④「反芻思考(はんすうしこう)に陥った時の対策」
ご来読いただきありがとうございます。
満天です!
さて、今回のテーマは「反芻思考(はんすうしこう)に陥った時の対策」について解説していきます。よろしくお願いします!
前回の記事の中で「ネガティブな状態に陥りやすい人は無意識のうちに反芻思考に陥ってしまうことがある」という話をしてきました。
では、そのような時の対策や解決方法には「どういうものがあるのか?!」「 どういうことをすれば良いのか?!」解説していきましょう。
▢ 反芻思考に陥る直接的な原因
そもそも反芻思考に陥る原因にはどのようなものが考えられるのか解説します。反芻思考の原因としては、おもに、以下のことが考えられます。
ネガティブな思考パターン
完璧主義
不安症
トラウマ
ストレス
他
これらの原因によって引き起こされる反芻思考は、繰り返されることで、ネガティブな感情や思考が強まり、うつ病や不安症などの精神疾患を引き起こす可能性があります。
▢ 反芻思考に陥る根本的な原因
では、さらに深く反芻思考に陥る根本的な原因としては、どのようなものが考えられるのか解説していきます。
反芻思考の根本的な原因と考えられるものは、以下の通りです。
性格
生育歴
幼少期の経験(親子性格関係)
その他
1、性格によって引き起こされると考えらる
例えば、完璧主義者は、他人や自分の失敗を引きずり、肯定することができず、反芻思考に陥る可能性があります。また、ネガティブな思考が強い人は、否定的な思考を繰り返してしまい、反芻思考に陥る可能性があります。
2、生育環境によっても引き起こされると考えられる
例えば、金銭的理由による不安定な家庭環境で育った人は、将来への期待感よりも不安や恐怖が心を支配し、反芻思考に陥る可能性があります。 また、虐待や家庭内暴力を体験した人は、トラウマを抱えることで反芻思考に陥ることがあります。
3、幼少期の経験(親子関係)によって引き起こされると考えられる ・
親から感情的に強く否定されたり、ネガティブな言葉をかけられたりすると、自分は不良な人間だと自己否定するようになり、反芻思考に陥る可能
性があります。 また、親子間の健全な関係が壊れている場合にも、反芻思考を引き起こすことがあります。 例えば、親が過干渉で、子どもの行動をすべてコントロールしようとすると、子どもは自分の意見や考えを言えなくなり、反芻思考に陥る可能性があります。
4、その他
反芻思考は、様々な原因によって引き起こされる複雑な問題です。もし、
深刻な反芻思考に悩んでいる場合は、専門家に相談することをお勧めしま
す。
▢ 反芻思考に陥った時の対策
それでは「反芻思考に陥った時の一般的な対策」について解説していきましょう。
反芻思考とは、否定的(ネガティブ)な思考を繰り返してしまうことです。長期化してしまうと、精神疾患(うつ病や不安症)の原因になることもあり「対象者の条件は限定(誰にでも起こりうる)」されません。
では、反芻思考についての対応策(一般的な方法)として、その手順をご紹介します。
自分が反芻思考に陥っていることを認識する
否定思考から肯定思考へとシフトチェンジする
日常生活にリラックスタイムを取り入れる
1、自分が反芻思考に陥っていることを認識する
まずは、自分の反芻思考を認識することから始めましょう。どのような否定的思考に陥りやすいのか、その習慣的思考を文字にしてみましょう。
例えば、以下のような否定的な思考パターンがあります。
* 自らの人生を楽しむことは許されない
* 自信を持つことに不安を感じている
* 他人の優位性を必要以上に感じ、自らが劣っていると思考判断してしまう
* 将来的に期待感よりも不安感が心を優先している
* 人生を振り返って後悔ばかりが記憶のベースになっている
2、否定思考から肯定思考へとシフトチェンジする
否定的な思考に気づいたら、すぐに切り替えましょう。否定的な思考をクールダウンして、肯定的思考に移行するためのキッカケとなる方法を、いくつかご紹介します。
* スポーツを楽しむ
* 趣味に楽しみを見出す(例えば、映画鑑賞・楽器演奏・交流会・その他)
* ヨガや気功法などを体験してみる
* 定期的な友人や家族との会話を楽しむ友人
* 思いつかないときは専門家に相談する
3、日常生活にリラックスタイムを取り入れる
リラックスタイムを取り入れることで、否定的な思考を抑制することができます。リラックスタイムを具体的実践する方法として、以下のような方法があります。
* アロマ
* 茶道、香道
* 散歩(歩くコースを3パターンぐらい用意しておく)
* ストレッチ体操
* アニマル映像を見る(なるだけリラックスできる映像を選ぶ)
* 森林浴
☆ 専門家に相談する
反芻思考を自分で止めるのが難しい場合は、専門家に相談しましょう。専門家は、反芻思考を止めるための具体的な方法を教えてくれるでしょう。
▢ クラブ独自の対策方法「心呼吸トレーニング法」
無条件の心身の解放を目指す
人間「ポジティブになれ」「 明るくなれ」と言われても そうそう簡単になれるものではありません。
特に、反芻思考に陥ってる場合は「解決しよう」と思うそのことがプレッシャーやストレスになる場合もあります。
ではどうすればいいのか?!
