見出し画像

無職が仕事を始めるってよ

1年半無職をしていた。
仕事を1回もしていなかったということではなくて、
単発のバイトとかはたまにしていたけども。
私の中での無職は
「固定の仕事に就いていないこと」としている。

いざ仕事をするってなった時に、
「どうして職業訓練校に行かなかったんだろう」とか
「どうして資格の1つでも取っておかなかったんだろう」とか
色々考えるようになった。

でも、それは結果論というか、今になったから思うわけで。
きっと無職の時にはそれだけのエネルギーがなかったり、
”何もしない”無職として過ごした時間に意味があったんだろうと思う。

時々「せっかく無職で時間はめっちゃあるんだから〇〇しなくちゃ」とか
「無職なんだから〇〇しないともったいない」という言葉を聞く。
でも、その考えは「無職をしている」んじゃなくて、
「〇〇するために無職である」という状態になるんだと思う。

後半の「理由ありの無職ならOK(まだ許せる)」というのは
世間の一般的な反応だ。
「無職して何しているの?」
「今後どうするつもりで、今無職なの?」
という質問は一番よく聞くもんね。

「理由ありじゃない」無職、
時間を贅沢に無駄に使っている無職、
そんなのも本来ありなんだよね。

というわけで、後ろを振り返っても何の意味もない。
私は十分に時間を贅沢に無駄遣いしてきた。
それはそれでOK。
人生の後半で振り返った時に面白い時間だろうなぁ。

5月から仕事を始める。
そしたら、時間はかなり有限だ。
そんな中で何をしようか。

取りたい資格もある。
副業で別のバイトもしてみたい。
仕事をしながらでも、自分の好きなことはたくさんしたい。
そのために、時短勤務を選択しているからね。

一番怖いのは、仕事を始めてまた仕事人間になること。
周囲に染まって、一生懸命頑張っちゃうこと。
頭も心も仕事で埋めつくされちゃうこと。
そして、そんな自分に気づけなくてストップをかけられないこと。
それが、私が恐れていること。

とりあえず試用期間が3か月あるから、
3か月は見極める期間だと考えよう。
必ずここで働き続けなきゃいけないわけじゃない。
違和感があって、苦しさがあれば、辞めたらいい。

まずは、1か月。
1か月後に自分は何を考えているのかな~。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?