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マスクも手洗いもテキトーなのに、なぜか感染症が流行らないカナダの小学校の不思議

(こちらは姉妹版note で過去に掲載した記事です)

カナダに来て以来ずっと不思議でたまらないこと。それは、マスクも手洗いもろくにしないのに、学校の集団感染が起こらないこと。本当にみんなが健康なのか、はたまた起っているけど気づいていないのか。結局答えは分からないままなのですが…今日はそんなことを書いてみます。


小学校 換気も手洗いもしてない!

カナダの小学校の不思議。

それは
冬でも子供が風邪をひかない(ように見える)こと。
寒い上に空気が乾燥する冬は、いろいろ流行ったりするものだと思うのだが…

集団感染…聞いたことがない。
咳している子…ほとんどいない。
鼻水たらしている子…これもほとんどいない。

うちのモモ・ララも、多少体調が崩れても長くて2日の休養で復活。多くは1日で復活している。

3密対策をしていない学校

モモによると教室は締め切っていて定期的な換気はなし。田舎で小学校は一つしかなく、そこにいろんな地域から子供たちが集まっていることは以前にも書いたが、それでも人口が徐々に増えている地域なので教室の人口密度も高めだ。

要するに、いわゆる3密対策は全くしていない。

学校側から「○○(感染症)が流行しているから気をつけて」などのレターやメールが来たこともない。これは今モモ・ララが通う小学校だけでなく、昨年の一校目の学校でも同じだった。

マスクをしている子は見たことがないし、手洗いは学校にいる間に1-2回するかどうか、というところらしい。

うーんなぜ?

スクールバスもぎゅうぎゅう

スクールバスは8台稼働しているが、結構ぎゅうぎゅうで、小学校の児童を送り届けたあとは、今度は高校生をピックアップ。普通なら感染症の温床になりそうだが、バス通学の子もみんなピンピンしている。

病気明けの登校ルールがない?

学校に、病気あけのルールがない。
日本だと熱が下がってから2日間は…という病気がいくつかあると思うのだが。

家の中も

家の中も、寒いから換気していない。電気代や灯油などの暖房費が高いので、少しでもエネルギー効率を上げるために換気はしないのが基本だ。

ルナのカレッジも

私はカレッジに通っているが特に風邪は流行らない。夫カイは、日本にいたころ手洗いうがいを徹底しても年に数回のどが痛くなったり、たまに熱が出たりすることがあった。カナダに来てからそこまで感染症対策をしなくなったが、風邪症状はほとんど出ない。

都市部のバス内でも感染はしないかも?

以前いた都市部では超密集バスにしょっちゅう乗っていたが、家族全員ほとんど風邪は引かず。

マスクを嫌がる国民性

マスクをつけているカナダ人に会ったことがないのだが、マスクが嫌なのだと思う。我が家はカナダに来てから一度もマスクをしていない。

具合が悪い子がいても気にしない

周りにいる高齢者たちもみんなイキイキしている。

そして、近所の方達は、子供たちが多少体調が悪くても気にしない。一度、モモがお腹の調子を崩して学校を休んでいるとお隣さんに言ったら come in! と言われジンジャーエールを飲ませてくれた。ジンジャーエールは昔から風邪の特効薬なのだそうだ。

ララが鼻風邪を引いて学校を休んだ時も、放課後になったら近所の家の子が遊びに来てくれた。そのおばあちゃんも、全く気にしていない様子だったし、その後もその子は元気。

体にいい食べ物は関係ないの?

日本食は体にいいと思う。それはもう間違いない。ところが、現地のカナダ人はなぜか、大したものを食べていない(失礼!)のに風邪をひかないのだ。寝込んだりもしなさそう。その理由は不明だ。

調子が悪ければすぐ休む

そして以前にも書いたが、学校や職場を休むことに全く抵抗がないので、ちょっと調子が悪かったらすぐ休む。そのことも、事態を悪化させない秘訣かもしれない。

まとめ

あまりまとまりのないことをつらつらと書いてしまいましたが、我が家の経験上、カナダでは…

  • 三密対策をしていないのになぜかみんな元気

  • 調子が悪ければ学校や仕事をすぐ休む

  • その理由は分からない!

でした!

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