バカップルの夜明け~~ヒッピーの合言葉~~

「結婚して下さい!」
「初日?」
「うん!!」
彼の脳裏に見たのは虹色の点滅、火の崩れる姿、なにか、修学旅行の着火の光景から生まれた連想なのかも知れなかった。その時、彼はいきなり、生きられる、のけものにされる前に倒せる、遠慮の無い真実を生きられると思ったのかも知れない。
そして、告白してしまって、後から思考したらイイや、と、思った。
Wデートはパートナーの交換のように機転や融通には溢れている。
併しその印象は、万全には、良くない。
それも考えていた。常識を使うとここの自分は成長しない。彼女も、もしくは、そう考え、つよい気持ちは彼の方に、あった。もう地盤になにも頼らないと決めた時、ひとは華やかな軌道をリスクを超えて頭に思い描くのかも知れない。
そうして本音になると地味を心から嫌えて彼は、仕様無い。
結果は他人に評価されるからには、方法は勝ちたいのかもしれなかった。
優雅な解法のように。
創造の産みの苦しみを引き受けて、客観性に個性を認めさせられないのは自分のせいに思えて来た。過去はいけない。退路は本当に汚く、みえた。
放浪をして独立独歩の孤立をする彼女。政治的な連帯や学生運動や、かりそめの戦争反対を聴いた後に、しっかり受け止めたそれは、捨てまくろうと思った。人に成って居ないのに人間の話をしている。正直言うと、彼女は腹を立たせていた。客観視するなら、偽善の少しの価値、という、それも無い。協力を募って誤魔化して、いる。すこしはさあ0から、やりなおせという気持も有ったかも知れない。ライフスタイルとして失敗した恋愛から。軍需の高まる前に、自由恋愛に失敗したかの如き婦女や青年は溢れかえっていた。それを微笑ましいと思う程、嘲りも何か止まらない。新たなありかたを創れない人。それは許せないという気持ちに近かった。その日から、4人組のカップル達は全員、浮気を始めた。手始めに過去を壊したかったのかも知れない。

相互援助そのものは、大切と、思います。有償のことをする余裕を持って、無償の活動を敢えてする系のスタイルを、とってます。 プライスレスに、人生を再始動したい人には情報を提供出来るかなとおもいます。OK??? 企画倒れは充分警戒したいし、格闘技なら階級低め、組織ならNPOは、穴場。