奥多摩をのぼる-大岳山-
昨年からハイキングやちょっとした低山に登っています。すばらしい眺望を拝むたび息をのみ、日常を忘れる。中毒者です。
今回は東京奥多摩にある『御岳山』から『大岳山』へと登ってみましたので、道中の光景を記してみようと思います。
前回記事(下記)の続きです。疲れた身体で登山はするもんじゃないという教訓を得ましたね・・・笑。
御岳山
『御岳山』まではケーブルカーを使えます。海外からのお客さんとファミリー連れが多くて混雑しています。さすがに人気の低山。
大気が澄んでいればスカイツリーも見えるらしい・・・。と、隣の人々の会話が聞こえてきます。腹ごしらえと日焼け止めを塗って出発です。
山頂にある『御嶽神社』で登山の無事を祈願しておきました。
天狗の腰掛杉
『大岳山』方面にずっと進んでいくと大木が現れます。樹齢は350年を超すのだとか。天狗もそんなに高いところに腰掛けなくてもいいのでは・・・。
ちょうどこの大木が登山ルートの分岐点になっています。本当は『奥の院』方面に進むつもりだったのですが、上級者コースと書いてあったので上りは断念して下りで挑戦することにしました。
あと熊の出没情報が・・・汗。
ロックガーデン
沢沿いが涼しいということで、楽しみにしていたロックガーデンコース。思ったよりも水量が少なくてちょっと残念。しかし、苔は綺麗。
途中の東屋で休憩をとって再出発です。山頂はまだまだ先です。
大岳山
林の中をひたすら進みます。アップダウンはそれほどありませんし、木漏れ日がとにかく綺麗だったので気持ちよく歩けます。
山頂が近づくと山荘と神社が見えてきます。このあたりで皆さん休憩しているご様子。
そこから山頂にかけては勾配もありますし、岩場・鎖場も出てきます。なんだかんだで足場があるので上れますが注意は必要ですね。見た目ほどの難易度ではないです。
登頂です!『富士山』見えず・・・。でもすばらしい眺めです。標高は1266mです。
ここで昼休憩。コンロを使って料理している人々を観測しました。荷物増えるけど楽しそう。ハエがやたら多くて鬱陶しいのが難点ではあります。
大きいカメラを握っていたせいか、山頂で撮影依頼がありました笑。
鍋割山
山頂で休んだ後は上級者コースで下山します。熊の出没情報があったので、ヒヤヒヤしながら進みます。このコースは人も少ないので熊対策必須です。
なんとか『鍋割山』まで無事にたどり着きました。が、この山には"見晴らし"という概念はないらしい。
奥の院
熊を警戒しながら道らしき道を歩きます。道も心も細いです・・・笑。ひっそり構える『奥の院』に到着です。ここまでくると人々の声が聞こえてくるので一安心です。
『奥の院』から少し下ると、視界が開けるところがあって街並みが拝めます。方角的には青梅の市街地なのかな?
七代の滝
最後に滝があるということで、見に行ってみることにしました。好きなんですよね、滝。
これが失敗で、この『七代の滝』に行くのにかなり下ります。そう、帰りはかなり上るということです。こぢんまりした静かな滝ですし、体力のある元気な時に見に行きましょう笑。
この登山を機に、熊除けの鈴を購入しました。良い音がなります笑。
"こんな暑い時期に・・・"と思われるかもしれませんが、標高が高い分涼しいですからね。身体動かすので暑いのは間違いないですけど、下界より気持ちが良い汗がかけます。景色も美しいのでね。
健康なうちにどんどん登ります。
それではまた👍
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