月描零

はじめまして。 絵とか文とかすきです。 仕事では硬い線ばかり引くせいか、プライベートで…

月描零

はじめまして。 絵とか文とかすきです。 仕事では硬い線ばかり引くせいか、プライベートではやわらかな線を描きたくなります。 ここの様子がまだよくわかっていないけど、ぼちぼちやってみます。 よろしくお願いします。

最近の記事

ヒミツとヒミツの迷宮 1

飛び出しはあぶない! 新聞屋さんのボク(実は若いころの秋待さん)、無茶はしないでね。 今日はこちらは雨です。 かつて新聞屋さんだった頃から、道の勾配にすごく敏感になりました。 足腰に負荷がかかりますし、自転車を停める際の安定性の問題もあります。 道って必ず進行(縦断)方向にも横断方向にも勾配が付いてます。 雨水がたまらないように、あるいは周辺との関係から。 3次元の曲面ですね。 雨の日はそれが目に見えてよくわかる。 いわゆる雨水(表面)排水勾配です。 道路の場合、基本的には

    • 海猫島が見える~和歌山県美浜町にて~

      こんにちは。 なかなか暑いですね。4月ですよね、今。 今日は予報通り黄砂で煙ってました。 絵は昨年6月に描いたものです。 和歌山県美浜町。 民家の間を縫う細い坂道。 その先に明るい海と変わった形の島ぽつり。 いい景色だなぁぁ、 と思って後でスケッチ。 描いたのは6月ですが、行ったのは秋ですね(忘れてた) 画中の風に揺れるススキとか。 このあたりは漁村らしいです。 見える海は太平洋。 民家は入母屋造りに本瓦葺の屋根が一般的で、そして、平屋が多い。 台風被害の多い地域なの

      • カイシャとシゴトとヒミツの迷宮の続き

        四月ですけど暑いくらいですね。 前回の続きです。 三つのお話がつながってきます。 当初の仕事+職場ネタの4コマまんがでも いろいろ描き続けることもできそうでした。 今回は一度、こういうふうにしてみました。 (これは昨年描いたものです) 働くってなかなか大変ですよね。 それでも充実はしてたかもしれません。その時その時。 今だって結構大変です。 コロナの日々が続いた結果、業務上のつながりとか、 かなり壊れて、今まで通りとはまったくいかない。 過去、いちばん厳しい状況です。

        • え?まじでこっちは南向きなんかいな、かなんなぁ(しらんけど)~旧淀川べりの桜と大阪城~

          大阪環状線。 大阪駅を出て二駅目、桜ノ宮駅の少し西手前あたりで この景色に出会います。 大川(旧淀川)べりの桜ごしの大阪城。 いかにも春の大阪らしい風景。 この眺めが好きなのですが、 いつも車窓から見ているだけでした。 その日はたまたま京橋止まりの電車だったので、 多少は乗客も少なくて、 初めて写真に撮ってみました。 西の方を見ていると思っていたら、 なんと南向きなんですね! 今、地図を見ておどろきました。 何年も大阪人やってんのにねぇ。 ほんま、びっくりやわ。 太閤さ

        ヒミツとヒミツの迷宮 1

          カイシャとシゴトとヒミツの迷宮

          こういった夢をつい最近までよく見ていました。 ほぼ毎日のように配達に関する情報は更新されますが、 あれ、どこにどの新聞入れるんだっけ? みたいなことは実際の仕事現場ではありませんでした。 やはり夢ならでは、ですよね。 学校(私の場合は大学工学部)に通いたいから 新聞奨学生をやってる、 けど、仕事と必修科目や実習が重なる。 新聞奨学生でいる限り卒業できない! なかなか困窮していました。 今でも働く学生さんは多いと思います。 どうか、みんな、学校も仕事も 無事に全うできますよ

          カイシャとシゴトとヒミツの迷宮

          楠木正行公ゆかりの地を訪ねて(今村翔吾さん作「人よ、花よ、」読んで感動しました)

          大阪府の東の方に四條畷(しじょうなわて)というところがあります。 先月、用事で行って、商店街の外れに見える緑が気になりました。 あとから立ち寄ってみると、なんと。 そこは楠木正行(kusunoki masatsura)公の墓所と言われているようです。 南北朝時代、南朝方を支えた人。 楠木正成(masashige)公の嫡子と言った方がはやいかも。 ちょうど朝日新聞の連載小説「人よ、花よ、」(今村翔吾さん作)で 主人公として取り上げられていましたね。 新聞奨学生だったせいか、

          楠木正行公ゆかりの地を訪ねて(今村翔吾さん作「人よ、花よ、」読んで感動しました)

          カイシャのヒミツの迷宮

          やっぱりドラマの見過ぎですね。 そして、さらに話は脱線していきます。 カイシャとかシゴトとかのちょっとしたネタ、 それを描きつづけてもよかったのですが。 またいつか。 刑事 十三(じゅうそう)はもちろん、かの名作のパロディ。 部下 乙(おつ)は「部下Z(ツェット)」から来ています。 絵とか人物の感じとかが毎回変わるのは、 描いた時期がまったく違ったりするせいもあります。 これは昨年描きました。 実を言うと、私はあまりマンガを読んでいなくて、 特に爆発的に売れたという作品

