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会話がかみ合わないASDっ子

軽度知的障害とASDの娘は、思春期から会話に加わってくるようになりましたが、会話が成り立たずに戸惑う場面が増えてゆきます。

記事は、そんな思春期娘との会話を振り返ります。

旧盆中の会話でASDっ子特性さく裂!

それは、沖縄旧盆の最終日(ウンケー:ご先祖様をお送りする日)の交通渋滞中の車内での会話。

母「さすがお盆だねー。混んでるさぁ~。みんな帰ってきてるから、空港とか道路とか…あちこち混んでいるらしいねー」

娘「あ、そうだ!Mちゃんのお父さんも帰って来てるってさっきメールにあったー」

母「ふ~ん。お父さん、仕事で内地(県外)にいるの~?それとも出張?」(沖縄は短期間、県外で働くお父さんも多いので)

娘「ちがうよー!!Mちゃんのお父さんは亡くなったんだよー」

母「・・・・・・・・・」

なに?今、なんの話してた?
違う…違う…

 「・・・・・・・」

会話がズレてるASDっ子

私は交通渋滞の場面から

交通渋滞で車が進まないのは⇒旧盆の帰省ラッシュのため

という話しをしていたつもりでした。

でも、娘は「旧盆で亡くなった人が帰ってきている」という意味合いを会話に持ってきました。

「帰ってきている」

確かに、旧盆は亡くなった人が帰ってくるんだけど…。

当時は、この先、大丈夫かしらー?と深刻になった時期もありましたが、今では思い出すと笑いがこみ上げてきます。

ま、ちょっとずつかみ合えばいいのかな?(笑)

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