしは目当てのカフェインレスコーヒーを注文。パウンドケーキも頼み、夫と分けっこしました。

ああ、久々のコーヒー!口当たりは香ばしく普通のコーヒーのよう。後味はあっさりめで、デカフェ感を感じるかな。

ブラックコーヒーは甘いものがあると尚おいしいなと、しみじみ味わいました。(ちなみに、パウンドケーキは部分的に洋酒が使われているよう。)

そしてカウンターに置いてあった本の中に、先ほど本を購入したオノツバサさんの別の詩集を発見。不思議な繋がり。


イートインメニューはドリップコーヒーで税抜300円と嬉しい価格帯です。

他にも「モカリッチソフト」やコーヒーゼリーなどの冷たいデザートや、「にくきゅうフィナンシェ」などの焼き菓子もあり、もっと頼みたかった。。

こちらのお店は「本格的なガス火の焙煎機を使用し、オーダー毎に生豆を焙煎する取り組みを行って」いるそう。そうなんだ、見てなかった。。


「双子のライオン堂」さんからは(Googleマップでいうと)徒歩9分。近くはないですが、赤坂駅を通り過ぎた先にあり、駅とは徒歩3分の距離なので、赤坂駅を使うなら行きやすいかと。

お茶する場所としては、他に「双子のライオン堂」さんの近くにカフェバーがあり、居心地がよさそうでした。
コーヒードリンクの価格帯は500円以上だったかな。

他には「双子のライオン堂」さんから赤坂駅までの間に、カウンター席の小ぶりなコーヒースタンドもありました。

コーヒーと干し芋を提供している珍しいお店。

なお、タリーズコーヒーなどのチェーン店も駅近くにありました。

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普段あまり足を運ばない赤坂の街ですが、今回訪ねた辺りはイメージしていた「大人の街」という雰囲気はなく、落ち着いた場所でした。

面白いお店に行けて満足な休日になりました。どちらのお店もまた訪れたいです。

最後までお読みいただいて嬉しいです(^^)/