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【就活】大切なのは金?それともやりたい事?【業界選び】

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。
朝霧くもりと申します。

今回は就活に関する記事です。
中でも、特に多くの人が困るであろう「業界選び」について私個人の意見を書き綴っていきます。

この記事が、どなたかのお役に立てれば幸いです。

それでは行ってみましょー!


殆どの人は業界選びに困る

業界選びが上手く行く人の特徴

就活における「業界選び」の難易度は人によって変わりますが、スムーズに行く人には共通点があります。

それは志望する企業群や業種が明確で、かつそう思うバックグラウンドがしっかりしているということです。

単純に「大企業だから」とか、「安定だから」とかいう薄っぺらい動機ではありません。

「難病にかかった親族の辛さを間近で見てきた経験から、画期的な治療法を開発したいと考えて製薬会社の研究職を志望する」とか、
「ボランティア活動でアフリカに行った際に貧困層支援の必要性を痛感したから、国際協力に携わっている企業を志望する」など、過去のエピソードと志望動機を結び付けているものが該当します。

しかし、こういった過去のエピソードは全て一貫性が無いといけません。

例えば前者の例では、過去の経験から現在製薬会社を志望するまでに、大学や専門性、研究テーマなどを「画期的な治療法を開発する」という最終目的をふまえて選択していなければ、発言と行動が一致していないとみなされるでしょう。


業界選びに悩むのは普通のこと

でも、こういったエピソードを話せる人は少数でしょう。というか、普通の人は就職を見据えて日々行動しているわけではないと思います。

将来のことより目の前のことを考えて生きてきたから「業界選び」で悩むのです。

また、そういったエピソードはあるが、企業で活かせない目標(文学を極めたい、音楽をやりたい等)を設定している場合もあると思います。
夢を追いかけること自体は素晴らしいのですが、働いて何かすることが目的ではないので、こういった人も「業界選び」に困ることになります。

さらに、そもそも働きたくない、好きなことをやって日々過ごしたいという意識低い系の人も「業界選び」に苦戦するでしょう。


簡単に言えば、「自分のやりたいことが社会貢献(金)に繋がる人」以外は基本的に業界選びを苦労することになります。


一部の人を除いて給料で仕事を選ばない方が良い

「金」で仕事を判断するとミスマッチが起こりやすい

別に企業選びで苦労すること自体は悪いことではありません。

広い視野で社会を見渡すことが出来ますし、自分の知らなかった仕事に出会えることもあります。

しかし問題なのは、業界選びの軸が無い人は「給料」で企業を判断しがちという事です。


これの何が問題か。
ズバリ、業務内容と人間性のミスマッチを引き起こすからです。

結局人生(+就活)で一番大事なのは「目的意識」というお話【全人類に届け】という過去記事でも書きましたが、就職は人生の過程に過ぎません。
就職や給料を目標にしていること自体が大間違いです。

そもそも論として、やりたい仕事がない人は仕事のモチベーションが低いことが多いです(※傾向なので、その人が必ずそうとは限りません)。
しかし、給料の高い会社は仕事の成果をコンスタントに求められるため、その人の中身と現場の実態に乖離が生じます。

結局その業種に自分が合っていないなら、就職する意味はありません。


そもそも、本当に大切なものは「金」ですか?

いやいや、金の為なら嫌なことも頑張れる。そう言った人もいるかもしれません。

しかし、現実は甘くありません。

「何故お金が欲しいのか?」と言う質問に確固たる答えを持っていない人は、間違いなくどこかで挫折します

「○○というスーパーカーをどうしても買いたいから」とか、「△△さんと結婚するために借金を早急に返さないといけないから」とか、本当に心の底からの思いが必要です。

「何もやりたい事ないけど、自由は欲しいから将来FIREしたい」といった甘っちょろい動機では、一部の人を除いて上手く行かないでしょう。

これは私がこれまでの人生で得た確信に近い洞察です。
この記事で真にお伝えしたいのは「甘い考えでは、就活を含め人生で上手く行かない」ということです。是非頭の隅に止めて頂けると嬉しいです。


でも、嫌な事でも金の為なら頑張れる人も存在します。

自分が知る限り「サイコパスレベルで他人の感情に疎く、自分にも他人にも厳しい人」「金の為なら仕事場では人間ではなく奴隷(オブラートに言って機械)になっても良いと考える人」の2パターンです。

