マガジンのカバー画像

ライブの感想

8
あの時のあのライブ
運営しているクリエイター

記事一覧

新内眞衣卒業セレモニー

新内眞衣卒業セレモニー

小さい頃、遠出の車中で流れるラジオ、その中でふと耳に入った曲があった。

車は平野を滑走する。すると、稲の刈られた田んぼにすらっとした出立ちの白鳥が一羽を見つけた。後部座席に座る僕は白鳥の鳴き声を聞こうとする。

車が通り過ぎる刹那、白鳥はすぐさま向こうのほうへ飛び立って行ってしまった。
目をくれることなく一心に飛び去って行く白鳥は、曇天にも関わらず美しく光を放っていた。

そんな時に流れた曲であ

もっとみる
W-KEYAKI FES.2021 現地感想

W-KEYAKI FES.2021 現地感想

こんばんは。
だいぶ気持ちが落ち着いたので、実際ライブの現地に赴いた感想を述べます。

現地に行った方と共有できる部分があればいいなという思いと、
行くことができなかった人、これから行こうと考えている人にとっての参考になればなという思いがあって書きました。

実際会場に足を運んで観るライブは、2020年2月の乃木坂46・8th yearバースデーライブ(@ナゴヤドーム)に続いて2回目です。

櫻坂

もっとみる
生き様 #明日のたりないふたり

生き様 #明日のたりないふたり

「生き様」って簡単に言うけど、それは曖昧で、そのカオスを無理やり美化するための言葉だと、少し抵抗を感じていました。

でも僕は、初めて目の当たりにしたそのコンビの作品に自分でタイトルをつけるとしたら「生き様」という言葉が真っ先に浮かんだのでした。

「たりないふたり」の漫才ライブを初めて拝見しました。

若林さんが、漫才での普段の立ち位置である左側ではなく、右側に立っているが新鮮でした。

オード

もっとみる
16色の光 #乃木坂9thバスラ4期生ライブ

16色の光 #乃木坂9thバスラ4期生ライブ

こんばんは。

5月8日(土)
『乃木坂46 9th Year Birthday Live』
期別公演として4期生ライブが開かれました。

終ってみると、どんな感情なのかうまく言い表せませんでした。幸せと感動と感謝でいっぱいな素晴らしいライブだったことは確かです。

『夜明けまで強がらなくていい』
『逃げ水』
『バレッタ』
『ぐるぐるカーテン』

序盤のメドレーは各期別を思わせるセットリストに、エ

もっとみる
自分のアイドルは、 #ひな誕祭

自分のアイドルは、 #ひな誕祭

日向坂46 デビュー2周年記念Special 2days ~MEMORIAL LIVE:2回目のひな誕祭~ こんばんは。
日向坂46の2周年を祝う「#ひな誕祭」2日間を終えました。素敵なライブでしたね。

初日に行われた『#春の大ユニット祭り』では、とりわけひよたん(濱岸ひより)に度肝を抜かれました。恥ずかしいことに日向坂46の曲はすすんで聴くほうではないので、ソロパートが多くみられるユニット曲で

もっとみる
『9th Year Birthday Live』1年と9年

『9th Year Birthday Live』1年と9年

乃木坂46はまだまだ進化を続けている。

1年

 2020年2月にナゴヤドームで開かれた『8th Year Birthday Live』から1年がたった。まさに光陰は矢のように過ぎていた。

 予定されていた握手会やライブはことごとく白紙になり、もはや「無観客」という言葉に違和感は無くなった。

先はちょっと見えなくなってしまった。

しかしその中でも僕たちには、応援したいメンバーが増えたし、お

もっとみる
「パワー」

「パワー」

物語には伏線が拾われる瞬間がある。

あちこちで作られた疑問が一気につながり、ぞっと鳥肌が立ったり、思わず涙してしまうこともある。「えぇ~!」っと思わず声を上げたくなるあの感情がある。

だからこそ物語っていうのは、時に大きな感動を引き寄せる。

まえがき2020.12.24
『ひなくり2020〜おばけホテルと22人のサンタクロース』

ライブや握手会。いったことがある人は思い出してみてほしい。

もっとみる
満開の日

満開の日

僕には欅坂46で1番魅力的だなと思う好きな曲に、『二人セゾン』がある。
そこから一節。

花のない桜を見上げて
満開の日を想ったことはあったか?
(欅坂46 3rdシングル『二人セゾン』より)

2020.12.08
『櫻坂46デビューカウントダウンライブ』

欅坂46ラストライブから約2ヶ月。
新たなOvertureとともに櫻坂46デビューカウントダウンライブは幕を開けた。

そのライブを目にし

もっとみる