運動の大切さ
私は、運動神経が良くない。
得意な運動もない。
(特に球技は壊滅的)
でも、運動した後の爽快な気分は大好きだ。
下手なりにでも、一生懸命体を動かすと、達成感があるし、気分も前向きになり、体も軽くなる。
でも、本を読んで、運動すると気持ち良いのは、
単に気分だけの問題でないことが分かった。
「脳を鍛えるには運動しかない!」
ジョンJ・レイティwithエリック•ヘイガーマン著
野中香方子訳
には、
と書かれている。
早いタイムを出すことや、上手くすることが目的ではなく、自分にとっての精一杯を行うことが大切なようだ。
有酸素運動によって、心拍数を上げることが大切らしい。
とあるアメリカの学校では、心拍計を腕につけて、その心拍数で、生徒の努力を評価したという。
私は、団体競技や競争が苦手なのだけれど、1人で自分のペースで黙々と心拍数を上げれば良いだけなら、できそうと思った。むしろ好きなことだ。
(中には、団体競技や競う方が面白いという人ももちろんいると思う!そういう人は、サークルに入ったり、大会に出たりしてモチベーションを上げれば良いんじゃないかな)
また、運動には、脳を育てる効果があるらしく、
一度縮んでしまった脳も、回復させることができるという。その効果は、うつ病、パニック障害、依存症、PMS、認知症にまで及ぶという。
運動した後は、学習効果もアップするし、仕事の効率も良くなるらしい!
私も無意識に受験生の時、勉強の合間にやたら遠くまで散歩していたな、と思い出した。
ずっと机に座っていると、頭に入らなくて、体を動かした方が理解できるし、覚えられるな、と思っていた。その時は気分転換くらいにしか思ってなかったけれど、ちゃんと理由があったのだと思った。
読めば読むほど、運動の大切さを感じる。
先日読んだ「完璧じゃなくていい、勇気ある女になろう」にも、こう書かれている。
疲れは逆にパフォーマンスを落とすこともあるらしいので、運動の後には休むことが大切だし、やりすぎるのは禁物だが、運動の大切さを謳っている本が多いことに気づいた。
この前記事にした、村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」でも、村上さんは、走ることで、沢山のものを得ているようだったし、走ることが小説家として仕事をする上でも役に立っているようだった。
上手下手、得意不得意にかかわらず、原始時代から続く人間の体の仕組み、脳の仕組みにとって、運動というのはどうにも必要なものらしい。(ガンまで治してしまった事例もあったのには驚いた)
また、運動はストレスなのだそうで、筋肉が一度壊されてから、新しくより丈夫な筋肉を作るのと同じように、ストレスによって、脳のニューロンもいったん壊れて、再度もっと強くて丈夫なニューロンに作り直されるらしい。
運動に限らず、ストレスは悪いことばかりではなく、脳にとって必要なものらしい。(強すぎるストレスや、慢性的なストレスはもちろん良くない。逆に脳を縮めてしまうらしい。)
ふと、退屈が苦痛なのも、脳にとって良くないからなのかなあ、なんて思った。
自分にあった運動を探して、まずは週に1回、週末に運動するところから始めたい。
せっかく暖かくなってきたし、陽も長くなったので、運動する習慣を身に付けることが出来ればいいなと、思う。
でも大体、何か続けていたことがストップしてしまう時って、病気になった時だったりするから、無理はしないように。
そういえば、普段から運動して鍛えている人の側にいると、自分も爽やかな気分になるのは私だけだろうか‥
(人による?)
画像はお借りしました。
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