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ときどき日記(291)泣こうが喚こうが訴えようが除名は揺るがない

登院しなかった国会議員が除名されようとしている。

当然だろう。登院しないのは当選していなかったのと同じだからだ。
泣こうが喚こうが訴えようが除名は揺るがない。登院しないは票を捨てた事とも同じだからだ。自己責任だ。

ただ、比例代表の次点の者が繰り上がってしまう。

比例代表の者を党を挙げて登院させなかったのだから、党としての議席を失なわしめるべきだろう。

これは比例代表制度が、いい加減なものだからだ。

党の実力や期待に対して投票するのが比例代表である。そこに若干個人の資質に対しても投票させるというのが、同じ比例代表でも非拘束名簿式比例代表だ。

今回除名になる者は非拘束名簿式比例代表で当選した。党の代表として国会へ派遣する体だ。にもかかわらず、議席が専ら個人のものになってしまうからややこしい。

人間には人格がある。また、法的に人間ではない組織に対して人格を与える制度がある。会社などの法人格だ。

比例代表で選出された議員は、党という法人格の代表者だ。○○党1号、○○党2号だ。

登院しないことが解ったら、すぐに別の党員へ差し替えることができたはずだ。

この点、山本君のところは、1号に不具合が生じてしまい、すぐに休ませて、今後、2号、3号と投入しようとしている。極めて趣旨に適っているといえるだろう。

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