僕の世界は狭い
中2の頃、僕はよくプチ家出をしていた。
時間は決まって夜中の3時だった。
行先は毎回バラバラ。
公園だったりコンビニだったり森だったり。
非日常的な感じが好きだった。
世界に自分1人な気がしていた。
何でも出来そうな感じがしていた。
でもいずれ夜が開ける。
その瞬間が僕は嫌いだった。
何も無い、自分を責める日がまた始まるからだ。
朝日が昇る瞬間に家に帰る。
そして布団に潜り込み1人反省会。
いずれ眠りにつく。
そんなクソみてぇな毎日だった。
あれから10年。
僕は何も変わっていない。
変わろうと努力はした。
しかしダメだった。
あぁ何で僕は生きているんだろう。
10年経ってもそんな事を思ってしまう。
ずっとこのままなんだろうか、、
そんな不安があたまを過ぎる。
いや、全部何もかも自分次第だって事は分かっている。
だた、また失敗してしまうんじゃないかと思ってしまう。
どうやら僕の完璧主義は治っていないみたいだ。
匿名希望。
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