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4.手をとり生きる。(Bon Jovi/Livin' On Player)から今、学べること。

先日、こんな面白いニュースが入ってきました。

なんと、Bon Joviのジョン・ボン・ジョヴィ氏がコロナウイルスの影響により、ニュージャージーにある、ジョン本人の経営するレストランにて、自ら週に5回も皿洗いをして過ごしているというのです。

本人曰く、「感染は死ぬほど怖いが、マスクと手袋をつけ、1日中、シンクの中に手がある為、僕はニュージャージーで1番綺麗な手だろうね」とのこと。

まず、Bon Joviを知らない方の為にこのバンドについて説明をすると、アメリカ合衆国で結成され、フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィを中心として、人気を誇っており、トータルセールスは1億3000万枚以上という、もはや他に語るまでもない大御所である。

私はあの大スターが...と思いながら、自宅待機で家事をこなす自分の手が光っているのが目に入りました。

困っている時は誰もがお互い様なんだなぁ...と。思いながら、彼らのあの曲の歌詞を思い出しました。

そう、それはあの「Livin' On A Player」です。

(Bon Jovi/Livin' On A Player)

先に歌詞を出します。この曲に出てくるトミーとジーナはこの歌の主人公だと思っていただくといいかと。

Once upon a time

Not so long ago…

Tommy used to work on the docks

Union’s been on strike

He’s down on his luck…it’s tough, so tough

Gina works the diner all day

Working for her man, she brings home her pay

For love – for love

She says:We’ve got to hold on to what we’ve got

It doesn’t make a difference

If we make it or not

We’ve got each other and that’s a lot

For love – we’ll give it a shot

We’re half way there

Livin’ on a prayer

Take my hand and we’ll make it – I swear

Livin’ on a prayer

Tommy’s got his six string in hock

Now he’s holding in what he used to make it talk– so tough, it’s tough

Gina dreams of running away

When she cries in the night

Tommy whispers:

Baby it’s okay, someday

We’ve got to hold on to what we’ve got

It doesn’t make a difference

If we make it or not

We’ve got each other and that’s a lot

For love – we’ll give it a shot

We’re half way there

Livin’ on a prayer

Take my hand and we’ll make it – I swear

Livin’ on a prayer

Livin’ on a prayer

We’ve got to hold on ready or not

You live for the fight when that’s all that you’ve got

We’re half way there

Livin’ on a prayer

Take my hand and we’ll make it – I swear

Livin’ on a prayer

「和訳

昔々の話。そんな前ではないけども。

トミーは港で働いていたが

組合でストライキが起きた

彼は運に見放されていた

辛かった。辛かったさ。

ジーナは朝から晩まで食堂で働く

自分の男の為に働いて

彼女は金を家に持ってくるんだ。愛の為に。

愛の為にね。

彼女は言った

(※私たちは今、手にあるものにしがみつくしかない

うまくいってもダメでもたいして構わない

2人は一緒にいるのだから、それで十分でしょう

ダメ元でいきましょう。

(私ちちは)道半ばで生きるプレーヤーさ。

手をとって、そしたら、うまくいくから。

祈りながら生きるのさ。※)

トミーはギターを質にいれたさ

今は以前のようにギターを弾くことも我慢だ

辛かったさ。辛かった。

ジーナは逃げ出したいと夜に泣いた

すると、トミーはささやいた

大丈夫だよ いつかきっと。

(※繰り返し)

祈りながら生きるのさ

俺らは準備があろうが、なかろうがしがみついた

戦うしかないんだ。それが手に入れた全てなら。

(俺らは)道半ばで生きるプレーヤーさ

手をとって、そしたら、うまくいくから

祈りながら生きるのさ

(俺らは)道半ばで生きるプレーヤーさ

手をとって、そしたら、うまくいくから

祈りながら生きるのさ。」

いかがでしたか?

サビの最初に出てくるPlayerは捉え方で、様々なPlayerに置き換えられるなと思って、あえてプレーヤーと訳しておきました。

これを聞くと、トミーとジーナのように困った時に助け合いの精神を見せるジョンは、とても自分の歌う歌に筋を通す人なのだなぁと思いました。

日本でも、何かと大変な世の中ですが、トミーとジーナのように厳しくとも強く生きていきたいですね。

ちなみに、私は幼い頃から家で流れていたので知ってはいましたが、実際にこの曲を好きになったきっかけは、小学生の頃に千葉ロッテマリーンズの清水直行投手が、これを登場曲にしていたからでした。

当時、前の奥さまを亡くされたばかりの彼が、マウンドに上がるたび、この曲が流れていたことを思うと、今は涙が止まりません。

それほどこの曲は多くの人に勇気を与えたのです。

手をとって、大丈夫だって祈りながら強く生きる。

40年近く前の曲が今の私たちに残してくれた、このご時世を乗り切る最高の手段なのかもしれませんね。

ありがとうございました。

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