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のんびり屋さんの仕事の仕方

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、600日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

法律に関する記事は既にたくさん書いていますので、興味のある方は、こちらにテーマ別で整理していますので、興味のあるテーマを選んでご覧ください。

【 今日のトピック:のんびり屋さん 】

唐突ですが、現代社会ってセコセコしてませんか?

いきなりめちゃくちゃ愚痴っぽくなってしまいしたが、というのも、現代社会とは異なり、僕はとてものんびり屋さんです。

休みの日は、午前中はかなり遅くまでベッドから起き上がれません。休みの日でも、7時半くらいに目が覚めてしまう日もありますが、その後、二度寝したり、10時頃まで二度寝しないまでもグズグズとスマホを見たり、まどろんだりしています。

めちゃくちゃ自堕落ですが、正直なところ、こんな風な生活が僕は向いているんです。

今日は日曜日で休みでしたが、午前7時半に目が覚めて、その後9時20分くらいまで二度寝して、それからすぐにはベッドから起き上がらず、10時半頃までうだうだしていました。

なんとか起き上がったら、なんとなく顔を洗い、冷凍ブルーベリーをのせたヨーグルトとお湯という、いつもの朝ごはんを食べました。

その後、近くのマクドナルドに行き、クーポンを駆使してなるべく安くコーヒーを飲みながら、読書していました。

なんというか、本当にのんべんだらりの休日を過ごしていました。で、それが僕は、心から好きなのです。

誰にも何にも邪魔されず、ゆったりと読書しながら時間を過ごす。読む本も、図書館で借りた本がいいです。

本を買うお金が惜しいのもありますが、図書館から本を借りれば、読み終わったら図書館に返すことができます。

購入してしまうと、本が物理的に自分の部屋を占拠してしまいます。メルカリで簡単に売ることもできますが、メルカリでの出品→発送という手間がゼロではありません。

こんな風に僕は、なんとか午前中に起き出して、ゆったりと読書することが好きな、生粋の「のんびり屋さん」です。

でも、こんなのんびり屋さんは、あまり仕事には向いていません。

仕事って、自分が価値を提供し、その対価としてお金をもらうことです。

たくさんの価値を提供できれば、それだけたくさんのお金をもらうことができます。

提供する価値が少なければ、もらえるお金も減りますし、失敗してもお金は減ります。

そうなると、のんびり屋さんには非常に不利です。

世の中には、せっかちで動き回っている人たちもたくさんいます。のんびり屋さんの僕にからすると、本当に不思議なんですが、せっかくの休みなのに、家でゆっくり休むのではなく、外出して歩き回り、それで疲れても一晩眠ることでまた翌週から元気に働ける人がいるんです。

僕みたいなのんびり屋さんは、平日に5連勤してしまうと、本当にヘトヘトで、土日は外出を極力避けて自宅でゴロゴロしたり、外出するにしても、近所のマクドナルドで読書したり、整体に行ったりするのがやっとです。

先ほど書いたように、のんびり屋さんは、価値の対価としてお金をもらうという「仕事」に向いていないので、仕事するだけでヘトヘトになります。

仕事するだけでヘトヘトになるのんびり屋さんがいる傍らで、仕事してもヘトヘトにならず、休みの日も外出して動き回れる人がいるんです。

世の中は本当に残酷で、動き回れる人も、のんびり屋さんも、同じ土俵で評価されます。

たくさん仕事できる人がより高い評価を受け、出世や昇給していきます。

これに対し、のんびり屋さんで、仕事をいっぺんにたくさんできない人は、あまり高くは評価されず、出世や昇給から遅れます。

「のんびり屋さんにも良いところがある!」という正論もありえますが、残念ながら給料というのは、会社の売上を原資としていますので、売上に対してより多く貢献できる人が昇給するという構造は否定しようがありません。

