#386 M-1グランプリ,おもしろかった!
どうも,こんにちは。
古田博大(ふるたひろまさ)です。
このブログを初めてご覧になる方は,はじめまして。
いつもご覧くださっている皆様,いつもアクセスありがとうございます。
僕は,1990年生まれで現在30歳。2017年1月から弁護士として働き始め,ちょうど2年半が経過した2019年7月10日にうつ病を発症し,それから今日までずっと休職しています。
うつ病発症からしばらくは,眠ったり食べたりすることもままならず,生きることそのものが苦しい時期が続きましたが,長い時間をかけて少しずつ回復することができました。今は,週2日の休みをはさんで毎日出勤練習(慣らし勤務)を繰り返しながら,復職への準備を進めています。
今年(2020年)の12月1日から,少しずつ業務にも携わるようになりました。具体的には,理論的な調査や簡単な法律相談を担当するようになりました。今のところ,仕事を理由に大きく調子を崩してはいません。
うつ病をきっかけに「自分も何か行動したい!」と思い,2019年12月から,この毎日ブログを始めました。とはいえ,このブログでは,うつ病に関することだけでなく,日々考えたことを自由気ままに書いています。
書きたいことがたくさんあって,文章が長くなってしまうことも多いですが,ブログの負担が大きくなりすぎてうつ病に悪い影響を与えないよう,書き始めてから1時間程度でアップロードすることにしています(#ほぼ毎日時間オーバーしていることはナイショです)
「書きたいがたくさんある」と「1時間でアップする」は両立が難しく,そのため,文章がつながっていなかったり,文章自体がわかりにくかったりと,弊害も多々あるんですが,どうしても「毎日ブログ」を続けたいので,毎日綱渡り状態ですが,アクセスしてくださる皆様のおかげで,今日までなんとか続けることができています(;^_^A
(ちなみに,「、」ではなく「,」を使っているのは,判決など裁判所の公式文書は全て「,」が使われていて,僕も仕事上それに合わせているからです。詳しくはこちら)
僕のうつ病の経過については↓でまとめています。
それでは,今日も書いてきます!
昨日はM-1グランプリが放送されました。
生放送されていた時間帯は予定があり,リアルタイムでは見ることができなかったのですが,今日の昼間,一気に見終わりました。
昨年のM-1グランプリについても,僕は,熱い思いを書きなぐりました。
あれから1年が経ち,ずっと毎日ブログを続けていると思うと,感慨深いです。
↑のブログでも書いていますが,僕がM-1グランプリを真剣に見るようになったきっかけは,2017年の和牛です。
2017年のM-1グランプリ,ファーストラウンドで和牛が披露した,結婚式のネタ。
僕にとっては,忘れられない漫才です。一生忘れないでしょう。
3年経った今も,鮮明に感動を覚えています。3年も忘れていないということは,たぶん,年をとってボケても覚えているでしょう(笑)。
それくらい,あのネタはおもしろかった。
「こんなにおもしろい漫才をするコンビがいるのか!」と思いました。
何様だよという感じですが,本当に,和牛のおかげで,最近の漫才にものすごく興味を持つことができました。
というか,最近の漫才は,僕がオンバトを見ていた頃と比べて,もっともっとクオリティが上がっていると思います。
M-1グランプリの決勝なんて,どのコンビもおもしろいです。
かつて,僕が学生の頃に見ていたM-1グランプリは,おもしろいコンビは,上位3組くらいのものでした。
でも,今は違います。
決勝に出てくるコンビは,どのコンビもおもしろい。
もちろん,おもしろさにランクはありますが,「このコンビあんまりおもしろくないなぁ」なんてコンビはいません。
今年だって,最下位の東京ホテイソン,めちゃくちゃおもしろかったです。どうしてあんなに点数が低いのかと,不思議なくらいです。
「ネタがわかりにくかった」なんて意見が出ていましたが,あれは,「あえてわかりにくくさせて,それのわかりにくさを,ツッコミのセリフで理解を補充して完全に理解させると同時に,笑いを生み出す」という構造です。
わかりにくいのがミソなのになぁと僕は思っていました。
わかりにくさをツッコミが補充してくれるからこそ,笑いになるのに。そして,それがめちゃくちゃおもしろかったのに。
