うん○漏れたときの練習
運転中。
妻ハンナと保険屋へ相談に向かうの道中のこと。
真顔で言われた。
ハンナ「あなたはさ、保険屋と相談中に私がうんこもらしたら、どうやって助けるつもり?」
一応ハンナの顔見といたけど、なぜだろう。
真剣だった。
(まず今日1時間早く到着するから、うんこは先に済ませておけよ。としか頭にうかばなかったことは置いておいて)
僕「うーん、僕が漏らしたことにして
すみません、トイレ行きますって部屋から出るとき、ハンナも一緒に来てって言って」
ハンナ「それじゃダメなの!」
なにこのやりとり。
ハンナ「私、うんこ漏れてるんだよ!?
動けないじゃん!!」
僕「え、じゃあどうすれば良いの?」
ハンナ「いい?まず、あなたが漏らしたことにして。そして漏らした事を全面に出して。とにかくモジモジしてて。
そしたら全員、臭いしモジモジしてるあなたが犯人だってわかるから。」
僕「それで?それでもハンナは救われてなくない?」
ハンナ「そう。それはもういいの。
その状態で、最後まで行く。」
僕「えぇ!??」
ハンナ「そう。それであなたは私に耳打ちをして。「ぼく、うんこ漏れちゃってどうしよう。」みたいな感じ。相手に聞こえるように、でもヒソヒソ声で私に相談をする演技をして。」
ハンナ「打ち合わせが終わったら、そこで「すみません、お手洗いはどこに」って言ってそとに出て。
でもその時、私を前にして、私の尻を隠すこと忘れないで!ぴったりくっついて歩くの!いい!?」
ハンナ「じゃあ練習するから!
まずはあなたの台詞。
ヒソヒソ話で「ぼく、うんこ漏れちゃってどうしよう」から!どうぞ!」
打ち合わせまで、1時間練習した。
結果、
保険の相談中に突然モジモジし始め
隣に座る妻の耳元で
「ぼく、うんこ漏れちゃってどうしよう。」
とかなり大きな声で呟き
その後は何故か何事もなかったかのように、保険の相談を最後まで行い
終わるとすぐ、妻の尻にピッタリくっついて歩きトイレに向かう
あまりに気持ちの悪い
保険見直す前に人生見直した方が良い夫が完成した。
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