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音浴博物館なるところ

長崎市内から県民の森を横に見て大瀬戸の方に車を走らせると見えてくるのが音浴博物館だ。

最近NHKのローカルニュースでここの企画展が取り上げられていて見たのが行こうと思った理由。

Wikipediaからの引用になりますがここが出来た由来を

栗原榮一朗さんが倉敷市でレコードや古い蓄音機などを集めて病院の大きな倉庫を借りて開業していたが、極めて私的な施設であった。,2000年、当時借りていた倉庫が取り壊されて駐車場になることから、移転先を探して当時一般的になりかけていたインターネットで全国の自治体に場所の提供を呼び掛けた。
3日後に長崎県庁から返事があり、用意された県内3ヵ所を視察した結果最も広い現在の場所に決定。2000年12月には所蔵品を倉敷から10 tトラック4台を使用して移送を行った。

移転先として選定した
「旧大瀬戸町立雪浦分校久良木開拓分校」は1957年築。19年後に閉校。その後「日本赤十字ベトナム難民救援援護施設大瀬戸寮」として1980年に増改築。15年間開設された1995 年に閉鎖されて5年経っており老朽化が激しく、水道も止まったまま。地元大瀬戸町と力をあわせて修繕改装を行い、4ヶ月後に開館にこぎ着けた。

が、栗原榮一朗さんは開館して数年後病気で他界し、一緒に移住した奥さんも引退されて今はNPO 団体が管理運営をしている。

ここでは貴重なスピーカーで聴くこともできる。

初めて来館した人は博物館の方からここが出来た歴史や所蔵品の説明があるのだが、その時にスピーカーによってどう音が聞こえるかをしてくれるのだが、これが実に面白い。
メーカーによって聞こえかたが違うからだ。
このときにJBL というメーカーがすごいメーカーであることを初めて知った。説明のあとについついググってしまったくらい。

ここのコンセプトが

「音を浴びる=実際にスピーカーで再生し空気を通じて全身で音楽を感じる」

まさにここは音楽を浴びるところだ。

ここは携帯の電波が通らない山の中(満州開拓団が日本に戻ってきて開拓に入ったところだし)。
西海市のWi-FiがあるのでWi-Fi接続は可能だ。

物心ついた時から自宅にレコードがあった。
父が音楽好きでかなりのレコードを所有していた。
私が生まれて初めて買ったレコードは早見優の夏色のナンシーとスプーンおばさんのテーマソングの入ったドーナツ版。
小さかったのでレコードを聴くにも父親が操作をしていたので父親がいるときにしか聞けなかった(ステレオだったのでカセットとラジオ機能は使えてた)。
小学校までは音楽のクラシック鑑賞の時はレコードだった。
ここでは、懐かしい思い出、昔聴いたであろうLP SP 版と再会できるし場所なのだ(私の好きな「赤い光弾ジリオン」のレコードを見つけたときは本当に嬉しかった(CD で所有))。

私よりも旦那のほうがドはまりしてしまったようだ。

流石に私の好きなレコードを一緒には聴けないので、とりあえず次回は80年代のシティーポップを聴ければと思ってる。

大人の隠れ家&最強の場所。

それが音浴博物館。


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