東京ホテイソンは,ぜひ,同じやり方を続けてほしいです。
東京ホテイソンは,あのツッコミが魅力的ですよね。
昨年のミルクボーイや和牛もそうですが,最近の流行はツッコミ漫才です。
ツッコミが,あえて必要以上にツッコむことで,そこが笑いどころになり,大きな笑いを生み出します。
こういった「ツッコミ漫才」が流行すると,やっぱり,関西勢が強くなってしまう。
関西弁のツッコミは,聞いていてとても気持ちいいです。ミルクボーイなんてまさにそう。コテコテの関西弁ツッコミが心地よくて,大きな笑いを生み出しています。
こういった「心地よさと強さの両立」が,関東弁だと難しいような気がします。
その点,東京ホテイソンは,ツッコミにキャラ付けをしていて,関東弁ながら,心地よくツッコミで笑えます。
オズワルドなんかもそうですよね。
松本人志は,オズワルドは「静の漫才」と評価していましたが,僕はそう思いません。あれもやっぱりツッコミ漫才で,強めのツッコミで笑いをとろうとしています。
関西弁の場合,愛くるしさと強さを兼ね備えるのが簡単なので,強めにツッコんでも怖い感じがしないんですが,関東弁だと,語気を強めると,「怖い人」になっちゃうんですよね。
そこを,オズワルドは,少しは「怖い人」になっているけれども,怖すぎない。だから,ツッコミで笑えます。
オズワルドも本当におもしろかった。
関東弁のチャンピオンだと,アンタッチャブルが僕は思い浮かんでしまうんですが(サンドウィッチマンよりも,アンタッチャブルの印象が僕は大きいんですよねぇ笑。オンバトでさんざんアンタッチャブルには笑わせてもらいましたから笑),僕は,アンタッチャブルの柴田さんのような,強いツッコミを出せるコンビが僕は好きです。
東京ホテイソンとオズワルドには,そういった強いツッコミ,M-1グランプリで勝てるツッコミを感じました。
これからも頑張って欲しいです。
ですし,もっともっと,関東勢のおもしろい漫才を見てみたいです。
そして,優勝したマヂカルラブリーですが,本当におもしろかった(笑)。
1つ目も,2つ目も,おもしろかった(笑)。
「漫才」という括りに入るかどうかという問題はあったのでしょうけど,最後に残った3組の中では,いちばんおもしろかった(笑)。
確かに,1回目のネタでは,おいでやすこがが1位になりました。
あの「叫びツッコミ」は,単純におもしろかった(笑)。おもしろかったなぁ(笑)
でも,2回めのネタでは,おいでやすこがは,期待を上回ってこなかった。
やっぱり,去年のミルクボーイの怨念がありますよ。ミルクボーイは,ちょっとおかしかった。それくらい,すごすぎた。
1回目のネタ(コーンフレーク)で,めちゃくちゃおもしろかったからこそ,2回めのネタで,みんな身構えたと思います。
僕は身構えました。「次はどんなネタやるんだろう」と思っていました。
そうしたら,次は「モナカ」で,全く同じことを始めたんです。
「え?同じことやってる?」と僕は思いましたが,それでもなお,期待を上回ってきたんです。
すごすぎた。
ネタが始まる前から「次はどんなネタだろう」と身構えられたうえに,「1回目と全く同じですよ」と最初にネタバラシしたうえで,それでもなお,期待を上回ってくる。
そんなことできるの,ミルクボーイだけです。すごすぎる。
去年のミルクボーイは,本当にすごすぎた。
M-1グランプリの「伝説」が2000何年なのか,いろいろとネタにされていますが,2019年は間違いなく「伝説」でしょう。
ミルクボーイはすごすぎた。
あれだけのパフォーマンスができたら,そりゃ優勝します。
でも,そんなのが毎年は続くわけありません。
「期待を上回る」のが,どれだけ難しいか。
M-1グランプリなんて,「笑わせてほしい」と見ている側は思っているわけです。
「この人たちおもしろいんでしょ?」と,最初から期待が爆上がりしている。
特に今年は,去年のミルクボーイのせいで,期待値が爆上がりしすぎていたはずです。
そのなかで,マヂカルラブリーは,めちゃくちゃおもしろいネタを披露してくれました。本当にすごい。
僕は,無重力とGを繰り返しているシーンで息がとまりました(笑)。それくらい笑わせてもらいました。
ありがとうございます。おかげで,とても楽しい時間を過ごせました。
いちばんおもしろかったので,「漫才かどうか」という問題はすっとんでしまった。
