支援校、支援級 通常級はどう判断すればいいのか を支援員目線から語る話
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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)
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この時期から、年長児のお子さんのご家族は一年間ある問題に苛まれていると思っています
「小学校に向けて、どの選択がいいのだろう」
という問題です
いままでたくさんのお子さんを小学校に送り出すお手伝いをご家族の方としてきましたが、「この子たちにとってより良い選択は?」
といつも頭を悩ませていました
どのような道筋が想定できるのか、どんな判断がいいのか等、私の考えも織り交ぜながらいかに記述していきたいと思っています
もし悩まれている方が入ればご一読を…と言いたいのですが、私の言葉がご家族を傷つけてしまう可能性もあるので、有料での提供になります。ご了承ください
ご家族の苦悩はどんなことがあったか
お子さんと言っても、特性や認知、知的レベル、障害等抱える課題は人それぞれです。
相談の中で、様々な苦悩を目の当たりにしました。
・ADHD特性の強いお子さんは、理解があっても普通級での学習に馴染めるか、その場に入れるか
・ASD(アスペルガー特性の強い)お子さんは、学習はできそうだが、人間関係で失敗しないか
・ASD(自閉特性のつよい)お子さんやは、支援級、支援校、本人にどちらが向いているのか
・ダウン症のお子さんはやり取りのできるお子さんに囲まれたほうが学びになるかどうか
・医療ケアの必要なお子さんへは、理解があっても、施設や医療従事者の関係で、学校にいることはできないのか
・小学校という未知の存在に対して、自分の息子、娘がしっかり適応できるか、学べるか、どこまで成長できるか
・そして「どこまで見てもらえるか」という問題
「何が正解か分からない問」をいきなり突きつけられている状態になるのです
基本的な支援者スタンスと苦悩
支援者として、ご家族にできるのは「情報提供」と、「一緒に考える」ことでした
・支援校、支援級利用までの一連の流れ
・支援級の有無
・その雰囲気
・どんなお子さんが多いのか
・今年の地域への開放授業日はいつか
等など
そして一番多かったご質問は
「おがさんはこの子はどこがいいと思いますか?」でした
一番核心をつくいい質問です
ただ、支援者としては「ご家族が選択する」という過程をとても大切にしています
なので、情報提供や一緒に考えるスタンスはとっても、軽々に判断を後押しをするアクションは取れないのです
しかし、ご家族と数年お話をして、一緒に活動をして、一緒に悩んだ関係性は、仕事と割り切るにはあまりに濃密です。戦友とも呼べます
なので、いつも私は「私の主観」として意見をお伝えしました。ちょっとした私なりの抵抗です
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