お洒落って何だろう
都内の駅ビルに入っているアパレルショップの
ショーウィンドウに、キラキラ光る糸で作られた
真っ赤なセットアップが展示されていた。
私みたいな人が着たら、絶対にダサくなってしまうと思うけれど、洗練された女の子がそのセットアップを着て、同じように洗練された彼氏と、
都内のお洒落なカフェやレストランで食事をしていたら、それはすごくお洒落だなと思った。
それで、お洒落って何だろうって思った。
見た目ももちろんあるけれど、
見た目だけじゃお洒落にはなれない気がする。
そこに、ライフスタイルとか、
その人の生きる上での美学みたいなものが伴って
はじめてお洒落だなあと思うのではなかろうか。
もし、その素敵なセットアップを着ても、行く場所が田舎のイオンへ日用品の買い出しへ行くってというシチュエーションだったら、逆に周りから浮いてダサい人になってしまうかもしれない。
(田舎のイオンをディスっているわけではないです。田舎のイオンは重要です。)
お洒落や洗練された印象って、
豊かさや余裕を感じさせることが伴っていないと
そうは見えないのかもしれない。
切羽詰まった感じや、生活疲れみたいなものとは
対極にあるものなのかも。
そこまでいかなくても、日常生活ではなく、
ちょっと非日常を感じさせてくれるもの。
あるいは、独特の雰囲気であったり、世界観を感じさせてくれるもの。
つまり、私が思うお洒落は、
余裕を感じさせるもの、
ある種の優雅さを感じさせてくれるものだ。
(豪華とか、華美とはまた違う)
ブランドものを身に付けていても、
オドオドしていたらお洒落じゃないし、
無名ブランドの鞄でも、持っているとなぜかすごく素敵に見える人はいる。
どんな格好でも、堂々としていればお洒落に見えるというものではないし、似合っているから、お洒落という訳でもない。
うーん。やっぱりお洒落を言葉にするのは難しい。
ところで、男女関係なく、綺麗な人というのは、
その見た目で人を癒す力があると思う。
綺麗な人って、もちろん目鼻立ちやスタイルも大切だけれど、姿勢や、行動や、喋り方も美しさが伴っていないと綺麗には見えないから、貴重な存在だし、もう才能だと思う。
絵が上手いとか、足が速いとかと同じように、
神様から与えられたギフト。
小学生の頃から思っていたけれど、
綺麗な人(子供でもね)って、ずーっと見ていられるし、見ていたい。
綺麗な人は洗練されて見えるし、お洒落にも見える。
そこにもやはり優雅さや余裕を見ているんだろうな。
画像はお借りしました。
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