そこで おすすめしたいのが「心呼吸トレーニング法」という私どもクラブが推奨している対処法です。
▢ ある出来事・・・
ちょっとここで本題から外れますが、
先日、私が体験したある出来事についてお話しましょう。
その日、私は買い物の帰りにバスに乗り込みました・・・
すると、次のバス停でご高齢の男性(多分80代後半)が乗り込んできたのです。その時、小学生(多分、低学年ぐらい)の女の子が立ち上がり、座っていた自分の席をその男性に譲ったのです。
「えらいな、勇気を出して席を譲ったんだな」と微笑ましく見ていたのですが、席を譲られた男性が、突然「 わしはそんな年寄りではない」と怒鳴るような口調で返したのです。
女の子は「ごめんなさい」と謝ると、うつ向いたまま席に座り直し、小さくなっていました。
「なんて、独り善がりなこと言ってるんだろう。大人げない」と思っていると、男性は次のバス停ですぐに降りて行ったのです。
男性が降車するやいなや、その女の子の席の後ろに座っていた中年女性が
その女の子に向かって「偉かったね。席を譲るってなかなかできないよ。よく勇気を出したね。
あの、おじいちゃんもちょっと機嫌が悪かったのかもしれないね。 許してやってね。
これからも、困った人がいたら席を譲ってやってね」と愛情いっぱいの言葉と笑顔で慰めたのです。
私や乗客の人たちは、その中年女性の見事なまでの対応に感心するとともに、何かしら全員が心温まる思いになったのです。
その後、女の子は笑顔を取り戻し、慰めてくれた女性にニッコリ微笑みながらバスを降りてきました。
一般的には、男性(高齢の)に対しての態度の悪さを理由に女の子の正当性を伝えながら慰める場合が多いのかもしれません。
しかし、その女性はその男性(高齢の方)が一方的に悪い人と決めつけることなく、瞬時に女の子の気持ちをくみとり、後悔させることないフォローと場の雰囲気を壊さない気配りの対応を実践したのです。
これには本当に感動しました。
私には、なかなかこのような "ピカいち" な対応はできませんが、それでも、日頃から意識して「心と行動の習慣トレーニング」を実践することで、この女性のようにアクシデントシーンをハッピーシーンに変えられる人間性を身に付けることは可能なのかもしれません。
世の中には「ネガティブ思考」を「ポジティブ思考」に切り替える方法(思考・アクショントレーニング)はたくさんあります。
あなたに合った最善の方法でトレーニングに取り組まれることをオススメします。
▢「心呼吸トレーニング法」 3つの特徴(目的)と手順の概要
では、本題に戻りましょう。
これより「心呼吸トレーニング法」について解説していきます。
と言いたいところでしたが、今回も予定外に盛りだくさんの内容になってしまいました。
誠に申し訳ございません。m(_ _)m
「心呼吸トレーニング法」についての詳細は、
次回、改めて解説することに致します。
なお「心呼吸トレーニング法」の解説手順としては、基本編・応用編・実践編と3部編に分けて順次解説していく予定です。
次回は「基本編」からですが、今回、ちょっとだけ解説内容(内容の骨子)をご紹介をしておきます。
私ともクラブでは「心呼吸トレーニング法」の基本を 3つのトレーニングパターンに分けてレクチャーしております。
その特徴としては、
1、現状に気づくためのトレーニング
2、理由に気づくためのトレーニング
3、修正法に気づくためのトレーニング
の3点(3つの目的)なります。
これまで、何度かお話してきた通り「心呼吸トレーニング法」は単なる「深呼吸トレーニング」ではなく、日常生活において「自己認識とその時その場における適応能力(バスの中の女性のような対応)」を向上させるためのトレーニング法としてお伝えしております。
無理のないトレーニング方法「 飽きない・慌てない・ 焦らない」の3A(あ頭文字)をモットーにクラブ独自のコーチングスタイルでお伝えしております。
以上、「基本編」の内容について少しだけご紹介させていただきました。
いよいよ、次回は「基本編」の詳細について解説して参ります。
もし、ご興味をもって頂ければ幸いです。
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noteでは、読者の皆様に「新たなライフビジョン」を創造して頂くためのヒントとなる、生活情報やツール活用術などをご紹介させていただきます。
よろしくおねがいします
今回は、ここまでといたします。
また次回、ご来読いただけることをお待ちしております。
満天SUN\(^o^)/
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