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うつ病について書いていたら、いつの間にか解雇規制を撤廃するべきという話になりました・・・。

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:うつ病 】

↑の自己紹介欄にも書いているとおり、僕は、いまから約2年7ヶ月前に、うつ病を発症しました。

最後に通院したのは、2021年5月で、それ以降、現在までの約10ヶ月間、通院していません。

僕の場合、メインの症状は、不眠と、眠れないことに対する不安や恐怖でした。

これに加えて、やる気のなさや疲労感も、サブ的な症状として表出していました。

そもそも、「うつ病」という病気が、突如として空から降ってくるのではなく、何かしらの症状が現れて、その症状を説明する際に「うつ病」という診断をつける、というのが正しい表現だと思います。

どんな病気も、症状が先にあります。ほとんどは自覚症状ですが、自覚症状なくして進行する場合もあって、この場合すら、症状が先にあります。

身体や精神に何らかの症状が現れ、それをどうやって説明するかを考えるのが、「診断」というやつです。

で、僕の場合、2019年7月9日から10日にかけての夜、一睡もできなかったわけですが、それが怖くて不安で仕方なかったんです。

世の中には徹夜する人もいて、それどころか、毎晩ほとんど眠らずに仕事している人もいます。自ら進んで眠らずに仕事する人たちがいるので、眠らないことそれ自体が病気とは言いがたいです。

徹夜で仕事している人全員が病気とは言えないでしょう。

「不眠」というのは、眠らないことそれ自体を問題視しているのではなく、眠ろうとしているのに眠れないこと、そして、僕みたいに、眠れないことに対して大きな不安や恐怖を感じてしまうことを意味していると思います。

眠れないことに対して不安や恐怖を感じている人は、さっさと仕事を休んだほうがいいです。

カズレーザーの受け売りですが、スティーブ・ジョブズが死んだ後もAppleは業績を伸ばしていることからわかるように、スティーブ・ジョブズすら、替えがきくのです。

だったら、残念ながら、あなたも僕も、職場においては替えがきく存在なのです。

そして、病気で休んだくらいで法的に解雇できるわけではありません。僕も、仕事を休んだあげく、約1年半のあいだ、職場を使い倒しました。

職場でなにか復職プログラムがあるわけではありませんでしたから、自分なりに、少しずつ職場に慣れるために、慣らし勤務をずーっと続けていました。

替えがきくのだから、自分がいなくても仕事は回っていって、なおかつ、自分を解雇することは法的に難しく、その結果、勤務先は、病気した自分から使い倒されてしまいます。

僕としては、日本の厳しい解雇規制に対して思想的には反対なのですが、解雇規制が存在することを前提にすると、こういった「使い倒し」の行動は、合理的になります。

(ちょっと脱線しますが、解雇規制を撤廃することによって、ホワイト企業に優秀な人材が集まりやすくなり、その結果、貧富の差も大きく開くのでしょうが、ブラック企業は淘汰されます。もちろん、仕事ができない人はどの会社からも雇われなくなってしまいますが、その人たちに対しては、効率よく売上を上げられるようになった会社から徴税して生活費を配ることになります。ただ、どこからも雇われないという現実は、あまりにも残酷で、それに対して税金を原資に生活費を配るのは、さらに屈辱を与えてしまうかもしれません。僕は、働かずに生活費がもらえてラッキーと思っちゃいますが、そうは思わない人たちも、今の日本社会だと、たくさんいるでしょう。働かずに生活費をもらうことは屈辱ではないという考えが少しずつ日本社会に根付くことを願うばかりです。というか、知能や学力も遺伝の影響が約7割という科学的な結論を踏まえれば、現代の知識社会において、遺伝の影響のおかげでうまく働ける人がいて、同じように、遺伝のせいでうまく働けない人がいるんだから、遺伝のおかげで幸運にもうまく働けている人たちは、遺伝のせいで不運にもうまく働けない人たちに、自分の富を分け与えるのは、むしろ当たり前で、受け取る側も、それを「屈辱」に思うのはおかしいと思います。僕も、うつ病で働けなかった期間、傷病手当金を受け取っていました。確かに最初は屈辱に思っていましたが、精神疾患も遺伝の影響が約7割なので、僕のうつ病の原因も大部分が遺伝子です。遺伝子は自分ではどうしようもなくて、その「どうしようもない」遺伝子が原因なのであれば、遺伝子のおかげで精神疾患を発症せずに働き続けられている人たちから生活費を配ってもらうことを「屈辱」と思うのはおかしいです。解雇規制を撤廃し、遺伝子のおかげで金儲けが得意な人たちにもっと効率よく働いてもらって、日本全体の富を拡張し、その拡張した富を、遺伝子のせいで金儲けが苦手な人たちに配る。これが、あるべき姿だと思います。この社会を実現するためには、遺伝子のせいで金儲けが苦手な大多数の人たちの意識改革が不可欠なのですが(金持ちの足を引っ張らないようにするなど)、本当に改革しようとすると、学校教育から変えなきゃいけませんが、まあ、ムリでしょう。金持ちの納めた税金から生活費をもらうことを当たり前だと思えるよう、学校教育でいわば「洗脳」しなきゃいけないわけですが、それを「教育」というのは、教師にとってツラすぎるのと、「自分の生活費は自分で稼ぐ」という、今の日本社会の常識とかけ離れすぎていて、その結果、子どもにとって「残酷」に映ってしまうからです。うーん・・・。金稼ぎが得意な人に思いっきり働いてもらって、後の大多数は自分の楽しみに注力すれば、とても幸せな社会が待っている気がするんですけどね・・・。)

うつ病について書いていたら、解雇規制を撤廃したほうがいい、という話になってしまいました汗。

僕は、うつ病をきっかけに、ムリして生活費を自分で稼がなくていいよな、と思うようになりました。

自分がどれだけ働いてもたどり着けない金稼ぎの領域があります。僕が一生かけて稼げる金額を、たった1日で稼ぐ人たちが、世の中にはたくさんいるんです。だったら、その人たちに思いっきり稼いでもらって、そのおこぼれにあずかったほうがいい。

その金持ちたちがきちんと納税してくれないことを心配されるかもしれませんが、そんなことがないように、法的な徴税権を僕らは国家に託しているわけです。

そして、大切なのは、金持ちたちが納税しやすくなるようにしておくことです。金持ちを叩くと、感情的に、納税してくれなくなってしまいます。

納税額が減るならまだいいですが、外国に行ってしまうと、納税がなくなってしまいます。それが最悪です。

優しくない金持ちたちは、解雇規制を撤廃することで淘汰して、優しい金持ちだけ残ってもらう。その優しい金持ちたちが、気持ちよく納税できるように心がける。

これが、理想なのかなと思います。

それではまた明日!・・・↓

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