正義の義務
人権やジェンダー関連の活動家や研究者の中には、まずは、有資格者による心理カウンセリングを受けたほうが良いと思う人がたまに見受けられる。
個人の経験を一般化する事は有害だし、自身の経験を他者に投影することも、危険だ。社会通念を固定化し、新たな社会問題や、偏見を生み出しかねない。
正義を理由に、他人の人生を否定する権利や、コントロールする権利は誰にもない。
なんぴとも、喪失体験を理由に、社会に復讐してはならない。
社会を変える、大きく動かすという事は、同時に新しい問題を生み出すことでもある。
自分の行った正義の結果に、無責任でいてはならない。
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