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素敵な本に出会いました


小鳥書房さんの
本屋夜話「小鳥書房文学賞」詞華集という本をご存知ですか?

先日、私はこちらの本を購入しました。

手のひらサイズ、はじめのページをめくると数枚の写真ページ。
写真が終わると商店街を思わせる文章へと続きます。

そして、『とり』をテーマにした12の物語が紹介されています。

12の詳しいとりのお話しについては、読んでからのお楽しみにさせてください。

本の中で、個性豊かな鳥たちは皆、羽ばたいています。
どのお話しも素敵なお話しです。

とても素敵な本なので皆さんに知ってほしい、
読んでいただきたいと思い書いています。

小鳥書房さんとは小さな出版社兼、まちの本屋さんだそうです。
今回の「小鳥書房文学賞」には、百六十七点もの作品が届いたとのこと。

作品には
中学一年生、漫才師、本屋の店主、親子でそれぞれ書いた方、八十代の方、少年院で過ごす少年たちなど、さまざまな方からの応募があったそうです。

小鳥書房の店主の方が、あとがきにこんな事を書いていらっしゃいます。

小鳥書房の常連さんたちが、
「はじめて小説を書きました」といって応募してくださったことも、たまらなくうれしかったことのひとつ。
いつもは「お客さんと店主」として接していたのが、「作者と読者という関係に変わる」
作者への垣根を越える瞬間に立ち会うことができた私は、なんて幸せ者なのでしょう。
読むことと書くことで使う筋肉は違うけれど、誰もがもっと自由に羽を広げて空想していいはずです。

私は店主の方のあとがきを読んで、まちの中にある小鳥書房さんが頭にフワッと浮かびました。
本好き、書くことが好きな方の集まる素敵な空間なんだろうなと。
きっと素敵な本屋さんなんだろうなぁと。
そして、素敵な店主さんなんだろうなぁと。




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