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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day25 今日一日にあった感謝したいこと・WBC

今日一日にあったことで、
WBCの日本優勝以上に大きな出来事はないだろう。
私が感謝したいことは、侍ジャパンが優勝してくれたことだ。
月並みな表現だが、「感動をありがとう」と言いたい。

本日2023年3月22日、アメリカのフロリダ州マイアミでWBC(野球の世界大会)の決勝が行われた。日本VSアメリカの試合は、3-2で日本が勝利した。

今日は一日家にいたので、朝から家族でテレビを見て盛り上がった。野球の試合は何度も見てきているが、もうこんな試合は一生見ることができないと断言できる。


なぜ、侍ジャパンに感謝したいか?
それは、感動をくれたからだ。

私は今まで生きてきて、「心から感動した!」という経験をあまり持っていない。強く興奮したり、心を揺さぶられたりすることのない人生を送ってきた。学生時代を含め、普段の生活で感動を得られる機会なんてそう多くはない。

私はスポーツをよくするのだが、チームプレイをする競技はあまり経験がない。また、習い事や趣味もほとんどソロプレイで行うものばかりを選んできている。だから、みんなで何かを目指して頑張るということの感度が低い。
テレビや映画でチームプレイのシーンを見ても、いつも他人事に感じてしまう。他人の活躍で自分が勇気づけられるという感覚は、全く理解ができない。

しかし、そんな私が見ても、今日のWBCの試合は心が動いた。
監督、コーチ陣も含め選手全員が自分の役割を果たし、粘り強くプレーしたことは、テレビを見ていて伝わった。吐きそうなくらいの重責のなか、丁寧に丁寧に戦って、ゲームを作り上げていったその姿は、自分が感動するのに十分だった。

私は野球は好きだけど、基本的なルールを知っている程度の人間だ。
選手も名前も顔もほとんど知らないし、誰かの熱烈なファンでもない。それでも、今回WBCの侍ジャパンのプレイを見て感情移入できたのは、自分が日ハム好きだというのが大きいと思う。


なぜ日ハムファンであることが、
侍ジャパンの試合を見て感動することにつながるのか。
それは、私が自分と同じ共通点を持つ人を無意識に応援してしまうからだ。

私は北海道出身で、同じ道民に仲間意識を持っている。北海道にいるときにはあまり感じないが、道外に出たり、日本を出たときには、自分が道民であることを強く意識する。そして、同じ道民という共通点を持つ人に対しては、それだけの理由で好感を持ってしまう。

同じ理由で、どんなジャンルの人間でも、その人が北海道に何かしら関係のある人だとわかると勝手に応援したくなる。北海道にルーツがある人や、北海道のスポーツチームに所属しているは、無条件に注目してしまう。

北海道では日ハムの特集番組が多く放送されていて、選手の人となりを知る機会が多い。選手が番組で試合とは違った一面を見せてくれると、その選手が自分の知り合いになった気分になる。

これは不思議なことなのだが、共通点が日本人だというだけでは、私は仲間意識を持てない。あくまで、北海道に関係あるかどうかなのだ。


今回のWBCでは、日ハムに在籍経験のある選手が多く出場していた。しかも、その選手たちの多くは侍ジャパンを代表するようなスター選手たちだ。栗山監督、白井ヘッドコーチ、大谷翔平選手、ダルビッシュ有選手、近藤健介選手、伊藤大海選手など、優秀な選手たちがチームを引っ張っていた。

実質、日本チームの舵取りしていたのは、北海道に縁がある選手たちと言える。だから、私は侍ジャパン全体に仲間意識を持つようになって、WBCを自分事として捉えて試合を見るようになったのだと思う。


感動とは、強い感銘を受けて深く心を動かすことだ。
私はどこに感動したか。

それは、監督の采配に選手たちが全力で応えたことだ。

栗山監督は選手一人ひとりをよく見る人だ。そして、選手を適材適所に配置して望み通りの結果を得られるように戦略を立てた。そして、最後まで選手たちの力を信じた。
選手たちは自分の役割をしっかりと自覚して、不慣れな環境やポジションでもできる限りの活躍をした。そして、強敵相手に最後まで諦めずに粘り強く戦った。
ここに感動した。

監督と選手、どちらも素晴らしい動きをした。なかなかできることではない。この先、何度も今日のことをチームプレイのお手本として思い出すかもしれない。


まとめ
感動するには、まず関心を持たなけばならない。その上で、強い感銘を受けて深く心を動かすことがなければならない。
私は「北海道」という共通点を持つ元・日ハム選手の多く在籍している侍ジャパンに関心を持った。その上で、監督と選手たちの姿勢に心を動かされた。だから、感動した。
理屈っぽいが、たぶんそういうことだろう。

感動をくれたことに、感謝している。
だから、「感動をありがとう」。



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