見出し画像

【作品解題】三色パンとレプリカントの騙る微妙なエロスのカルテ

イントロ

唐突な始まりになりますが、下記の作品解題

が思ったより反響があった(わずかですが)ので、
『半自動筆記に依る夜想曲』は3本1シリーズ終わるごとに
ライナーノートというか作品解題というか、
を挟んでみようと思います。
 まあ、読んだ知り合いが『難解すぎる!!!』と怒っていたので
読んでいる皆様もきっとそうだろうなあ、と思った事も
一因であります。
 あとは、下記のリンクにこの『半自動筆記に依る夜想曲』の基本的な制作プロセスについて言及しているので興味がある方はぜひご覧ください。

環状列石ストーンヘンジ-1

 さて、記念すべき第一作ですが、引いたカードに『三色パン』『電波法』『マナーとルール』なんていう言葉があったのでしょう。
 もう20年以上昔に遊び半分でやった事なので、しかもこの形式で詩をしたためるのは経験がなかったので本当にくっつけているだけです。拙いだけにシュールさが飛びぬけており、作風の第一歩を示す記念碑になっていると思います。
ちなみに末尾の下りは、サザンオールスターズの『私の世紀末カルテ』にインスパイアされたか、カードに入っていたのではないかと思われます。
 それにしてもですね、この作品の投稿時はMidjournyはまだ使っていなかったので、未だに使っているDiscodiffusionで原文直訳で生成させたものなのですが本当に訳がわかりませんね。
 まあ菓子パン文化そのものが日本固有のものという面もあるのでしょうね。

環状列石ストーンヘンジ-2

 中の段は、ありもしないロンドン旅行を勝手に持ち出して、何だか婦人(多分メリー・ポピンズに似ている)と意味不明な口論をした挙句『微妙なエロス論』という結末に納得してしまい、しかも論の方が話した当人より記憶に残っているとかいう『何やってんの』的オチになりました。
 画像は例によってDiscodiffusionですが、本当に何なんでしょうね(お前が言うんじゃない)。
一連の古い画像は、もしかしたらアップデートするかもしれません。

環状列石ストーンヘンジ-3

 さてさて、末の段です。
カードの中に多分『ストーンヘンジ』が紛れ込んでいたためか、場所はやっぱりイングランドです。
 どこか『アダムス・ファミリー』めいた正体不明の奇人変人(作中では『レプリカント』)達がただ酒を喰らって楽しそうに欣喜雀躍、撃壌鼓腹している様子が描かれています。
 末尾の『ロゴス無き愚者の楽園』は最初のOVA版『Hellsing』の主題歌にインスパイアされていたと記憶しており、この概念は生きる上での理想というか、今後も作中を貫いていく要素であるように思います。
 絵については言わずもがなですが、よくよく見るとこいつ等なかなかプリティだと思いませんか?なんか、作っている間に私も妙に愛着が湧いてきました。
 彼らはまた別の作品に出番があります。その時は、よりブラッシュアップされた怪物君たち(『Munsterマンスター』といってあげたい!!!)をお目にかけられるかもしれません。

ということで変則第一回目の作品解題はこれでおしまい!
また次回お会い致しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?