#311 今日も昨日と同じでうつ病の話 ~発症後456日(1年2か月と28日)~

最近ブログが長すぎるので,きちんと末尾に書いている「書き始めてから1時間くらいでアップする」を守ろうと思います。

ダラダラと作業をしてしまう癖を改善しようと思っているところなのに,結局ダラダラしてしまいました。限られた時間でパフォーマンスを発揮するには,ダラダラ作業していてはダメですからね。

さて,今日のブログは今日のことをしっかり書きましょうか↓

【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):456日(1年2か月と28日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):377日(1年と11日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):336日(11か月と1日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):310日(10か月と5日)

・出勤練習(2020年3月30日~):192日(6か月と8日)

今日で,出勤練習を始めて6か月と8日目になります。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,5か月以上は出勤練習を積み重ねてきました。

一時中断されるまでの2週間は順調に出勤練習を続けていましたが,一時中断された後は,ちょくちょく大きく調子を崩し,そのせいで出勤できなくなる日も結構ありました。

それから考えると,今の状態はかなり回復しています。

「かなり」どころではありませんね(笑)。めちゃくちゃ回復しています。

で,その出勤練習のおかげで,少しは調子が悪くても出勤できるようになりました。寝つきが悪かったり,中途覚醒したり,必要以上に朝早く目が覚めてしまったりしても,午前9時~午後6時まで滞在することができるようになりました。

この成果は素直に褒め称えるべきでしょう。出勤練習という努力を続けた結果,その努力が結果(成果)に結びついたわけですから。

ただ,この成果には弊害もあります。調子を崩しても滞在できるからこそ,疲労が蓄積されてしまうことです。

「調子を崩して出勤できない~ぴえん!」だった頃は,疲労が蓄積されにくい状態でした。そもそも,まだまだエネルギーの生産→消費→回復,というサイクルが機能不全を起こしていた状態だったので,うまく疲労の蓄積を処理できていなかったのですが,そのおかげで,身体(というかメンタル)が,敏感に自分の疲労に対して反応してくれていました。

大きく調子を崩して出勤すらできなくなるのはめちゃくちゃに苦しいですが,しかしながら,そこまで大崩れしてくれれば,その日は出勤による疲労を新たに増やさずに済みます。大きく調子を崩したその日は,めちゃくちゃに苦しい思いをするので,「今日出勤しなかったから疲労を増やさずに済んだ」なんて考える余裕は全くありませんが,とはいえ,客観的には「新たな疲労を増やさずに済んだ」わけです。

でも,今は違います。出勤できなくなるほど大崩れしなくなりました。

というか,大崩れしても,出勤することはできるようになりました。

これが結構アブナイと思っています。

そもそも,先ほども書きましたが,うつ病というのは,エネルギーの生産→消費→回復,というサイクルが機能不全を起こしたものです。

こんな機能不全がどうして起きるかというと,過度の疲労・ストレスによって筋肉が硬直し,その筋肉の硬直が一定ラインを超えると,脳みそが「生命の危機だ!」と勘違いしてしまい,エネルギーを回復するよりも,目の前の「生命の危機」に対処しようとします。

そして,脳みそが,「生命の危機が目の前にやってきている!」と勘違いすると,不眠や食欲不振が症状として現れます。だって,生命の危機が目前に迫っているなら,寝てる暇なんてないし,口にする物も警戒しなきゃいけない。だとすれば,眠気と食欲をなくしてあげて,そんなことよりも,目の前の命の危険に目を向けさせなきゃいけないのです。

国家にたとえれば,「平時」と「戦時」がわかりやすいでしょう。どこの国とも友好的に付き合えていて,戦火を交えていない「平時」であれば,安心して生活していられますが,「戦時」,つまり,どこかの国と交戦状態であれば,目の前の敵=相手国との戦争に対して,いの一番に対処するべきで,おいしい食事や安眠は二の次です。だって,今この瞬間に戦わなければ,敗戦してしまい,その結果,相手国の国体(共産主義など)を受け入れなければならなくなるかもしれないからです。

敗戦の結果,共産主義を受け入れなければならなくなったら,自分の持ち物がすべて国家に没収され,なおかつ,常に秘密警察に監視され,いつ逮捕・投獄・処刑されるかわからないという恐怖のどん底に突き落とされてしまいます。

当然,皇室は全員処刑されるでしょう。「皇室」から「共産主義」に国体を変更しなきゃいけないので,皇室は全員邪魔だからです。

そんな未来を避けるべく,「戦時」は,おいしい食事や安眠よりも,目の前の敵に立ち向かうことを考えなきゃいけない。

うつ病の場合,本来,全然「戦時」じゃないのに,「戦時」と勘違いしちゃうんです。「戦時」と勘違いしちゃうくらい,疲労・ストレスで筋肉が凝り固まってしまっているんです。

うつ病の仕組みについて説明したところで(#あくまで僕の個人的な見解です),「出勤できちゃうのがアブナイ」という部分に話を戻します。

まあ,出勤しても一切疲労もストレスも蓄積しない,となれば悩む必要もないんですが,現実問題として,なかなか実現できません(#いつかは実現したいですけど)。そうすると,出勤したら,いくら練習とはいえ,新たに疲労・ストレスが蓄積してしまいます。

