就活備忘録 

お久しぶりです~~~
とっても久しぶりになってしまったのですが、時間がなかったわけではなく、書きたいことがあってもうまく言葉にできなかったので、ここまで空いてしまいました!

更新が少なくなっていた間、約1年間、私は就職活動をしていました。
1年間目一杯、自分自身、自分の将来と向き合い、少し前に就職活動を終えたのですが、いざ終えてみて、価値観も、モノの選択の仕方も何もかも少しずつ変化した期間だったなあと感じています。

人生の中でとてもとても成長できた時間でもあり、人生の中で最も辛い感情も味わったかもしれません。
その経験を全てお話しすることはできませんが、私自身が記憶が新しいうちに少しでも文章として残しておきたいと思い、久しぶりにnoteを開きました。

就活は自分が将来やりたいことを考えることから始まります。
けれど、私のやりたいことはずっと前から決まっていました。しかし、そこで難しいのがやりたいことと現実の折り合いです。自分の中で、やりたいことと自分が豊かに生活していくことの両方が同じくらい重要でした。
要するに、年収と、業務内容と、、、両方納得したいということです。

よく、就活の話になるとみんなが話すのが「普通の生活ができればいい」です。とてもとてもよく聞く言葉です。
しかし、就活をしてみて痛感するのが、「普通の生活」を実現するのはとても難しいことだということです。普通の生活を送るためにどれだけのお金が必要なのか、現実的な問題を考えだすと、それらを諦めてまでやりたいことを優先するのが正解なのか?私の価値観では、どうしてもそう思うことはできませんでした。今までレールから外れてきた経験が皆無な人間だからかもしれません?やりがいを理由に給料が少ないような環境にも納得できる自信がありませんでした。

そこで、私が出した一つの結論は、未来の自分に託す、ことです。
私が進む進路はやりたいこととは少し違う道なのですが、その場所でもこれまで通りスキルを身に着けることで、別ルートで自分の好きなものに関わる道を模索したいと考えています。
違う道を通ることで、他の経験をして、自分の武器がどんどん増えていくイメージです。そのために、何パターンかキャリアプランを考えて、その実現に向けて今のモラトリアム期間で勉強中です。

ここまで、すべてぼやかして書いてしまっているので、なんのことがよくわからない人が大半だと思います。わかりにくいです!!!!謝罪!!!

就活をする前と後で変化したことは、社会に出ている人への尊敬の気持ちが強くなったこと、何かのシステムの背後にいる人の存在を考えるようになったことです。わかりやすく言うと、考える範囲が広がりました。
社会に普及している何かのシステムの背後に関わっている多くの人の存在に思いをはせることが増え、何かに文句を言うときも、その不満はどこが原因なのだろうか?誰の責任なのだろうか?一歩立ち止まって考えるようになりました。これは、以前に比べて視野が広がったということだから、良い変化なのかなと思います。

あと、就活で人生で一番つらい経験をした、という話を最初に少し書きました。その話も残しておきます。
これは、単純に入りたかった企業に最終選考で落ちた、という言葉にすると大変平凡な経験なのですが。私にとっての初めての挫折だったなと今でも思います。
私は今まで、失敗のなかった人間では決してありません。一般的に見たら、高校受験も大学受験も第一志望の学校ではなかったので、挫折経験は人並みに無事?積んでいる人間かもしれません。ですが、それらどちらも私的には挫折経験とは呼んでいません。受験は点数がすべての世界なので、「合格」「不合格」の要因はわかり切っていて、自分の点数が届かなかった、という事実が転がっているだけなので、特に抵抗なく不合格の事実を受け入れ、今となってはこれがベストな結果だったと受け止めることができています。

しかし、就活で初めて受験のような「数字」で表せない競争を経験しました。ずっと入社したかった会社からの不合格通知をもらったとき、「自分を否定された」とは思いませんでした。ですが、自分が費やしてきた「時間」を思い、それが数字ではなく、定性的なものでゼロになった(実際はゼロにはなっているとは言えない)ような気持ちになってしまい、過去一つらい経験のように感じたのだと思います。

散々言われていることだと思いますが、就活は運要素も強いです。これは就活の欠点ではなく、宿命?仕方ない部分であると思います。なので、就活生は結果に対してかけた時間に執着するのではなく、素直に受け止めて適度に受け流しながら止まらず活動し続けることが重要だったなと思います。

この曖昧な結果と自分の気持ちに折り合いをつけるのは大変難しく、私も少々苦労しましたが、結局は時間と他社の結果が慰めになってくれました。
就活は受験と違って際限なく受けられるのが本当にありがたいです。

就活という茶番だとか、ゲームだとか、いろいろ言われつつ、誰しもにやってくるライフイベントですが、1年間半強制的に自分と、自分の将来と向き合い続けたことで、「考えすぎてもはや怖くない」という域まで達したので、自分には良いイベントだったなと今は思います。

心配性で、今から将来のことが不安である、という人はいっそのこと考えるところまで思いっきり考えて、いろいろ試してみると不安も消えるのではないかな。

これからは新社会人に向けて、まだまだ未熟な部分もたくさんたくさんありますし、自分がどんな社会人になるのか、とか、業界への適性はあるのか、とか考えたらキリがありませんが、今はこのモラトリアム期間を利用して、精一杯学べることは学んで、出来る経験はたくさん積んでおきたいなと!

まとまりのない文章でしたが、書きたいことは書けたかな?また思い出したら追記するかもです。
これから就活する人、就活終えて何しようか迷ってる人、完全自己満足の文章ではありますが、何かしらの参考になってたら幸いです。

それでは、次はまた和訳とか作品感想でカムバックするかもです。
よろしくお願いします!!


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