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今の時代のリスク管理

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

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【 今日のトピック:今の時代の生き方 】

日本ではおそらく、いまだに、多くの人たちが高度経済成長期の生き方にしがみついています。

・年功序列
・終身雇用
・マイホーム
・マイカー
・厚生年金(共済年金)
・貯金

「高度経済成長期の生き方」って、こんな感じでしょうか。

おそらく、高度経済成長期当時、この生き方が合理的で、しかも、思考停止状態でそれなりにぜいたくな暮らしができたからだと思います。

今の時代も、その「思考停止」な生き方で生きられたほうが、簡単でいいから、そういった生き方にしがみついてしまう人が多いんだと思います。

で、↑の生き方って、本能も刺激するんです。

それぞれ「本能」を刺激するのでしょうが、が念頭に置いているのはマイホームです。

マイホームは、高度経済成長期の象徴ともいうべき、文化というか、システムというか、よくできた仕組みです。

そもそも、マイホームとは、ある土地に対して、自分が将来にわたって稼ぐであろうお金の大部分をベット(「投資する」と言ってもいいですし、「賭ける」と言ってもいいでしょう)するという営みです。

例えば僕が、5000万円を借り入れて、その全額を、ある株式会社1社の株式を購入にあてた場合、「いやいや、それはリスクありすぎでしょ!」と、誰しも止めようとするはずですが、マイホームは、なぜか誰もとめません。

ある1つの土地に、今保有している資産を投下するどころか、まだ手元には入金されていない将来の稼ぎを原資にお金を借り入れてまで投資するというのは、↑に書いたような株式と同列に考えれば、めちゃくちゃハイリスクに決まっています。

しかし、「土地」って、なんかなじみがあるから、この「ハイリスク」を隠してしまいます。なじみだけでなく、「どんな場所に位置している、どれくらいの広さの土地か?」というのもイメージできますから、素人が素人判断で、「あの土地は値下がりしないから」と決め打ちしてしまいます。

本当に値下がりしない土地は、既にお金持ちたちが独占していることなんてつゆ知らず、「あのへんは大丈夫だよ」と素人判断して、数多くの人たちが土地の値下がりに苦しんできました。

まあ、破産しても生きていけるので、好きなようにマイホームを買えばいいと思いますが、しかし、「生きてりゃいい」と思える人は結構少なくて、プライドが傷つけられたまま生きていけない人もそれなりにいます。

その結果、土地の値下がりが命に直結してしまう人も、中にはいらっしゃいます(少数派ですが)。

さて、話がそれましたが、人口減少局面になって久しい日本では、本当に一部の土地を除いて、土地は値下がりしていきます(値下がりしない土地は、既に誰かが所有していて、譲るつもりなんか毛頭ありません。だから、これから土地を買う人たちは、ほぼ全員、ババを引かされる形になります)。

だから、土地を買うのは、今の時代では、アウトです。

高度経済成長期の亡霊に、思考停止でしがみつくのはやめましょう。「マイホーム」という亡霊は、高度経済成長期に確立したというだけでなく、「縄張り意識」という本能も刺激するので、しがみつくのをやめるのって、本当に難しいんですが(そのせいで、いまだに数多くの人たちがマイホームを購入していて、現在も、マイホームの購入は「普通」と考えられています。少なくとも、マイホームを買うことを「おかしい」と思う人は少数派でしょう。僕は「おかしい」と思っていますが)

マイホームだけでなく、老後資金の捻出するための資産運用を年金として国に外注するのも、リスクの背負い方としてよくないですし、他にも、積立型の生命保険に加入して、資産運用を保険会社に外注するのも、リスクです。

年金機構や保険会社では、働いている人たちがいて、その人たちの給料が支払われています。

特に保険会社は、保険金の支払いに追われていて、財務状況を安定させるべく、保険料を値上げしまくっています。

保険会社や年金に資産運用を任せるのも、やっぱりなんか違うなと思います。

そもそも、生き方というのは、環境によって左右されます。そんな世界に、僕らはずっと生きてきました。

今、世界中の人々が定住して暮らしているのは、狩猟採集して暮らしていた人たちを、定住民が駆逐したからです。

もちろん、定住民は、狩猟採集民をたくさん殺しましたが、それだけでなく、定住民が既に乗りこえていた集団感染症に対して、狩猟採集民は、あまりにも無力でした(狩猟採集民は、定住民のように、不衛生なところで暮らしていませんでした)。

高度経済成長期は、マイホームを購入(借金してまで、1つの土地に資金をベットする)したり、老後資金を捻出するために資産運用を国に外注したり、郵便局に貯蓄したりするのが、たしかに合理的でした。

そういう環境だったからです。

今の時代は、高度経済成長期とは違うことには、多くの人たちが気づいていますが、じゃあ、どういう生き方をしたらいいのかについては、答えを見つけている人は少数派だと思います。

僕なりの答えは、

・マイホームや車を含め、資産を買わない
・いつまでも働き続ける
・働き続けるために健康を維持する
・安価で高品質なものがあるから、ぜいたくしなくても豊かな生活が送れる
・維持コストの安いネット証券でインデックス投資して老後に備える

こういった感じです。

こんな答えは、YouTubeを回遊しているだけで手に入ります。それもまた、良い時代です。

とても地味で質素な暮らしに見えますが、しかし、十分に豊かな暮らしが送れます。

ぜいたく品を求める、高度経済成長期の亡霊はさっさと捨ててしまいましょう。

安くて高品質なものを使い捨てて、「モノ」とおさらばし、支出を減らしましょう。

今の時代って、時代に合わせてリスクを管理すると、自然と毎日頭スッキリで暮らすようになるので、とても良い時代だと僕は思っています。

それではまた明日!・・・↓

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