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有名企業に勤めているのに家なき子になった話

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モラ夫との不幸な結婚後、離婚を決意。 その時ちょうど運命の人が現れて… ノンフィクション。シタ妻とモラ夫との裁判離婚記。
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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第6-10話~

有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第6-10話~

第6話

結婚するとき、
新郎新婦は喧嘩をする。

これはよく耳にすることです。

でも私の場合は、
今思い出すと「喧嘩」というよりも

最初から波乱だらけの
結婚だったように思います。

まず、最初に出た両家の揉め事は
結納金についてでした。

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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第5話~

有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第5話~

波乱だらけだったプロモーションの仕事でしたが、
奇しくもそれが私達の結婚を促すきっかけとなりました。

「彼氏なのに」
「結婚していて旦那ならまだしも…」

仕事の条件をなんとかしようとして、
よく上司から言われた言葉です。

他の理由をでっちあげられたら良かったのですが、
本当はやりたかったというのが私の本音。

「やりたくない」なんてことは
嘘でも私は口にできず、
先輩や上司に相談する際は正直

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有名企業に勤めているのに家なき子になった話〜第4話〜

有名企業に勤めているのに家なき子になった話〜第4話〜

次の日、会社に出社した私は
早速昨日あった出来事を
先輩に相談しました。

実は私が受けた仕事は、
上から直属のトップダウン案件だったらしく

「それは営業の仕事ではない」

と言っていた、
元夫の意見も一理あったようで
今後どうしていくべきなのか
上長も交えて話合っていくこととなりました。

仕事か恋人か。

極端にいうと、どっちを選ぶのか
という話にもなってきます。

でも、私には

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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第1話~

有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第1話~

「まさかこうなるとは…」

大急ぎで荷物を詰めながら、

私はここ数ヶ月の間に起こったことを
走馬灯のように考えていました。

正直私は、その朝自分の身に起こった出来事が

まだ信じられないでいました。

それでも、これ以上もうここには居られない。

きっと2度とこの家に戻ってくることはないだろう。

だから、大切なものほど

忘れないようにしっかりと持ち出さなければ...

そう思いながら、とに

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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第2話~

有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第2話~

私の結婚生活は約4年。

そのうち夫婦として
同居していたのは2年弱。

離婚を打ち明けてから
実際に離婚が成立するまでに
2年近くの月日がかかりました。

裁判離婚です。

今から考えると、
結婚前から
いろいろと腑に落ちないことや
両家の価値観が合っていない…
と感じることが
たくさんありました。

元夫と交際を始めたとき
私はすごく好きだったお相手と
お別れして3ヶ月が経った頃でした。

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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第3話~

有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第3話~

元夫は理不尽なルールや怒りを
私に押し付けるような人でした。

彼の思い通りに私が動かなければ、
彼は怒って私を責めます。

最初は彼のことを理解しようと思って
なんで怒っているのか
必死に考えていましたが、
最後までどうしても
私には怒りの理由は理解できませんでした。

一番印象的だったのは、
会社で私がプロモーションガールのような
仕事を任されたときの彼の態度です。

交際を始めて数ヶ月経った

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