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「充実した人生とは?」を詰め込んだ1冊


今回ご紹介するのは

リチャード・ブロディ 著

Microsoft Wordを開発した
伝説のプログラマーが発見した
「やりたいことの見つけ方」がすごい!



著者のリチャード・ブロディさんはマイクロソフトに入社後、社会人のほとんどがお世話になったであろう「Word」を開発したお方
その後独立し、現在はプロのポーカープレイヤーとして大会に出場するなどしております。
(本書巻末とWikipediaを参考)


リチャードさんはマイクロソフトでの活躍により富を手に入れますが、当時の気分は最悪だった。ストレスも我慢の限界を超え、同社を退職。

退職後は贅沢な日々を送っていたと書かれており我々からすれば羨ましいと思ってしまうが著者本人はそうではなく、待っていたのは退屈な生活。

そんな著者の話がプロローグとして長く書かれているので多くは割愛させてもらうが、リチャードさんが辿り着いた結論こそが

「人生の目的」をはじめに見つける事が重要

ということだった。

そんな経験から、今では「最高に楽しめる人生」を手に入れた筆者のありがたい教えが書かれた1冊です。



まず「目的」と「目標」を区別する

本書は「人生の目的」を見つけるがテーマではありますがその前にまず「目的」と「目標」の違いを把握する必要がある。

どっちも一緒じゃね???となる気持ちは私も抱いた感想。

わかりやすく言えば
「目的」は終わりなく続いていく。
「目標」は終わりがある。

例えば
" 時間と場所に縛られない生活 " は「目的」
" ブログなどで必要年収を稼ぐ "    は「目標」

となるように叶えたい理想と手段は別で考えることが何よりも重要になる。

余談だが上記の例えは私のリアルな願望(小声)

自分の人生を最高にするために「目的」を最優先に洗い出すことが重要となります。

「目標」を理想と考えがちなのは私も含めて錯覚おこしていた所なので肝に銘じようと思います。



人生の目的を表面化する

この本のメインこそがこの章。

言うまでもなく「自分の理想」は自分の中にしかない。それを洗い出すステップは必要不可欠だ。

まず紙とペンを用意し

1.子どもの時に楽しくて仕方なかった遊びは?
2.これまでの人生で一番の成功体験は?
3.憧れの人のどこに惹かれる?
4.滅多にしない楽しみは?
5.理想の仕事は?
6.理想の人間関係は?
7.君は何がしたい?どうなりたい?「一番重要」


を極力正確に書いていく事を自身の過去を思い出しながら書いていく。
特に7.は最低でも10個は必要なので絞り出せる分多く書くことを推奨されています。

ここまで書けたら

・根源的な欲求
・使うシステム
・手段

の3つに分けます。

私の例を公開できる範囲で出しますと。

1.ストーリーを浮かべて空想にふける
2.文化祭の和太鼓を成功させ偉い人に褒められた
3.嫌われる事を恐れずありのままの自分でいる
  孤独で基本群れないが仲間への情はアツい
4.地方への遠征 (栃木や鹿児島など自然あるとこ)
5.オススメの商品、娯楽、人などを紹介する
6.周りの仲間を活躍させられるような関係
7.時間や場所に縛られない生活を得たい
  仕事相手を選べる立場になりたい
  お金に困らない生活を実現したい
  余裕のある毎日を送りたい。

「手段」   " お金を稼ぐ "
「システム」" ブログや取引先の成果型報酬 "
「根源的な欲求」" お金に困らない生活 "
                       " 時間的縛りのない生活 "
                       " 好きな場所で働ける生活 "

こんな感じかな、最後だけ自分に当てはめるの難かったし所々違うかもしれない。

この場合だと「根源的な欲求」が「目的」にあたると解釈していただければと思います。

ここに関しては自分で当てはめた方が圧倒的に理解しやすいでしょう。
7つの項目と3つに分ける項目のルールには更に詳しい条件も書かれてもいたので実際に本書を手に取り書いてみることを強くオススメします。




目的は必ず叶う

おそらく著者が一番伝えたいメッセージはこれかもしれない。

目的の手段が失敗したとしても、他の方法はいくらでも存在する。

仮に「満員電車に乗りたくない」
      「職場の同調圧力から解放されたい」
       「スーツ着たくない」
       「起きる時間強制されたくない」

と考えている人ならフリーランスや在宅ワーカーとしてネットワークビジネスをする事で実現できるであろう。
ちなみに上記の考えも私だ(小声)

ただ目まぐるしく変わる世の中なので得た安定が続くとは限らない。

ただそれでも自分の人生目的を諦めなくてもいいと私は解釈している。

ブログの収益が下がって生活厳しくなったとしても「次はYouTube、作家として所得づくりに挑戦してみよう!」と戦略を変更することだってできる。

更に言えばこの本には

己を信じよ

とも書かれているので自分の人生諦めず目的を実現せよ!というのがこの本の結論かもしれない



やってみたい事を先送りするな

最後はわたし個人的に響いた所をピックアップして終わりにする。

本書でいえば145ページから始まる己に正直であれという章。

その章最後の

どんなことであれ、その優先順位を上げさえすれば、できないことは何もない。
どんなことであれ、時間やお金やエネルギーを十分に注ぎさえすれば、できないことは何もない。

159ページ

この本を読んだ日に念願だったサーバーとドメインを契約した。
お恥ずかしい話、ずっと先延ばしにしていた。

今まで難しいと無意識に避けていたのかもしれない。
いざやってしまえば後は簡単だったのでいかに先延ばししていた時間が無駄だったかを痛感させられる。
とは言いながらまだまだ苦戦中。

ここまで鼓舞されたのは予想外だった。

wordpressでブログに挑戦するかなど明確な目的は今のところ未定だが触っていきながら先の理想実現に1歩ずつでも近づこうと思う。


内容多くて触れなかったがこの本は他にも

日々の決断は「無意識」によるもの
アドバイスを貰うべき対象
恐怖を乗り越えた著者の話
やり残しを解消する方法

など数多く感銘を受けるしかない項目ばかり。
紹介に入れた7つの質問も含め為になりますので読んでくださってる皆様も是非手に取り読んでいただく事をオススメします!!!



他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
週の後半(主に金曜辺り)に投稿しております。


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