「より売上に貢献しているか?」という評価軸において、のんびり屋さんが不利なのは否定しようがありません。

そんな世界線で、のんびり屋さんの僕はどう仕事をすればよいのでしょうか。

のんびり屋さんという性質を押し殺して、むりやりガツガツ働くというのもアリなのですが、それをやっていたら僕は休養が追いつかず、うつ病を発症してしまいました。

だから、僕は、のんびり屋さんを押し殺すわけにはいきません。

今やっている「弁護士」という仕事も好きなので。好きだからこそ、長く携わりたいので、病気してまで働いてはいけません。

のんびり屋さんにとって大切なのは、まず第1に、自分がのんびり屋さんであることを自覚することです。

僕は、自分がのんびり屋さんだと自覚しないまま長時間労働していました。それが本当によくありませんでした。

のんびり屋さんは、まず自分がのんびり屋さんであることを自覚する必要があります。

そして、のんびり屋さんは、のんびり屋さんのくせに、自分の「のんびり」よりも、仕事を優先することがあります。

本来、それは「厳禁」です。だから僕は今、定時で帰るようにしています。

もう、物理的に職場からいなくなってしまえば、仕事しようにも不可能です。これが、のんびり屋さんが意識するべきポイントだと思います。

仕事上の人間関係とか、仕事が終わらないことによって責任をとらされるとか、そういったことにおびえる気持ちもわかりますが、自分が傷ついてまで維持するべき人間関係なんてあり得ませんし、仕事が終わらないことによって責任を取らなきゃいけないのは上司であって自分ではありません。

上司は、部下に責任を押し付けることはできません。

限られた人材で結果を出すという「マネジメント」が上司の仕事であって、限られた人材を使いこなすことができず、期限までに結果が出なかったのであれば、それはマネジメントにミスがあるので、部下ではなく上司に責任が発生します。

まあ、この「責任」は、あくまでお客さんとの関係なので、会社内部で責任を問われる可能性もありえますが、しかし、今の日本では、法的に残業を強いることはできません。

だって、帰ろうとする従業員の手を引いて、むりやり職場に残すことなんてできないでしょう?

これは、完全な人権侵害です。移動の自由を奪ってますから。

とにかく帰る。物理的に帰る。それが、のんびり屋さんにとっては本当に大切です。

ただ、そうなると、のんびり屋さんの労働時間は非常に限られてきます。のんびり屋さんは休養に時間がかかるので、定時退社しなきゃいけませんが、だからといって、定時まで座っていりゃいいわけでもありません。

確かに、日本では、法律上解雇がほぼ不可能なので、全然仕事しない(できない)人も、勤務態度に問題がなければ、昇給はさせないことはできるものの、解雇はできませんから、それを利用して、特に仕事せずに座っていてもいいでしょう。

それもひとつの生き方です。

ただ、そうなると、ただ座ってお金を得るために人生の時間を使ってしまっていて、それはもったいないと僕は思います。

何かしら結果を残したほうが、仕事の時間がムダにならずに済みます。僕なら、そのほうがいいです。

だから僕は、限られた時間で結果を出そうとします。

そうなると、のんびり屋さんのくせに、限られた時間で結果を出すために、セコセコ働くことになってしまいます。

うーん、なんというパラドックス・・・。

結局、僕が思う、のんびり屋さんにとっての働き方は、「時間いっぱいセコセコ働いて、定時になったら即座に帰る」です。

定時までは、一生懸命働きます。のんびり屋さんだから、「セコセコ働く」といっても、そんなにガツガツはできません。

少しずつゆっくりしか働けないのです。「のんびり屋さん」だから仕方ありません。

でも、のんびり屋さんだからこそ、夜はゆっくりしなきゃいけないくて、だから、働ける時間は「定時まで」と限られています。

そこまでは、自分なりのペースで必死に働く。

それが、仕事の時間をムダにせずに働く「のんびり屋さん」の生き方なのかなと思います。

さて、僕も明日から仕事が始まりますが、定時から定時までは一生懸命働き、定時になった途端に会社から飛び出そうと思います!

それではまた明日!・・・↓

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