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短歌 そして スピッツ。

今日はかなり荒削りなまま公開しちゃう。

スピッツの新曲、『美しい鰭』がリリースされた。
まだちゃんと聴けてないのだけど…
サビを聴いただけで、いつもの身体が崩れ落ちるような、涙が出るような感覚は変わらない。
言葉では表しづらいなぁ。

初めてスピッツに撃ち抜かれたのは、
高校生の時。

『君と暮らせたら』の歌詞、
十五の頃の隙だらけの僕に笑われて
を聴いて、
なんだ、十五なんて最近の私じゃん
なんて思ってたのに…
十五の頃…今では遠い昔だ(笑)


恋をしてました。
違うクラスの人。
夏期講習で仲良くなり、彼から好きだと言われたのに、不器用だった私は応えられないまま自然消滅。(なんでだよー当時の私!)
その彼に貰ったのが、当時めちゃくちゃヒット曲だった『チェリー』のシングルでした。

愛してるの響きだけで
の甘い声と、
カップリング曲の『バニーガール』の
いいなぁと人を羨んで 青いカプセルを噛み砕いた
Only you世界中が口を歪める
底のない谷を飛び越え
ゴミ袋で受け止めて

にこんな歌詞あり⁈と衝撃を受けて、インディゴ地平線のアルバムで完全にスピッツの世界にハートを射抜かれました。

どんな良さがあるかなんて、私には綴りきれないけど。
時に赤面するようなエロさや切なさを、爽やかに歌い上げるマサムネさんの才能がとにかくすごい。タマシイを揺さぶられるってこの事だなって思います。

私は去年から短歌を詠むようになったのですが、言葉選びには少なからずスピッツの影響がある気がします。

ゆっくりとバイク押す彼
ニコニコと応える私 夏期講習の夜

サブスクで音楽聴けても君くれた
シングルCD捨てられずいる

ザクザクと歩いて行くよ私には
理想があるし目的地ある
(幻のドラゴン)

固まって折り重なった心の音
ふわりとほどくあのアルペジオ

(ロビンソン)

今日の文章に関連する、
うたよみんアプリやnoteで詠んだ過去短歌です。

上手く説明できない気持ちを、お読みいただきありがとうございます。

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