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ヴロツワフ大学博物館「レオポルディア講堂(Muzeum Uniwersytetu Wrocławskiego "Aula Leopoldina")」 / ポーランド・ヴロツワフ⑤
こんにちは。 今回はヴロツワフ大学に向かいます。 窓の配置に目を惹かれた建物を通り過ぎ、 ヴロツワフ大学へ。 ヴロツワフ大学は、神聖ローマ皇帝レオポルド1世(1640〜1705)がイエズス会のアカデミーとして1702年に設立。ヨーロッパ最古の高等教育機関のひとつです。 建物のかなりの部分が第二次世界大戦で破壊されましたが修復され、一部が博物館として公開されています。 で、ここが博物館への扉かと思って入ってしまう。 ひえ〜たまごの中に誰かおられる…なんとクリスタルの
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静かなる絢爛。木と粘土と藁で建造された「シフィドニツァの平和教会(Church of Peace in Świdnica)」 / ポーランド②
こんにちは。 今日はヴロツワフから「シフィドニツァの平和教会」に向かいます。 朝のひんやりとした空気を満喫しながらヴロツワフ中央駅まで歩きます。 うーこの建物。 現在はプール併設のジムみたいね。でも昔は何に使っていたんだろ… カニとか、カエルとか エラや水かきなど水棲生物の特徴を持ったクリーチャーが多数いて。 きっと昔も水を使用した何かの施設だったんだろうけど、妖氣のようなものが滲み出てて怖かった。 ヴロツワフ中央駅。 美しい骨組み。 ヴロツワフからシフィドニツ
ダルムシュタット方伯の”驚異の部屋”。 ヘッセン州立博物館(The Hessisches Landesmuseum Darmstadt ) / ドイツ・ダルムシュタット③
こんにちは。 ヴァルトシュピラーレを後にルイーゼン広場へと戻ります。 途中、まだ肌寒いグレーの街並みに柔らかい色を発していたお花屋さんに吸い込まれました。 とっても自然で無造作で素敵。上手く言葉にできないけど惹かれる何かを宿していたお花屋さんでした。 あっ、大好き『セブン・イヤーズ・イン・チベット(Seven Years in Tibet)』。ネパールで「セブン・イヤーズ・イン・チベットが好きな人に悪い人はいない!」と豪語していたヒマラヤトレッキングのガイドを思い出した。
フンデルトヴァッサーの「森の渦巻き(ヴァルトシュピラーレ)」 ("Waldspirale"designed by Friedensreich Hundertwasser) / ドイツ・ダルムシュタット②
こんにちは。 マチルダの丘から20分程歩くと見えてきた!ヴァルトシュピラーレ。 ウィーン出身の芸術家、敬愛するフンデルトヴァッサーの建築物。 ダルムシュタットに来たのは、このぐるぐるヴァルトシュピラーレに会いたかったから。 2000年に完成した12階建、105戸を抱える集合住宅。 1000枚以上あるという窓のデザインはすべて異なるそう。 柱やドアノブなどのデザインも少しづつ違ってカワイイ。 「自然界には直線や同一のものはない」というフンデルトヴァッサーの哲学。曲線で
固有のオーラを視覚化したマリア・グラツィア・キウリのクチュール / Christian Dior Spring 2024 Couture
こんにちは。 日本時間 1月22日 午後11時に発表されたディオール2024年春夏オートクチュールコレクション。 アーティスト イザベラ・デュクロ(Isabella Ducrot)が制作したインスタレーションがロダン美術館の庭園にある会場を飾りました。 《Big Aura》と名付けられたこの装飾、高さ約 5 メートルの 23 着のドレスが経糸と緯糸をイメージした黒い不規則な線上に配置されています。 マリア・グラツィア・キウリにとってオーラ(Aura)は、オートクチュールを