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「夢をよく見る」という事象について調べてみた

こんにちは。オモワレです。

目覚めたときに眠っていたときの夢を思い出す。
すぐ忘れてしまうようなおぼろげな夢もあれば、現実なのではと錯覚するくらいリアルで鮮明に覚えている夢もある。
誰しもが身に覚えのある経験だと思います。
自分は普段あまり夢を見ず(もしくは覚えていない)に生活しているのですが、ここ数日はなぜか連日夢を見た記憶が残っています。
なぜ急によく夢を見るようになったのか、そもそも夢とは何なのか、少しだけ気になって調べたのでまとめてみました。

最近よく夢を見る

ここ数日よく夢を見るのですが、良い夢・悪い夢の両方ありました。
今日は自分が出ているサッカーの試合でパスミばかりしてしまい、体が自分の言うことを全然聞いてくれず、自己嫌悪に陥る嫌な夢でした。。。
それにしてもなぜ最近になって夢をよく見るようになったのでしょうね?

そもそも夢とは

人が夢を見る理由に関しては諸説あみたいですが、人間の普段の生活で起きた出来事・脳に集めたあらゆる情報を整理するために見ると言われている説が有力だそうです。脳内に蓄積された記憶が睡眠時に処理され、過去と直近の記憶が結合する際にストーリーとなって映像化されたものが「夢」と言われています。
夢として現れる記憶の結合は意味ある結び付けではなく、どんな記憶同士が結合されるかは分からないので、「大学を舞台に小学校の友達と一緒に何かする」という意味不明なことが起こったりするようです。

夢を見る理由~なぜ人は夢を見るのか~

まず、現段階でははっきりとしたことは分かっていないそうです。
夢に関する研究は夢学(ユメオロジー)と呼ばれ、心理学や脳科学、神経科学など多くの研究領域において仮説が考案されている段階です。

その中で面白い仮説がいくつかあったので紹介します。

仮説①夢は満足したい願望の表れ

オーストリアの精神科医であったフロイトによって唱えられた仮説です。
フロイトは多くの人の夢を分析した結果、怖い夢も含めて睡眠時に見る夢は「人々が望んでいる何かを映し出したものである」という仮説を提唱しました。
夢は満足したいという人々の充足願望を表していると考え、この仮説は現在でも多くの研究者から支持を集めているそうです。

たしかに自分もサッカーで活躍したいという願望を持ち合わせていて、それがうまくいかない夢だから「嫌な夢」として認識しているのかも?と思うと辻褄が合うような気がします。

仮説②日中覚えたことを覚えておくor忘れるため

睡眠時にはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているのですが、レム睡眠のときの夢を覚えている可能性が高いそうです。レム睡眠時には脳内の前頭葉という高度な理解に関わる部分の働きが低下している一方で、感情と記憶に関わる偏桃体が活発に活動しています。

つまり日中に覚えたことを脳内で整理している状況で、様々な記憶の引出しを開け閉めしている状況で、感情に訴える部分で夢となって表れるということです。

逆にストレスがかかると不眠になったりしますが、これはストレスによる恒常的な緊張感が原因という説がある一方、ストレスの元凶となる負の体験を脳に定着させないために脳が寝ないという選択をしているのではないか?という新仮説も出てきています。

色々調べた結果、最近よく夢を見るという理由は分からず

ここ最近よく夢をみるから何か自分に変化があったのではと思っていたのですが、とんだ杞憂のようでした。
どんな状態でも人は夢を必ずみていて、それを覚えていれば「夢を見た」という状態になるそうです。

つまりこれらから導き出せるオモワレの仮説は、「最近はよく感情が反応している」ということなのだと思いました。
感情が動くから夢を見て、その内容は自分の満足したいことの表れであると。

はい、自分の見た夢と照らし合わせると中々納得性の高い結論に落ち着きました。調べてみてよかったです。
みなさんはどんな夢をよく見ますか?最新の研究によると感情のコントロールができれば良い夢を狙ってみることもできるそうなので、悪い夢をよく見るという人は調べて試してみたらいかがでしょうか?

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