それ、ASDの特性です
ASDの特性を心の病?なに?なにかの病気?と、思い込んでた時期があります。
娘が小学生の頃は本当に深刻になっていました。
なので心配したあの頃の私にも教えてあげたい(笑)
それ、りっぱな自閉っ子の特性なのよーーーって(笑)
そんなASDっ子が中学生の頃のお話です。
だ、誰かとしゃべっている?
ASDっ子の部屋からボソボソ…と話す声が度々聞こえたので
「電話長いよー!それに部屋じゃなくこっち(居間)で話してー!」と声をかけた。(当時、我が家では、携帯電話の利用は場所の制限を設けてました)
…が、違ってた!!
娘の携帯は私の目の前にあった…!
えっ!?
また一人でしゃべってる…。
えっ!?
ひとり言????
いや、誰かと会話している????
部屋に誰かがいるっ?
だ、だれ??
幽霊??
ひーーーーーっ!
本当に誰かと会話しているみたいに聞こえるんですよね。
何度、娘の部屋を覗いて確かめたことか。
しかし、娘以外誰もいない。。。
でね、これ、
娘の特性のひとつなんですよねー(笑)
ASDっ子あるあるなんです。
親の会の相談でも「心配でユタ(沖縄の霊媒師)に行きました」というお母さんの話をよく聞きました。情報のない時代は日常の突拍子もないことが全て奇妙に見えてましたね。
学校でも変人扱いされてたしねーーー(ま、仕方がないけど)
でも、これはASDっ子あるあるなわけで、心が病んでいるわけでも何かに憑依されてるわけでもありません。成人になった今も「また誰かとしゃべってるよーw」ってな日常ですが、家族全員、もう理解しています。
統合失調症に間違えられる
統合失調症の話しをよく聞くのですが…
今の30、40代の軽度知的障害のある人の親御さんから聞く、統合失調症の疑い(や診断)は、もしかするとASDっ子特性もあったからなのでは?とも思えます。
だって昔は、知的障障害と自閉症は別だ、といって可能性を否定する教師も親御さんも多かったですしね。(スペクトラムという考え方が無かった時代なの)詳しく説明をされることも無かったし。
とはいえ、外でこれをやると周囲から怖がられるので「変な人だと思われるよ!」と、思いっきり制限をかけていますが(笑)
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