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ねこと時間の不思議

我が家のねこは、目覚ましのお仕事をしている。

「明日は、5:45だぞ!」
と息子が言うと、最初は失敗する。
30分単位ならばっちりなのに、45分って???
そわそわして、4:00ぴったりに私を起こす。
しかし、難題を、きちんとクリアしようとする。

2日くらい頼むと、ピッタリ5:45に合わせてくる。

でも、私を起こして、息子を起こせという、2段階方式だ。

夜、息子から仕事をもらえないと、シュンとしてしまう。
そして、なぜか?前日に頼まれた時間に私を起こしてみるのだ。

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まさに、この本の通りなのである。
帰ってくるとドアの前で待っているのも、そのままである。

ねこは、スピリチュアルな生き物だと言うのは聞いたことがあった。
かのバシャールが、猫を保護したと言う人に語ったという。

「子ねこが家に来たということの意味を、わかっていますか?」

偶然ではないらしい。
そろそろ、目覚めなさいという意味でもあるのか。
ねこに教わることは、たくさんある。
この本にも、

ねこには超常的追跡能力があると言う人や、災害を予知できるとか、テレパシーで交信できると断言する人までいます。

と書かれている。


そして、古代エジプトで崇められた、頭がねこで体が人間のバステトは、月の女神であるらしい。

 1世紀にギリシャの著述家であるブルタルコスは、『エジプト神イシスとオリシスの伝説について論じました。それによると、妊娠のプロセスにはねこが関係しているのだそうです。古代、ねこは生涯で7回おなかが丸くなり、28匹の子ねこを生むと考えられてきましたが、この数字は月経が続く期間と太陰月の日数に一致します。
 女性と月とねこの関係は、特に建築の分野に認められ、月のようにまるいねこの頭を装飾にした建造物があります。フランス南西部アルビに近いレスキュールにある、ローマ・ベネディクト会派のサン・ミッシェル教会(1150年)がその例で、正面扉のフリーズには、1日の時間数に相当する24のねこの頭が並んでいます。

1日の時間数に相当する24・・・。

ねこが占い師の隣にちょこんといるのは、人の本質を見抜く生き物だからだとか、
神秘的で気難しいイメージもある。

そして、私はこの知的な生き物に、常にそばにいて欲しいと思う人間だ。
そして、お日様の匂いがするねこの体に顔を埋めると、幸せな気持ちになる。

この『ちいさな手のひら事典・ねこ』という本については、過去にも記事にしたことがある。

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