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10年後の自分へ手紙を書いてみた

今週は30歳の誕生日を迎えた。
記念として10年後、40歳を迎える自分への手紙を書いてみた。

未来への自分へ手紙を書くのは小学生ぶりだ。
10歳の頃に授業の一環として、20歳の自分の向けて書いたのが最初で最後だった。

10歳の自分が想像した20歳はしっかりとした大人になっていることだ。
10歳の頃の私は20歳になれば、何でも物事が分かり、何でも出来るようになり、結婚もしていると思っていた。
だが、現実は違っていた。
20歳の頃の私は学生で経済的にも自立しておらず、精神的にもまだまだ幼かった。
20歳の自分は他人から自分がどう思われるかを気にして物事を判断したり、とにかく楽しいことを追い求めていた。
20代の10年間をかけてようやく、精神的にも落ち着き、少しずつ大人になってきていると思う。

そんなある日ふと40歳の自分へ手紙を書いてみるのも面白いかもと、
散歩中に思い浮かんだのがきっかけだった。

10年後の自分への手紙を書いた感想はとても不思議な体験だった。
たまに友人や家族に手紙を贈るときは相手の状況を想いながら書くが、
10年後の自分はどうなっているか全く分からないのだ。
幸福なのか、平凡に暮らしているのか、苦難の最中にいるのか。
そこで10年後の自分へ宛てた内容は励ましと感謝の言葉と、
今現在大切に思っていることを手紙にしたためた。




未知の状況の自分に想いをよせて書くことは本当に不思議だったが、
書き終わってみるととても温かな気持ちにもなった。
普段自分に対して手紙を書くことがない分、
自分への労いの言葉を書いてみると、
自分が自分にとって大切な人(親友や家族のような)であるという感覚になったのだ。

普段の生活を送っているとついつい自分の存在をおざなりにしがちな私ですが、「今まで30年間よく頑張った」「本当にありがとう」というような自分の存在に対して感謝の気持ちが湧いてきたのだ。

”自分を大切に”とはよく聞きますが、私は自分への手紙を書いた経験を通して自分が存在しているという事に対して初めて自分は自分にとって大切な存在であると気づきました。(文章が分かりづらくて申し訳ないです)
10年後、手紙を読むのが今から楽しみです。

皆さんも時間があれば是非自分への手紙を書いてみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
良い一日になれるように祈っています。

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