          カイシャのヒミツの迷宮

          生かされているから 生きている のかもしれませんね。 あなたもわたしも。 (ある方の記事とつぶやきを読んで) 生きてる意味なんて案外単純かも。

          生かされているから 生きている のかもしれませんね。 あなたもわたしも。 (ある方の記事とつぶやきを読んで) 生きてる意味なんて案外単純かも。

          くらしきひがしまちのねこ(ほんとはほんまち)

          岡山県倉敷市。 歴史的な町並みが有名ですよね。 川べりの柳並木ごしにお屋敷や町家が建ち並ぶ、 いわゆる美観地区あたりは比較的新しい親方衆の町。 さらに少し東に入り込んで、街道沿いに町家が並ぶあたり、 昔ながらの古い町、本町や東町。 という話を聞いたように思います。 (裏付けなく記憶でしゃべっています) その東町を歩いていると猫に出会いました。 町の神域とも言える鶴形山に向かう石段にいて、 じっと見つめ合う。 いつでも逃げるよ。みたいな感じ。 カメラを向けると逃げてしまいそ

          くらしきひがしまちのねこ(ほんとはほんまち)

          いつもありがとうございます

          というお知らせをいただきました。 わざわざありがとうございます。 そう言えば以前も 「ドーナツの穴から冬の海を見たら」の記事について 同じようなお知らせをいただいていました。 かなり以前の募集テーマ(カテゴリ)だったりすると、 こういうこともあるんですね(ラッキーじゃ) ここで投稿させていただく記事などは、 けっして多くのスキをいただけるようなモノではないと思っています。 それでもここで知り合うみなさんからスキをいただけて とてもうれしく思っています。 いつもありがとうござ

          いつもありがとうございます

          ヒミツの迷宮 1

          ドラマの見過ぎでしょうか。 「迷宮シリーズ」ここで少し話がそれます。 わりと最近描いたと思っていましたが、 すでに1年は経っていました。 ちなみに十三は大阪の地名です。 じゅうそうjusoと読みます。 確か、淀川の上流から数えて13番目の渡しが そのあたりらへんにあったことに由来する、 とか、むかし聞いた気がします(定かではありません) このネコキチデカ(言い方!) 演じていただくなら誰がいいかな、などと妄想しています。 なんか寒い雨が多いですね。 風邪など気をつけてく

          ヒミツの迷宮 1

          宝塚の教会にて(宗教の話ではありません)

          なんだか不思議な姿ですよね。 教会です。兵庫県宝塚市にあります。 尊敬する村野藤吾さん設計。 今は減りつつある村野建築。 大阪北部地震のあった年の暮れ、 ふとお参り?したくなって訪問しました。 その時の絵です。 お声掛けして聖堂の中でお祈りしたこともありますが、 天井の板が三次元の曲面状に張られています。 外観の自由な曲線だけではないのです。 冬だったけど、バラが咲いていました。 むかし伺った時にも咲いていて、なつかしかった。 マリア像は見覚えがない。後年設置されたのでし

          宝塚の教会にて(宗教の話ではありません)

          シゴトの迷宮 2

          これも新聞奨学生時代の実体験をもとに かわいいボクに演じてもらいました。 新聞屋さんで働きながら一年浪人して やっと生まれて初めての大学入試だ! とゆう二日前。 配達を始めて少し経った朝5時ごろ、 あ、雪? 見る見る降り積もってあたり一面まっしろに。 決してきれいじゃない下町の景色がとてもきれいだった。 まだだれも踏んでいない白い雪を踏むのは すこしためらわれもしたけど、 しっかりと踏みしめて歩く。 くっきりと残る足跡たち。 なんだかとてもぜいたくな時間でした。 新聞奨

          シゴトの迷宮 2

          地震のこと~昨日の記事について~

          大きな地震など災害の度に 報道を見てはつらくなり、 現地に行って活動しては 被害に遭った方のために 自分はいったい何の役に立てたのかと 非常に無力感を抱えて帰り、 その繰り返しでした。 見知らぬたくさんの人たち だけではなくもはや すでに知ってしまった人たち お一人お一人にも がんばってほしいと伝えたい。 ほんとうは、がんばってとは、 うかつには言わぬ方がよいこともあるようですが、 それでもやはりそう思ってしまう。 技術屋だから、ということもあるのかもしれない。 努めて

          地震のこと~昨日の記事について~

          今さらですが地震のこと(大阪~岩手)

          能登半島で大きな地震があって二月半。 東北の地震からはもう13年なんですね。 これまで大きな地震の後、場合によっては現地に行って、 被災建築物応急危険度判定や罹災証明(2次)現地調査、相談会対応など、 あるいは、耐震診断や耐震補強計画、施工業者のご紹介など、 生活再建に向けてのご協力をさせていただきました。 (なお、私は構造設計者ではなく意匠屋です) 能登半島については、自分自身の状況が厳しかったため、 正式な公的支援要請が入れば現地入りを検討することにしました。 そう決

          今さらですが地震のこと(大阪~岩手)

          カイシャの迷宮 5

          これもむかし組織設計事務所にいたころの ほぼ実話をもとにしています。 徹夜とか、よくない。 これで朝夜逆転!とかにはならないんですよね。 夜はエンドレスで働くけど朝は普通に出勤するので、 寝不足ばかりがたまっていく感じです。 個人のキャパを超えていた、 というよりも 組織のキャパを超えていた! と思います。 わりと風通しのよい組織だったので、 仕事のやり方とか組織のありようとか意見もしてました。 結局、このままここにいてたらあかん、 ということで、独立しましたが。 長い年

          カイシャの迷宮 5