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人生2度目のMRI検査、マトリックスやアバターにはなれそうにありません。ー右脚シリーズー②

2022年12月10日自己転倒→右膝蓋骨骨折
快方に向かっていたのですが、2月3日転倒しそうになり、右膝関節にダメージを受けました。
投稿記事です。 ☟

靭帯損傷があるのかどうかはMRI検査でないと分かりませんので、本日予約通り撮影に行ってきました。
患者さんをMRI室に誘導したことは数知れずありますが、私自身の撮影としては子宮筋腫以来なので、10年ぶり2度目です。
撮影中の感覚含め、途中で、笑い出しそうなくらいに可笑しくなってきたので、私の頭の中を振り返ってみます。

MRI検査あるある?

まずはMRI検査について引用。

磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略です。エックス線は使用せず,強い磁石と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。特に脳や脊椎,四肢,子宮・卵巣・前立腺といった骨盤内の病変に関して優れた検出能力を持っています。

愛知医科大学病院

私の撮影部位は、もちろん右膝です。
MRI検査といえば、磁力を利用しているので、金具類はすべて外し、火傷のリスクがあるのでマスカラなどもしないようにとの注意があります。
この辺りは、ばっちり準備していきました。
そしてMRI検査といえば、”大きな音!”です。
クリニックから紹介された画像診断クリニックの口コミには、かなり辛辣な意見もあり、どんな対応なんだろう?と、少し興味津々になっていました。

ハハハハハ ((笑))
口コミほどではありませんが、確かに、恐怖感がでそうな”大きな音!”でした。しかも、以前受けた時とは比べ物にならないくらいの高音です。
さながら、線路に寝かされて、列車が体の上を通り過ぎるのを見送るような感じです。
検査開始時に、ヘッドフォンをつけられ宇多田ヒカルさんの♬first love♪が聞こえてきた時は、イイ感じでしたが、すぐに全く聞こえなくなりました。

そして、そして、驚いたのが、下半身を持ち上げられるような感覚です。
「あっ、動いてしまう!どうしよう!」と、
とても焦ってしまうほどでした。
磁力に引っ張られているような感覚です。
慣れてくると、少し面白く感じていたのですが、だんだん気持ち悪くなってきました。
皮膚や筋肉を通り越して、骨が抜かれそうな感覚・・
閉じていた目をあけて、天井を見つめて、正気を保ちました。

頭の中の世界

検査開始時点では、音楽と轟音に集中して、ちょっとマインドフルネス的にしてみよう!
そういう計画でした…。

インサイド・ヘッドという映画(2015年/ピクサー)がありましたね。
ライリーという少々の脳内にいる5つの感情がキャラクターとして登場するのです。
MRI検査の20分間、なんだか私の頭の中でおしゃべりが始まりました。
マインドフルネスどころではありません(笑)

・あ~、びっくりした!動いちゃうかと思った。
・辛辣な口コミをした人もこんな感覚になってびっくりしたんじゃない?
・そうかもね。でも言えなくて、書き込みしちゃったのかもね。
・それにしても不思議な感覚よね。
・うんうん、ジェットコースターより面白いかも。
・いや、それはないよ~。
・患者さん達ってえらいよね。こんな検査を何回もうけるなんて。
・それにしても、人間はすごい機械を作ったものよね、と改めて思うわ。
・なんだかこんな風に閉じ込められてると、マトリックスとかアバターを思いだすよね。
・うんうん。
・あ~私絶対無理だわ!仮想現実とか脳がついていけそうにないわぁ~

etc

検査が終わり、下半身を持ち上げられるようになった感覚を技師さんに伝えましたが、
「あっ、僕、受けたことないんでわかりません。そうなんですか。」と。

まぁ、そりゃそうだわね。。

西洋医学との付き合い方

34年も西洋医学にどっぷり仕事としてつかっていたわけですが、私には、疑問だらけでした。何がかは、またの機会に。
”医学”、”医療”はどこに向かうのか・・
患者さんは、何故、受け身なのか?

私の身体は私のものです。
いえ、この地球での今回の生に対する借り物です。大切にしたいと今さらながらに思うのです。

人生のメッセージを携えてきたこの”右脚さん”
「ねぇ、今回のこのケガはなんのためなの?」
改めて、質問してみました。

人生の総括のスタートなのでしょうね、きっと。

明日は午後から。検査結果をききにいきます。さて、いかがな結果がでることやら。。。

生きとし生けるものいつかは終わりがきます。

しかし、そう簡単には、”終わらない”ことも私は知っています。

どうせ生きるなら、楽しみたい!
だからといって、医療に私の身体をお任せであずける気はありません。

これからも続けて、右脚をテーマに人生ストーリの読み解きを綴りたいと思います

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