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やっぱり奇岩好き。 Chapel Trail〜Little Horse Trail / セドナ・アリゾナ (Sedona, Arizona) vol.1

こんにちは。
今回のセドナは特に何の計画も立てませんでした。急遽決まった、というのもありますが、ここは地球のエネルギーが強く渦巻く場所(ボルテックス)が4つもあるという地。気の赴くままに過ごそ、とセドナに委ねる。

雨上がりの夕陽に美しく映えてたレッドロック。

朝起きたら薄曇り。トレイルを歩くにはイイ天気!

Chapel of the Holy Cross

まずは、Chapel of the Holy Cross へ。
レッドロックに建つこのチャペルは、セドナの牧場主で彫刻家のMarguerite Brunswig Staude(マルグリット ブランズヴィッヒ シュタウデ)のインスピレーションによって建設されました。

1932年、彼女はエンパイア ステート ビルに触発され、教会を建てることを決意。当初は、Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)の息子の協力を得て、ハンガリーのブダベストに建てようと試みますが、第二次世界大戦で断念。その結果、故郷であるアリゾナに教会を建てることになります。

設計・デザインは Anshen & Allen 建築設計事務所が担当。1956年に教会は完成します。

教会へのアプローチ。カーブがキレイで、木陰に静かに佇む優しい銅像が心に残ってる。

Chapel Trail〜Little Horse Trail

さて、歩きます。教会の駐車場脇にChapel Trail のトレイルヘッドがあります。

ニョキニョキしたレッドロックと緑のグラデーションの美しさに興奮。

あっ、潜水艦!

スモーキーな緑に黄緑、濃い緑…美しさに感嘆。

ちゃんと小窓も付いてる。

途中からLittle Horse Trail に入り

ハートちゃん。水溜りで溺れていた蜂さん救出。

UFOに登ります。

トップにいる人が小さく見えるー

着いたー

早速裸足になって岩にゴロン。気持ち良くってコロコロしてたら飛んだ。気付いたらすごい時間が経過してた。

ここは抜け殻ではなくちゃんと宿ってました。突き抜けるような澄んだ存在があって、この地を透明なバリアーで守ってる感じ。

トレイルの途中で挨拶を交わしたポライトなハイカー3人組も、ゆっくり景色を堪能してた。

で、オジさんハイカーと一緒に来ていたワンコと仲良くなる。

帰るとき見送ってくれた。ありがとう!

湿度とはまた違う、湿り気があるセドナ。神様って湿ってる、ってどこかで聞いたことがある。振動数が高い地なんだろうね、とても気分が軽くなるもん。

フタコブラクダみたいなシルエット

サクッと歩けて、レッドロックの奇観を堪能できるトレイルでした。

4大ボルテックスにこだわらなくても、セドナ全体にクリアなエネルギーが満ちているので、自分が惹かれるところで過ごすのが気持ち良い!と思いました。

ありがとう、またねー。

セドナの地には、シナワ族、アナサシ族という先住民が1425年ぐらいまで住んでいましたが、彼らは居住地を残し忽然と消えてしまい、その理由は現在でも不明。
1876年、白人が初めて入植。

メインストリートには美味しいレストランやおみやげ屋さんが並ぶ。

入植、とか植民地とか。民を「植える」という表現に、もの凄く違和感を覚える。なーんかここに私たちに知らされていないルーツが潜んでそうだ、と妄想は果てしなく広がるのだ。

1950年代頃からこの地に魅了された芸術家たちが移り住み、ここにはあらゆる分野のギャラリーがあります。

シャスタのように、クリスタルや化石を扱う店も多い。(記事「石と戯れる〜シャスタ山へ / カリフォルニア⑨」)

お土産やさんが賑わう中で、素晴らしく美の密度が高い店に吸い寄せられた。気付くと一心不乱に絨毯見てた。

心拍数が一気に上がる空間。かなり熱心に織りを見ていたらしく「ペルシャ絨毯お好きなんですか?どんなお部屋に検討されてるんですか?」とスタッフが声を掛けてきた。

「ペルシャ」と言われ、自分が穴があくほど見つめていた絨毯がイラン産なのに気付く。

各国の美が集結。

好き好きー!!と絨毯談義が始まり1時間近くワイワイ話してたら、「そんなに気に入ったんなら」と40%オフにしてくれて(まあ、定価なんてそんなもんなんだろう)…カード出そうか、までいったんだけど何かが私を止どまらせた。
今じゃないんだろう、次回ね。

またセドナ来なさい、ってことだな。他のギャラリーにも気になるものあったし。

さ、ホールフーズで食料買ってかーえろ。

続く。







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