いしいたかゆき

喜劇役者→映像製作のAP→ライター。 剣道二段。マンガ、アニメ、お笑い、ラジオ、ラーメ…

いしいたかゆき

喜劇役者→映像製作のAP→ライター。 剣道二段。マンガ、アニメ、お笑い、ラジオ、ラーメン、オクラ好き。 主に日記や「いや、わかっとるわ」的なことやアニメをはじめとする創作物の感想とかあげます。 いいね嬉しい。コメント嬉しい。お願いします。

最近の記事

「だんない」人生のために『サクラクエスト』を観よう

2017年に放送されたP.A.WORKSのお仕事シリーズ第3弾となったTVアニメ『サクラクエスト』を皆さん観ましょう、という記事。 東京での就職活動に苦戦していた主人公・木春由乃は、以前アルバイトで登録した派遣事務所からの依頼をよく知らずに引き受け、かつては観光客で賑わっていたが今では寂しくなってしまった間野山市で1年間ミニ独立国の国王を務めることになる。由乃は間野山で出会った四ノ宮しおり、元女優の緑川真希、商店会会長の孫の織部凛々子、WEBデザイナーの香月早苗たちと共に間

    • 可哀想だけど不幸じゃない『僕らはみんな河合荘』に入居したい

      2014年に放送された、宮原るり先生の漫画を原作としたTVアニメ『僕らはみんな河合荘』がとても好きだという記事。 男子高校生・宇佐和成は親の転勤により食事付きの下宿「河合荘」で一人暮らしを始める。そこには宇佐にとって憧れの先輩である女子高生・河合律も住んでいたが、彼女は無愛想でいつも本に夢中で心を開こうとしない。なんとか彼女に近づきたい宇佐であったが、ルームメイトで人畜無害なマゾヒストの城崎や美人だが男運のない面倒くさいOLの錦野麻弓、一見華やかだが実は腹黒という女子大生の

      • 思春期=「クズの本懐」なので読もう、そして乗り越えよう

        現在、連載当初から読み込んでいた漫画『推しの子』のTVアニメをもちろん視聴している。 だが、それとは関係なく、今更かもしれないが、いや、この時期だからこそ作画担当の横槍メンゴによる恋愛作品『クズの本懐』について記す。 安楽岡花火と粟屋麦は誰もが羨む理想の高校生カップルだが、花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が本命の想い人であり、それをお互い了解していた。花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていくことを知

        • 「SHIROBAKO」は、あります。

          記事や作品、今後の事業拡大のための勉強をする際にモチベーションを上げる目的でTVアニメ「SHIRONBAKO」を見る習慣が出来た。その理由を記事に起こします。 制作進行、声優、原画、3Dクリエイター、脚本家の5人の少女達を中心とする、アニメーション現場で働く模様を描いたオリジナル群像劇である。 2014年に放送、2020年には映画化がされており、それぞれTVシリーズ、アニメ映画の制作をメインに描いている。 石井自身は出役と裏方の両方のプロ現場での経験もあるからか、共感と憧

        「だんない」人生のために『サクラクエスト』を観よう

          「尊い」の最先端、「無口くんとみなみちゃん」が好きだという記事

          私は中学時代、ノンフィクション作文で賞をとれるくらいの引きの強いいじめにあっていた。 高校時代は、演劇部が忙しく月に最低2回は本番を迎えていたし、元々の性格もありなかなか普段の学生生活を充実させるバイタリティがなく恋愛も散々な結果であった。もちろん今の人生に影響しているので後悔は1ミリもないが。 しかし、そんな極端な青春を過ごした私でも「こんな素敵な青春、過ごしたい!」という願望で楽しめたり「過ごしていたはず!」と錯覚&肯定が出来る素敵なアニメ動画シリーズに出会えた。

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          『キルラキル』は美しい

          『キルラキル』という全25話で構成されたTVアニメがめちゃくちゃ面白くて衝動的に記録したかったからかくぜ、という記事。あ、ネタバレします。 監督・今石洋之さん、シリーズ構成・中島かずきさん、キャラクターデザイン・すしおさんといったガイナックス社制作『天元突破グレンラガン』の主要スタッフを中心に生み出された作品であり、アニメ会社『TRIGGER』元請け第一弾アニメである。 主人公、纏流子は父親の仇を探すため、殺人犯の武器と思われる片太刀バサミを手にした上、なぜか喋る不思議な

          『キルラキル』は美しい

          ラーメンに食べられたい。ラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメン!!!!!!!!!

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          ある意味ロックなぼっちちゃんのゆるふわドキュメント『ひとりぼっちの○○生活』

          昨年、『ぼっち・ざ・ろっく』に人並に大ハマりしてしまい、アニメを見て、原作を全巻読破して、アルバムも購入するほどまんまと楽しく策略にハマってしまった。 しかし、どうやらこの作品が産声をあげる以前に、既にこの国で「ぼっちちゃん」の地位を確立していた作品があるということで、視聴を 始めた結果、まんまと没入しましたよ、って 記事を書く。 『ひとりぼっちの○○生活』というアニメ。カツヲ先生による4コマ漫画が原作であり、大事なことだがきらら作品ではない。 人見知りすぎる女の子主人

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          もういっぽん!という切なくも熱いラブストーリー

          2023年冬アニメでは「もういっぽん!」にハマった。 村岡ユウ先生の同名のマンガを映像化したものである。 主人公・園田未知が、中学で辞めるはずだった柔道をある事がきっかけで再開させ、仲間とともに強くなっていく様を描いた高校女子柔道の物語である。 女子特有のコミュニティが中心なのでゆるふわな描写が多い一方、試合の迫力や駆け引きとのバランスの巧みさが見事で、まっとうな「青春部活もの」としてやり切っており、素直な気持ちで楽しむ事が出来る傑作だった。 しかし、この作品の建築方法

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          自己紹介的なやつ

          自分にとっての理想郷みたいなものを真面目に考える時がある。 それは完全に自分にとってとても都合が良い世界。 マンガを読んでるだけで褒められたり、アニメを見るだけで尊敬されたり、ラジオを聴くだけで感謝されたり、お笑いを見るだけでイケメンになったり、ラーメンを食べるだけでお金がもらえたり、人に自分の好きな物を話して「へ~見て見ようかな」とか言われたりするだけ、そんなものが私のユートピアだと思っていたりする。 それさえ出来れば、たとえ殴られたり蹴られたり、他人から虐げられた目で

          自己紹介的なやつ