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泥抜きのためスッポンの世話してたら、コイツらが好きになったお話

先週、スッポンを釣ってきました。
その後のスッポンのお話です。
すっぽん鍋にするために、泥抜きしてます。

あまり大きさにビックリ

居酒屋のHITOMIさんの都合が合わず、2週間スッポンと共同生活をするこになりました。
バイオハザードのモンスターみたいなヤツと二週間も暮らすとは。

1.スッポンの泥抜きと飼育方法

スッポン鍋にする日までに死なれてはいけないので。
泥抜きと飼育方法について調べます。
両生類ではなく爬虫類。
恐竜の末裔ですね。
夜行性と書いてるが昼間でも釣れた。
昼も油断できない。
甲羅を掴んでも、首が長いので噛みついてくる。
ただし、鋭利な歯を持っていない。嚙みついても、指を嚙みちぎるようなことにはならない。
分厚いゴムの手袋を履けば十分。
泥抜きは通常3日から4日。エサを与えない。
水が濁ることがなくなれば完了。
スッポン養殖場で働いてた人に聞いた。
・天然スッポンはエサをあげても食べない
・慎重なので1カ月ぐらいは食べてくれない
・2週間一切エサを与えなくてもよい
・釣り針を飲み込んでいるなら弱る。買取価値は下がるそうな。

結論

2週間平穏に泥抜きとして水が濁ったら交換
釣り針を外すのは危険だからやめとこう。
週末にちょっと日光にあてる。

2.とりあえず名前をつけてやろう

大きいほうがポチ、小さいほうはジョン。
山ガールのMIZUHOさんと会ったときにスッポンを食べる話をしました。
MIZUHOさんもコラーゲンたっぷりのスッポンスープをごちそうなりたいと。
MIZUHOさんは以下の記事の方です。

雲「もちろんOK」
ポチとジョンの動画を見せる。
MIZUHO「なんで大きいほうがポチやねん!」
雲「ポチとは小さいほうにつける名前だったのか?」
MIZUHO「しかも、しっぽが隠れてるからメスやろ!」
山ガールは、ツッコミも上手だが、やたらスッポンに詳しい。
美容にはうるさいので知識は豊富です。

3.スッポンは頭いい。巧妙にバケツから脱走した。

2匹一緒の衣装ケースに入れてると噛みつきあいの喧嘩。
アカン。。。2匹別々にする。

幅39奥行53高さ32の衣装ケースを2つ買ってきてそれぞれいれてます

ポチは大きいので、大きい衣装ケースに入れておく。
広いからよく動く。
ジョンは普通サイズなので釣り道具入れがバケツとして流用。
ジョンは狭いバケツでより狭い場所で動かない。いつも元気ない。
大丈夫かな。2週間生き延びれるのかと心配。
しかし、それこそジョンの狙い。コイツ頭いい。
深夜0時。私は熟睡。長方形の深いバケツに、短い辺に足と首を全力で伸ばすと両辺につけてゆっくりとバケツからはい上がり脱出。洗面所のドアは俺が開けていた。

幅27奥行44高さ32ですが内寸は小さく爪で登って脱走
この中からどうやって脱走出したのやら

私のマシンルームは夜中でも機器が光っている。
光を目指してジョンはマシンルームに侵入。
マシンルームに掃除ロボットルンバが部屋の隅のステーションにある。
ルンバの中央のスイッチは緑色に明るく光ってる。
ジョンの目線にはしっかり見えてると思われて、ルンバにはい上がる。
ジョンが乗ったときに、中央の光るスイッチを押したと思われる。
ルンバ掃除モード起動。大きなアラームとパワー全開で回転してルンバ発進。ジョンは慌ててルンバから降りて逃げたはず。

ロボット掃除機の緑色のスイッチにジョンが乗ったらスイッチが入ったと思います
ルンバの通り道にジョンが降りて、ここにいるスッポンにルンバがぶつかりまくる

何事かと私は目をさます。なんでルンバがこんな時間に起動する?
ルンバのスイッチを押して止めて、ステーションに突っ込む。なんか足元に丸い黒い物体が。。
亀!、スッポン! ジョン。甲羅に頭も足も引っ込めてる。
ジョンはルンバの通り道にいて、ガンガンぶつからて、防戦一方だったみたい。マジかあのバケツをよじ登ったのか。
素手で捕獲は無理。モンスターを野にはなしたら、えらいことになる。
別の部屋から速攻で網をとりに行く。
戻ってくると、ジョンはカーペットにへばりついたまま。
ルンバの容赦ない体当たりを受けて相当ビビってる。
網をカーペットとジョンの間にいれる。
ジョンが走って部屋の隅に逃走。
なんじゃこのスピード!

