人口減少局面でどう生きるか
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:人口減少局面 】
日本の人口は、僕が60歳になる頃(2050年)までに、9500万人になり、僕がほぼほぼ死んでいるであろう、2100年頃には、さらにその半分になる(4700万人)と予測されています。
僕は、こういった人口減少局面で大人になったわけです。こんな人口減少局面でどんな風に生きるか。それが、今日のテーマです。
人口増加局面では、土地の値段が値上がりしていましたから、なるべく安いうちにお金を借りてでも土地を購入することが最適解でした。
値上がり前提で借金してでも土地を買って、借金が返せないなら土地を売ればよかったです。
土地は値上がりしていましたから、売れば必ずプラスになりました。
めちゃくちゃいい時代だな!と思ってもいいですが、僕は今の時代のほうが好きです笑。
シンプルに、スマホとインターネットがあるからです。高度経済成長からバブルにかけての時代って、今の時代を生きる僕から見れば、不便で生きてられません笑
スティーブ・ジョブズによるiPhone革命を目の当たりにした僕としては、「あの頃はよかった」よりも、「未来はきっとよくなる」という信念を抱いています。
特に、平成2年生まれで平成不況真っ只中に物心がついた僕としては、日本経済は「最初からオワコン」で、「あの頃はよかった」と思う「あの頃」の実体験がありません。
むしろ、iPhone革命を経て、現在はAIが現実世界で実際に運用されるようになりました。機械(キカイ)は、加速度的に技術発展をもたらしてくれて、人類は間違いなくその恩恵を受けることができる。
iPhone革命を目の当たりにした僕は、そんなことを思ってしまうのです。
とはいえ、日本では人口が減少します。これも、間違いない事実です。
しかも、多くの日本人は、その収入を、日本国内での売上に頼っています。つまり、多くの日本人は、商品を日本人に売ることで生活費を稼いでいるのです。
だとすれば、売り先である日本人の数が減れば、当然、売上は減少します。
僕はおそらく、死ぬまでずっと日本で暮らし続けるので、こういった「売上減少」と折り合いをつけながら生きていかなきゃいけません。
こんな人口減少局面でどう生きるか、なんて、いろんな書籍でたくさん書かれていると思います。
試しに、「人口減少 生き方」で検索してみました。
一番上には自民党のサイトが表示されました笑
↑を読みましたが、結局何を言いたいのか全くわかりませんでした。
「人口減少をチャンスに変えるには」というタイトルで始まりましたが、人口減少をチャンスに変える具体的な方法については全く提示されていませんでした。
まあ、そりゃそうです。
人口減少減少局面での生き方の正解は、歴史が示してくれるものです。
今僕らは、高度経済成長とバブルを経験した後なので、この時代の正解は「借金して土地を買うこと」だったと明言することができます。
過ぎ去った過去について論評するのは非常に簡単なんですが、現在時点で正解を見つけるのは、非常に難しいです。
というか、そもそも、人類の歴史を見れば、人口増加局面で生きるほうがめちゃくちゃレアです。
人口は基本的に増えません(こちら)
世界の人口は、紀元前から少しずつ増えてきましたが、リアルタイムで「人口増加」を実感できるほど急速に増えたのは、産業革命以降です。
↑のページを見ればわかるとおり、産業革命以降、年平均人口増加率が「0」から「0.4」に増えています。
産業革命によって、急速に人口が増えても、それを支えられるだけの富を生み出せるようになったわけです。
それくらい、「産業革命」というのは、歴史的な出来事なのです。
僕らは産業革命以降の歴史しか知りませんが、この時代ってめちゃくちゃレアで、基本的に人類というのは、人口も増えず、なんの進展もない日々を過ごしてきました。
人口が減少するのも、日常茶飯事です。飢饉や疫病で、歴史上何度も人口が大きく減ってきました。
ただ、僕らがこれから生きる時代は、日本の人口が減るものの、世界の人口は増え続けます。増えるスピードは落ちますが、増えはします。
しかも、まだまだ、先進国が味わっている利便性を享受できていない人たちが残されているので、もう少し取るべきパイも残されています。
したがって、マーケットは拡大し続けます。だから、日本の人口は減るけれども、世界経済は拡大するのです。
だったら、なるべく日本経済が強いうちに(円が強いうちに)、円は株にしておくのが資産防衛策として有効です。
あと、物質に価値はないので、「ミニマリスト」「シェアリングエコノミー」が正義になるのでしょう。
所有せず、いろんな人と物質をシェアする。家もシェアするし、自動車もシェアする。
それが、今のところ予測できる「将来」です。
ただ、将来というのは、全く予想もしないところから変わることが常です。予測できないのが「常」という、なんともまあ矛盾しているようですが、これもまた真実です。
コロナで世界中が目の当たりにしましたが、この世界は不安定で複雑で、将来を全く予想できません。
そんな不安定な中で生きる上で大切なのは、リスクになる「物質」を排除して、とにかく身軽に生きることだと思います。
そして何より、幸せが人間関係からしか生まれないという、人間の構造を知っておくのも大切だと思います。
社会的な動物である人間は、ほかの人間なしには生きていけません。ひとりではさみしくてさみしくて生きていけないんです。
・物質(所有)を排除して身軽に生き、
・身近な人を大切にする
それが、これからの生き方だと思います。
「人間の幸せは、物質ではなく人間関係だ」という、当たり前の真実を直視して、物欲から解脱するのが、これから待ち受ける人口減少社会における「生き方」なのかなと思いました。
それではまた明日!・・・↓
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