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80歳まで働くには

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:生涯現役を目指す 】

冒頭から少し話がそれますが、年金問題は、必ず日本の政権をガタつかせます。

15年前の2007年頃にも、消えた年金問題(社保庁のずさんな管理が明らかとなった)が勃発し、自民党政権はガタガタになりました。

最近では、老後資金2000万円問題もありました。

とにかく、老後資金って、秒で炎上します。それはなぜかというと、多くの日本人が、老後の生活費を日本に頼り切っているからです。

60歳または65歳の定年によって、多くの日本人が働き口を失い、生活費を年金に頼ってしまうのです。

そうなると、老後資金は、自分の生死に直結しますから、本能が反応します。そして、高齢化社会の日本では、老後資金問題によって本能が反応する日本人(=高齢者)があまりにも多いので、数の暴力で大炎上になります。

60歳または65歳の定年によって多くの働き口を失うという構造は、おそらく、僕が死ぬまで変わらないでしょう。

いまだに「年功序列・終身雇用」という悪しき日本型雇用に望みを抱いている若い世代が多いからです。

無知が故に、この日本型雇用に希望を抱いてしまいます。それ以外の生き方を提示している人もたくさんいるんですが、そこにたどり着くには、たくさんたくさん勉強しなきゃいけないので、普通に生きていると、日本型雇用に自然と望みを懐いてしまいます。

そういうふうに、日本はできています。

普通に生きていると、65歳で仕事を失い、老後資金を日本国に依存し、年金問題の大炎上に加担する老人に仲間入りするのです。

それでいいなら、別にいいのですが、僕は、うつ病を経験した結果、「苦しいのはイヤ」という至極当たり前の思想を抱くようになったので、僕は、こういった苦しそうな老人になるのはイヤです。

苦しんでしまうと、本当に苦しいので、イヤなんです。

年金問題炎上に薪をくべる老人にならないようにするには、年を取っても収入を得ることが必要です。

そのための必須条件(これが欠けたら収入を100%収入を得られない)は、「健康」です。

世の中には、身体が健康でなくても収入を得られる人が存在します。というか、死んでも売上を得られる人たちがいます。

例えば、アガサ・クリスティーです。アガサ・クリスティーの小説は、いまだに売れていて、売上を生み出しています。

でも、そんな芸当ができるのは、ごくわずかな人たちだけで、僕みたいな一般ピーポーは、自分の身体を動かして、時間を捧げなければ、売上を生み出せません。

だったら、健康でないと、売上は生み出せません。

なおかつ、高齢になればなるほど、不健康リスクを抱えますから、高齢になればなるほど、健康でいるだけで価値が上昇します。

若いうちは当たり前すぎて価値ゼロだった「身体の健康」が、年を取ればとるほど、めちゃくちゃ大きな価値になるのです。

この意味でも、身体の健康は大切です。

あと、僕が思うのは、転職のハードルを下げておくか、あるいは、自分が死ぬまでなくならない働き口で働く、という働き方になるかなと考えました。

これまでの時代は、定年後も働くためには、「雇われ」ではなく、「自営」または「社長」であることが必要だったと思いますが、僕は、これから変わってくると思います。

年齢関係なく、売上を生み出せる人材なら、積極的に雇用してもらえるような時代がやってきます。

とはいえ、高齢者になっているわけですから、「雇ってくれ!」と言っても、なかなか雇ってはくれないでしょう。過去の実績を示すことにはなるでしょうが、わざわざ定年退職した65歳を雇いたくはありません。

「定年退職した」ということは、定年退職させられるような職場で働き続けたことを意味します。

定年退職するまで、他の職場を経験していないわけですから、「65歳で初めての転職!」なわけです。そんな人を雇いたいと思う人なんてまずいないでしょう。

だから、転職のハードルを下げておいて、いつまでも転職を繰り返しておけば、「65歳で初めての転職!」なんて人たちよりは、ぐっと雇われやすくなるでしょう。

この転職を繰り返す生き方がスタンダードになると思いますが、もう1つ、自分の寿命より間違いなく長続きする会社で働き、なおかつ、その会社に定年がない、という生き方もあります。

例えば、最高級爪切り会社の爪切り職人として、毎年1年契約で働く、とかでしょうか。

日本に金持ちがいる限り、金持ちが自分の爪を切るための爪切りが必要ですからね。

と思いましたが、「自分の寿命より間違いなく長続きする会社」なんて、死ぬまでわかりません。

そうすると、この選択肢は非常にリスクがあるような気がします。

だったら、転職のハードルを下げておいて、いつまでも雇われ続けることを狙ったほうがいい気がします。

自営なり社長なりになってもいいと思いますが、その経営がうまくいくとは限りません。

経営が失敗しても、人生は続きます。経営が失敗した人間として、再度雇われてもいいと思いますし、いちど経営したことある人間として価値を見出してくれる雇い主もきっとあるでしょうが、経営に失敗した事実は消えません。

だったら、最初から「いつまでも雇用され続けること」を目指してもいいのかもしれません。

そのうち、定年が撤廃される可能性があります。というか、そうしないと日本国が本当に持ちこたえられなくなるかもしれません。

日本では、どんどんビジネスチャンスが失われていきます。でも、生活費を稼がなきゃいけません。生活保護を受給してもいいですが、生活保護で営めるのは、「最低限度の生活」に過ぎません。

だったら、ビジネスチャンスに希望を託すよりも、「いつまでも雇われ続ける」を目指したほうが現実的かもしれません。

・80代でも働けるように健康を維持する
・80代でも転職をいとわない

これが達成できたら、究極の生涯現役です。でも、この方法が、今の時代に即した現実的な手法にも思えました。

ちょっと目指してみようかと思います。

それではまた明日!・・・↓

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