疲労・ストレスの回復が適切に行われていれば,新たな疲労・ストレスも恐れるに足りないのですが,疲労・ストレスの回復がうまくいっていない場合に,新たな疲労・ストレスが蓄積されると,どんどん疲労・ストレスの総量が大きくなってしまいます。

調子を崩して出勤できなくなっていた頃は,疲労・ストレスの総量が増えすぎる前に,調子を崩して出勤できなくなることで,疲労・ストレスの総量が増えすぎることを予防できました。

でも,今は,調子を崩しても,つまり,疲労・ストレスの回復がうまくいっていなくても,出勤して午前9時~午後6時まで滞在できてしまうんです。この長時間の滞在に慣れてしまったので。

もちろん,「慣れた」からこそ,これだけ長時間滞在しても,新たに増える疲労・ストレスの量はそこまで多くはありません。でも,疲労・ストレスの回復がうまくいっていない状態(=寝つきが悪かったり,朝早く目覚めてしまったりする)であれば,回復が追いつかず,着実に疲労・ストレスの総量が増えていってしまいます。

大事なのは,新たに増える疲労・ストレスの量よりも,回復で減っていくストレスの量が少なくなるようにすることです。

仕事を終えた夜の時間帯+週2日の休日,という限られた時間で,平日の昼間に蓄積した疲労・ストレスを回復させなきゃいけません。

そもそもの,仕事による疲労・ストレスを軽減させる必要もあります。

結局,平日の昼間に蓄積する疲労・ストレス<夜の時間帯+週2日の休日に回復する疲労・ストレス

という不等式が成り立たないと,疲労・ストレスは,どんどん増えていってしまい,最終的にうつ病を再発症してしまうわけです。

そのためには,「平日の昼間に蓄積する疲労・ストレス」を減らしてあげて,「夜の時間帯+週2日の休日に回復する疲労・ストレス」を増やしてあげなきゃいけない。

つまり,

・蓄積量を減らす

・回復量を増やす

この両面で,疲労・ストレス対策を考えなきゃいけません。

「蓄積量を減らす」の文脈であれば,「定時に必ず帰る」「できない仕事を引き受けない」「いったん引き受けた仕事でも,やっぱりできませんと言う」「イエスマンにならず自分を守る」などがあるでしょう。

「回復量を増やす」の文脈であれば,「運動して体力をつける」「栄養バランスのとれた食事を摂取する」「夜眠れなかった場合に昼寝ができるよう休日は予定を入れない」などが考えられます。

今日のブログを書いたおかげで,いろいろと頭の中が整理されてよかったです。冒頭で,今日は午後1時に退勤したと書きましたが,これは「蓄積量を減らす」と「回復量を増やす」の両面で効果がありますね(笑)。

職場に滞在する時間が減るので蓄積量が減りますし,なおかつ,自宅で休息する時間が増えるので,回復量が増大します。

こう考えると,「早く帰る」や「休む」は,疲労・ストレス対策として最も有効な気がしてきました。

ただ,僕の最終目標は,早退したり出勤日に休んだりすることなく,↑の不等号を成り立たせることです。

この最終目標を達成するまでは,うまく「早退」や「休む」を活用していこうとは思います。ただ,自分の身体の様子を見ながら,なるべく,早退したり休んだりせずに頑張りたいと思っています。

仕事で疲労・ストレスが蓄積しますが,それでもやっぱり,弁護士の仕事はやりたいんです。疲労・ストレスが蓄積するなら,その仕事は「やりたくない」んじゃないか,と思われるかもしれませんが,たぶん,「やりたい仕事」でも,疲労・ストレスは蓄積するものです。

仕事には必ず人間関係があります。人間は千差万別ですから,仕事をしていれば,いろんな人と出会うことになります。

その人間関係の中で,ストレスが一切ないなんて,おそらくあり得ない。

それと,仕事には期限もあります。

「人間関係」と「期限」があるから,仕事による疲労・ストレスは避けられないでしょう。

こういった避けられない疲労・ストレスをうまく対処しながら,やりたい仕事に打ち込む方法を模索しなければいけません。

模索している最中ですが,その際は,常に↑の不等式を思い浮かべようと思います。

さて,そんな今日のSleepCycleを見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),昨日は午後10時12分に布団に入りました。一昨日の晩に引き続き,めちゃくちゃ寝つきが悪く,午前0時頃までスマホを見たり悶々としていました。しかし,午前0時頃から深い眠りに入ることができ,午前7時に目を覚ましました。結局は,7時間ほどの睡眠時間を確保できているので,あまり心配することはないのかもしれませんが,SleepCycle独自の睡眠品質は77%/100%で,あまり高くないですし,アラームが鳴る前に目が覚めていて,なおかつ寝つきが悪いので,疲労の蓄積が見て取れます。

そこで,疲労を回復するべく,今日は午後1時に帰りましたし,明日㈭と㈮も午後1時には退勤しようと思います。そして,㈯~㈪まで3連休をとり,思いっきり休息をとろうと思います。

最近運動不足で体力も落ちてきているので,この休息期間を利用して,無理のない範囲で運動して体力をつくり,これも「回復量を増やす」ことの役に立てばいいなと思っています。

【今日の経験・考えたこと(うつ病発症456日目)】

・今日できた仕事・勉強

本を2冊読んでいました!

・仕事・勉強以外に今日やったこと

午後2時から4時まで昼寝していました!


今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!→こちら

昨日のブログ→こちら

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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。

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