こうべねこ

見た映画の備忘録です

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最近の記事

スナッチ(2000年)

ガイ・リッチー第2作。いきなり豪華キャストになってます。 イケメンは見た目汚い役やりたがると言われるけど、ブラピもそんな感じ。でも役的にはいちばんおいしい役。 ベニチオ・デル・トロは、あっという間に退場…本人喜んでそうだけど…。 カメラワークやセリフ、ギャングの話だけどユルさやユーモアなどは、タランティーノやトレイン・スポッティングに通じる感じがあります。 影響を受けたというより、この時代の流行りなのかな? いっぱい人が死ぬけど怖くないので、安心して?見れます。 登場人物が多

    • ハリウッド・スキャンダル(2016年)

      ひどい邦題…。 原題は「Rules Don't Apply」ルールは適用されません。タイトルを実現できていればもっと面白い作品になっただろうに…。 ウォーレン・ベイティ監督主演作です。 アネット・ベニングも出ています。 若い2人は、リリー・コリンズとオールデン・エアエンライク。 オールデンは「ブルー・ジャスミン」「ハンソロ」「オッペンハイマー」に出てるそうです。 ちょっとディカプリオに似てます。 ラブコメにジャンル分けされてましたが、うーん…ラブコメというには楽しくないしテン

      • インファナル・アフェア&ディパーテッド(2002年&2006年)

        片や懐かしのアンディ・ラウ&トニー・レオン、片やディカプリオ&マット・デイモン。 インファナル、昔見たけど全く忘れてました。 見直す前にディパーテッドの方を先に見ちゃったので、ハリウッド的派手さに惑わされましたが、ほぼそのまんまのリメイクですね…作品賞獲ってるけど…。 インファナルで1人だった上司を2人に分割。しかもその1人がマーク・ウォルバーグで、マット・デイモンに似てるのが紛らわしい…だから、せめて区別つくように髪型は変えたんだね…。 そしてインファナルではそれぞれ別人だ

        • 三人の狙撃者(1954年)

          シナトラがアカデミー助演男優賞を獲った「地上より永遠に」の次に出たのが、この作品らしいです。 意欲的な悪役、サイコパスではあるけれど、こじんまりした仕上がりの作品です。 犯人が人質に背中を向けたり、人質の母親が子供と離れることに特に不安そうでなかったり、人が殺されているのにみんな平静だったり、人質同士でコソコソ話したり…。 現代の目で見ると、リアリティがないというか、のんびりしている作品です。 なので、全然ドキドキハラハラしなかったです。最後に悪は成敗される時代なので、結末も

        スナッチ(2000年)

          マシニスト(2004年)

          クリスチャン・ベールが激痩せした映画として有名です。激痩せ画像は見たことある方が多いのではないでしょうか。私もそうでした。が、映像で見るとなかなかのインパクトです。よくこれで動けたな…。 オチは分からなくても、途中で、これはアレだなということは分かりました。それまではかなりビクビクドキドキしながら見ていたのですが、分かってからは、落ち着いて見れました。 そしてオチは、そんなに意外性があることではない。のですが、分かってみればあれもこれも…と腑に落ちるようになっています。 意外

          マシニスト(2004年)

          コールガール(1971年)

          アラン・J・パクラ監督の出世作。 ジェーン・フォンダはこのブリー役で、アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。 孤独に生きる都会の女と地方の男。 ストーリーも明るくないですが、それに呼応して画面も明るくありません。夜のシーンは、現実にそうであるように、懐中電灯の照らす先しか見えない真っ暗さ。どこからかほのかに明かりが差して、登場人物の様子が分かるような、映画的親切さはありません。 テーマも画面の明るさ(暗さ)も、70年代ぽいなと思いました。 コールガールが、男を手玉に取ってい

          コールガール(1971年)

          屍人荘の殺人(2019年)

          今村昌弘さん原作のミステリーの映画化。原作は色々な賞を受賞されています。 映画主演は神木隆之介さん、浜辺美波さん。中村倫也さんは意外とあんまり出てきません。 クリスティのようなミステリーは面白いけど、日本では難しい…と思っていたら、予想外のジャンル?とミックスすることで強引に成立させてしまいました。 魔法とか超能力は出てこないけど現実離れした雰囲気はコナンにも似ています。 トリックはコナンより現実的。トリックはね。 原作を読みたくなりました。シリーズ化されるのも分かるなあ。

          屍人荘の殺人(2019年)

          レイヤーケーキ(2004年)

          ガイ・リッチーの映画を見ていた流れで見ました。 マシュー・ヴォーン初監督作です。 この映画を見たプロデューサーが、ダニエル・クレイグを007に抜擢したらしいです。 007でダニエル・クレイグを知った身としては、この映画の主人公が007に見えます。しかも弱い…。 登場人物が多くて、誰が誰だか分からなくなったまま見てました。 ガイ・リッチー映画のようなユーモア、ユルさというかまったりさがなくて(でも緻密とか緊張感はない…)冒頭からストーリーに無関係なセックス・シーンがあったりして

          レイヤーケーキ(2004年)