ときどき日記(648)とんちんかんな北方領土交渉

私のスマホのユーチューブには、山本太郎さんの動画が数多くおすすめで上がってくる。

おすすめで上がってくるというだけで私がどのような人物かの一端がバレてしまうが別にかまわない。

ときどき見てしまうのもあって、北方領土について語っているものを見た。

首相が吉田茂の頃だから、私が物心も付いたか付かないかの頃の話だ。米軍は日本の好きなところに米軍基地を造れるという密約を交わしていたらしい。吉田は自民党選出の首相だ。同党安倍晋三の頃には、ずいぶんと一生懸命に返還交渉をやっていたように記憶する。その分、かなりの資金も投じた。密約を知らなかったとは言わせない。密約を解消しなければソ連（ロシア）は北方領土を絶対に返さない。目の前に米軍基地を造られては堪らないからだ。

真っ先に解決しておかなければならなかった事柄、密約の解消を等閑にしてソ連と交渉など「はぁ？」だ。

自民党よ、ソ連に投じたカネ返せ。

道理的、道義的には北方領土は返還されるべきものであるから、密約さえなければ、案外ソ連はいとも容易く北方領土を返してきたかもしれない。

「アメリカの植民地日本」悲しい。