ウサギと亀の話とは違います。スッポンならウサギに追いつき噛みつきそうです。

ウサギより早い!!!!
うさぎと亀の童話や、もしもし亀よの童謡など鵜呑みにしてはいけないスピードです。
世界で1番お前ほど歩みののろいものはないなんてことはないです。

うちのマシンルームはルンバが掃除するように、床に物はなく、家具などの隙間はなく、小動物すら入り込む隙間もない。ジョンは隙間に入れず止まる。
網ですくってバケツに入れて、ゴムの網でふさぐ。よかった。

4.脱走時の捕獲訓練

生物の生きる力をなめてました。
コイツらは本気で生きようとしてます。
絶対に脱走不可能な対策すると思うが、この世に絶対はなどはない。
脱走対策を強化すると共に、脱走したときの捕獲できるように訓練しよう。
調べるとスッポンの移動スピードは尋常じゃない。
スッポンの身体能力を知っておかないと危険。
10畳の部屋を密閉して、厚いゴム手袋に厚い靴下履いて、ジョンを放す。

ジョンで脱走訓練のため、部屋に放します
カメは裏返すと戦闘力は半減します。

1メートルぐらいは1秒で移動できる感じ

カーペットでもありジョンは本気ではないので、ウサギよりは遅い印象
暗く狭い場所に逃げ込む習性がありそうです

カーペットには爪を立てて剥がすのは力いる。
暗くて狭い場所を選らんで逃げる。
臆病なので基本的に甲羅に隠れて、隙をみて逃げる。

衣装ケースの表面はツルツルでジョンは滑っています
衣装ケースでは滑って登ることは無理
隙間を目指して移動します
虐待でないです。甲羅を軽くトントンして確かめてます。固い音します
垂直方向に登れる能力はあるが、滑るので衣装ケースは登れません
暗くて狭い所へ逃げ込みます。基本は慎重で臆病ぽいですね

5.脱走されたときの捕獲方法

1.網で動きを止める。カーペットの場合は爪が食い込んでるので剝がれない。網を被せて、網を横に網を入れてひっくり返す。
2.ひっくり返ったスッポンの裏の足の付け根付近の固いとこを指で挟んで、スッポンをケースに入れる。
3.保管は衣装ケースがお勧めです
厚いゴム手袋は必須です。

捕獲には真ん中にココを掴めばよいのです。

6.スッポンと暮らしてみた感想

捕獲訓練で化け物ではないことがわかりました。
スッポンは自分の身を守るために噛みついたり、爪を立てることはありますが臆病。
毎日、仕事から帰ると生きているか確認してます。
まあ、食べるまでは生きてくれないと困ります!
ジョンは人の気配を感じると全く動きません。
ちょっとゆすって動くと安心します。
夜中はバシャバシャと大暴れします。脱走をしようと暴れてます。
綺麗な水に入れ替えるため、衣装ケースにスッポンが入ったままトイレに水を流す。そして洗面所で水をいれる。
世話をしてると、ポチもジョンもあの手この手で脱走しようとします。

一生懸命に脱走をしようとする必死な姿、本当に悪人顔でブサイクなスッポンですが、コイツらが好きになってしまいました(笑)

水替えは脱走のチャンスとばかりに、動きまくります

ポチもジョンも気持ちよく泳ぐと見せかけて、急速移動してシーソーのようにケースのバランスを崩させて逃げようとしたりします。
甲羅に引っ込んでる姿や、水から頭を出してる姿をみるとブサイクでも可愛いと思いました。
なるほどね、こういう気分か。。
猪を友達にあげて、美味しいといってもらうと嬉しいのと似てます。
世話してると可愛いい、絞めるとときは少し可哀そうな気分、きっと友達が美味しいと食べてくれると嬉しい気分になる。
ので、私なりの想像ですが。
畜産業の方は、似たような気持ちで日々働いていのかもと思いました。

ホンマ、ポチはデカい。私の拳骨いくつぶんだろ
ブサイクな悪人顔も慣れました

健康食品としてスッポンエキスだけを飲んでると気付かない心境です。
猟師も冷酷に見えて優しい人が多いです。
むげに美化したり、残酷とも思わないでね!
SDGsという持続可能な世界が昨今言われておりますが。
これも生き物を大事にして必要な分だけ食べるという勉強かと。
人間も自然界の生物です。みんな分業してるので、こんな経験しなくても生活できることに感謝ということで締めくくります。

記事の内容を動画を面白い動画にしてます。
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