見出し画像

輸入のばかばかしさを考える

地球のため、全人類、夜は戒厳令(161)

「輸入のばかばかしさを考える」

日本は食料やエネルギーなど生存に不可欠なものまで、あてにならない外国に依存している。換言すれば、地球温暖化や気候変動、国際紛争などでヤバいことになっているのに、安全保障をあてにならない外国に依存しているとも言える。矛盾しているのだ。

いまいちど輸入の仕組みを考えたい。

穀物を例にとる。
種を蒔いて栽培し実ったら収穫する。これが輸出され日本が輸入する。
種が蒔かれ育ち実る。これは天地の恵みにより自然に行われるが、それでは収穫量が稼げないので人手をかけて収穫量を増やす。
人手以外は全て天地の恵みにより自然に行われ、コストはゼロだ。
多少、肥料を遣るかもしれないが、成長や実りの作用にコストはかからない。

収穫されて付けられた価の大部分は人件費だ。

輸入とは労働を買っているようなものだ。
裏を返せば、その分、日本での労働の機会が奪われている。
だとしたら、その輸入した労働を国内で調達したらどうだ。食料の国内自給自足だ。

国々の生活水準や為替相場のこともあり、輸入より多少購入価格は高くなるかもしれないが、それは国内の人件費だから、イコール雇用だ。

儲からないのであれば、あるいは価格を抑えたいのであれば、公共セクターが担う。
安全保障の一環なのだから公共セクターが担うことに異論は無いはずだ。

食料自給率100%へのハードルは全く無くなるはずだ。

次回はエネルギーを例にとって考えてみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?