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(たぶん)最後の隊員総会とあれこれ


どうも、トンボです。


(一瞬ロスバゲしながらも)無事、任国外旅行からマダガスカルに帰国して、気づけば数週間が経過しました。


エジプト旅行もそれはそれは充実したものだったんですが…旅行の話ばかりしていたら何のブログか分からなくなるので、帰国してからの今月を振り返ります。ちなみに前回記事の末尾に、『エジプトは日本です』と書きましたが、エジプトの中でもカイロは日本でしたが、その他の場所はまだまだ発展途上なんだなと感じました。特に有名な観光地のルクソールは馬車が走っていることもあってか動物臭さがあり、マダガスカルとも通じる部分があるなと。


とりあえず載せとくピラミッド


さて帰国してからですが、まず1週間に渡ってマダガスカルの在日本人向けの安全対策に関する会議や、協力隊員同士での活動の報告会、また隊員総会という協力隊員による集会などがありました。活動の報告会は各隊員の任期の半分もしくは帰国直前にあるもので、それ以外の会議や隊員総会は半年に一度の頻度であります。



ということで、自分は半年後にはもう任期を終えている予定なので、今回の隊員総会が最後となりました。自分は一応総会委員という隊員総会を中心になって事前準備・当日運営する委員会に所属し、数カ月前から他のメンバーと準備していたのもあって、ひとまず無事に終わってよかったなとほっとしています。まあほとんどの準備は後輩隊員が頑張ってくれたので、自分がしっかり携わったのは当日の運営くらいだったのですが。




半年ぶり2回目の司会業



今回は新たな試みとして、JICA事務所のスタッフさんにお願いして隊員向けに講話をしていただき、国際協力や開発協力に関わるうえで必要な知識や心構え、また隊員経験スタッフからは隊員時代のお話をお聞きすることが出来ました。



個人的には昔から国際協力に興味があったけど、ひとまず医療の資格や経験を得ることを人生の中心として動いていたため、こういったものをいわゆる勉学や仕事の中心の時間に学ぶことは無く、空いた時間や別の軸で動いていたものだったので、今生活の中心として国際協力に触れることが出来るのは毎回非常に嬉しいなと感じています(伝わるかこの感覚)。


一方で、やりたいことに向き合う中で、理想とのギャップや、目の前のうまくいかなさ、自分の不甲斐なさとも出会うことが増え、気分が落ち込むことも多くあります。特に、この期間中にあった他の隊員の報告を聞く機会などには、無意識のうちに自分の活動や過ごし方と比べてしまい、「自分は全然できてないな…」と考えやすいです。


ですが、(自戒のためにも記しておくと)【他人と比べるよりも過去の自分と比べるべき】とはよく言ったもので、配属先や住む地域や家などの環境、同僚や近隣の人などの出会う人などなど、隊員それぞれが全くと言っていいほど異なる環境で暮らし・活動しているので、そんなものを比べてもしょうがないのです。


一年前の自分と比べて何ができるようになったか、どう変わったのかを考えることが精神衛生上とても重要なんだと思います。まあ自分自身の成長やら変化って気づきにくいので、それはそれで難しいんですけどね。私にとっての1つの指標はフランス語の語学試験だったりします。別のベクトルでいうと、協力隊に来てから昔よりも涙もろくなったので、それはいろんなことを経験したからなのかなあと思ったりしてます(おじさんになっただけとか言わないで)。



総会委員の打ち上げで初めて行った焼肉


話は逸れましたが、そんな感じで最後の隊員総会も終わり、総会が無ければこうやって隊員みんなで集まることもそうそう無いんだろうな~とかも思いつつ、先週からようやく普段の生活に戻りました。



配属先は良くも悪くも特に変わっておらず、けど久しぶりに顔を見せたら同僚たちが嬉しそうな顔をしてくれたのでほっとしました。なんとなく、マダガスカルで自分が帰ってきたと言える場所があると思えたことがよかったです。



活動としては、来月末にあるマダガスカルの独立記念日に向けて患者さんと一緒に何かしらイベントをやりたいねという話をCPをして、これから準備を始めようかというところです。


一応去年も同様の流れでイベントを開くことが出来たんですが、その時は大学から作業療法の学生が多く来ていて、彼らの多大な貢献によってなんとか実現できた形でした。今年はこのタイミングでは来ない(というか私の任国外旅行中に来ていた)ので、自分たちだけでできるのか…という新たな挑戦になります。




ということで今日、というか今月はこんな感じ。
ではまた!

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