結構少ないタイプの人間なので、当てはまることはほぼ無いでしょう。
というか、この特性を持っている人は証券・銀行・不動産系の営業にとても向いていると思います。


逆に言えば、金を稼ぎたい確固たる意志も無く、そう言った人間性を持っていないその他大勢の人は、基本的に「給料」よりも「やりたい事 / やってもいい事」や「ライフワークバランス」を重視するのをお勧めします


「金」以外での業界の選び方

主に五つのアプローチがあると思っています。上から順に就職が成功しやすいです。

  1.  自分の強み/専門性で選ぶ

  2.  自分の興味で選ぶ

  3.  業務内容が自分と合っているかで選ぶ

  4.  企業体質や人材で選ぶ

  5.  仕事の大変さで選ぶ


① 自分の強み/専門性で選ぶ

就活を目指して生きてきた訳では無くても、色々と過去に頑張ってきたことが多くの人にはあると思います。

それはサークルだったり、バイトだったり、研究だったり人によって様々ですが……。
自己分析によって「自分の強み」を見つけて、それにマッチする業種を選び、その業種を募集している業界を選ぶ

過去のエピソードが様々あり、自己分析がしっかりできる人はこのようにして「企業選び」を行うことが出来ます。

これが三択の中なら一番オススメの方法です。
企業側もポテンシャル採用をしており、その人の人格や強み弱みがマッチングしているかを見たいことが多いです。そう言った戦略を選考で取っている企業の場合、このアプローチは成功する可能性が高くなります。


②自分の興味で選ぶ

具体的な業務や企業の行っている事業に興味が湧くかどうかで選びます。
特に好奇心がそこそこある方はこの方法が使えます。

外面がキラキラした業種に意識が向きがちなのと、好奇心が強すぎると絞り込めないという点にだけ注意してください。

逆にだいたいのことに無関心な人はほぼ使えません。一方で、興味が湧いた場合は天職と言えるかもしれません。

企業分析が結構大変になるので、これ一辺倒にならないことも大切です。


③業務内容で選ぶ

これは単純に「その仕事をしても良いか」で選ぶ方法です。

①と異なり、主に「自分の弱み」を参考にします。この辺から積極的に職種を選ぶのではなく、消極的に業種を選ぶ方法に近くなっていきます。

例えば「コミュニケーション力が弱いので、営業や企画立案を避けエンジニア職を選ぶ」といった感じですね。

動機としては弱くなりますが、向いていない業界を弾くことが出来るので業界選び」の一種の参考にはなると思います。

最悪のミスマッチは避けられるので、手当たり次第にいろいろな企業に応募するよりは遥かにマシです。


④企業体質や人材で選ぶ

①~③のように業務内容で選べない場合は、それ以外の要素で選ぶしかありません。

その中でもマシというか意外と大切なのは「その業界で働く人と一緒に働きたいと思えるか」「企業文化にあってそうか」です。

上司や同僚と仲が良い職場で働けるのは本当に大切な事です。
仕事自体がつまらなくても、仲良く働けることで耐えることもあると思っています。

OGOB訪問や職場見学がほぼ必須で時間がかかる点に注意。


⑤仕事の大変さで選ぶ

一番消極的な選び方です。自分が許容できる仕事量かで選びます。

これで選択すると基本的に殆どの企業や職種が消えると思います。
最後に残るのは激戦区の業界・業種ばかり……そういった事態になることが多いでしょう。

これを避けるため、下から順にランク付けしていきます。そして全てをランク付けし終わった後に、自分でもギリギリ手が届きそうな業界・業種に応募します。

ちゃんとマッチしているかと言われれば微妙ですが、①~④をどれも使えない人はこうするしかありません。
自分がこれまで適当やってきた報いなので、受け入れましょう。就活は自分の立場を受け入れる所から始まります。気合を入れて頑張りましょう。


最後に

ここまで色々と選び方を述べてきましたが、一番大切なのは「自分が求めている要素のランク付けを行う」ことです。

福利厚生や勤務地など、その人のバックグラウンドによって重要なものが違うと思うので、本当に譲れないものはそれを大前提にして考えましょう。

そもそも、それが分かっている人は業界選びに苦労していないと思いますが……。

業界・企業選びは就活の出来に直結するので、是非一度立ち止まって考えてみてください!


〆の挨拶

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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それでは次の記事でまたお会いしましょう!
サラダバー!!!


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