いや逆に,おもしろかったからこそ,「漫才かどうか」問題に突き当たったのかもしれません。
そんなにおもしろくなければ,「これは漫才とは違うしな」という理由で低い点数をつければよかっただけなんですが,今回はそうはいかなかった。
だって,めちゃくちゃおもしろかったから(笑)。
M-1グランプリは,なんと言っても,「おもしろい」が正義です。
「おもしろい」が勝つ。
この根幹が揺るいだら,M-1グランプリの権威は地に落ちます。
ほんと,審査員は骨が折れます。
このM-1グランプリの「権威」を支えてくれているのが,審査員の皆さんで,この人たちが少しでも変な点数をつけたら即,M-1グランプリは誰も見なくなってしまうでしょう。
そのリスクを,審査員を7人設けることで回避しているんだと思います。
最終的に,いちばんおもしろかったマヂカルラブリーが勝ちました。
この結果によって,僕は更にM-1グランプリへの信頼を高めました(笑)。
「おもしろい」が勝つという根幹が,今年も揺らがなかったんです。
おもしろかった。本当に。
マヂカルラブリー,本当におめでとうございます。めちゃくちゃ笑わせてもらいました。
他のコンビも,おもしろかった。
M-1グランプリのクオリティは,年々あがっていっています。
いやぁ,今のM-1グランプリは,決勝に残るだけでも大変ですね。
でも,来年も楽しませてほしいです。漫才師の皆さん,生命削って,笑わせてください。
こっちも鳥肌たてながら,生命削って笑います!
【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら)
まだまだ僕のうつ病は治っていないので,毎日うつ病の経過を記録しています。
今日までに経過した期間↓
・うつ病発症(2019年7月10日~):531日(1年5か月と12日)
・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):452日(1年2か月と25日)
・午前中の散歩(2019年11月7日~):411日(1年と1か月と15日)
・毎日ブログ(2019年12月3日~):385日(1年と19日)
・出勤練習(2020年3月30日~):267日(8か月と22日)
今日で,出勤練習を始めて8か月と22日です。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,約8か月間出勤練習を積み重ねてきました。
そして,今年(2020年)の12月1日から少しずつ業務に携わるようになりました。
具体的には,理論上の問題を調査したり,簡単な法律相談を担当したりするようになりました。
裁判所への出頭はまだですが,これから少しずつ,やっていけたらいいなと思います。
今日は休みでした。午前中に病院へ行き,午後からはM-1グランプリを見ていました。本当におもしろかった!
今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),午前0時38分~朝7時35分までの睡眠が記録されていますが,昨晩はお酒を飲んで帰りましたが,調子を崩すことなく,すぐに寝つきました。飲み会がとても楽しく,英気をチャージできたようです。とはいえ,睡眠時間が短かったので,SleepCycle独自の睡眠品質は76%/100%と,あまり良くありません。
目が覚めた後もすぐにはベッドから起き上がれず,結局,9時頃までゴロゴロしていました。
(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)
昨晩の飲み会でもたくさん笑いましたが,今日のM-1グランプリでもたくさん笑いました。
たくさん笑うと元気が出ます。僕を笑わせてくれた皆さん,本当にありがとうございます!
今日もブログ書けてよかった!
それではまた明日!・・・↓
昨日のブログ↓
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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。
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