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遺言二十八

やはり故郷を思い出す松山千春。

ファンクラブ加入でもなく、ライブにも行ったことがない。

きっと年齢が変わってきたからだろう。

興味がなかったものに興味が湧く。

今になっていいものに出会う。
どれを聴いても
どこで聴いても故郷を思い出す。

そしてうっすら雪が積もったここで聴く千春もやはり故郷を思い出す。

去年まで雪の降らない都市に住んでいた。
冬が面白くなかった。

そして今年から雪降る北国に住むことになった。
2年ぶりの雪国。

北海道のように深くはないかもしれない。
しかし贅沢は言ってられない。
雪が降るだけでもありがたい。

冬に雪が降る生活をするということ。
それは大変なこともある。
それでも冬は雪がなければ少し違う。

冬は心が温まる季節。
凍えた両手に息を吹きかけて、しばれた体を温める。

薪ストーブの煙突掃除は大変であっても終われば暖がとれる。
そしてアルミホイルに包まれた焼き芋とじゃがいもが待っている🍠🥔
バターを乗せて少しの砂糖。

悲しいほど待っていたこの生活。
松山千春の曲を聴きながら今日も朝6時前に薪を焚べる。
生まれる前から薪ストーブ生活。

おじいちゃんと一緒に薪割りもした。
あれを絶やすことはしたくない。

あんなに暖かいものを知っているせいか
暖かいエアコンの風は苦手た。

手間がかかっても薪ストーブを。
手間はかかるが、その手間をも恋しくなる。
終われば疲労感満載で何もしたくない。

それでもお風呂が待っているとい思うとまた起き上がる。
その繰り返しがいいものだ。

また降ってきた☃️
今日の夕飯は山形名物芋煮とジンギスカン。

北海道の人って北海道好きだな〜
なあ!千春風。

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